里見先生と近所の新米お母さんマリ子さんと赤ん坊のサユリちゃんを登場人物にしたマンガとその後の解説

フォローアップミルクは単に脂肪の多いミルク。必要ない。宣伝しなければ粉ミルクの売り上げは40%もおちこんだんだそうで、つまり必要ない人までつかっていたってこと。

わたしたちの周りには人工的につくられた化学物質があふれていて、それらは自然の微生物などが分解できないから、食物連鎖によって、やがて私たちのところに帰ってくる。母乳からダイオキシンが検出されたりする。

遺伝子組み換え食品も同じように自然にとって未知なもの。これからなにがおきるかわからない。

食品添加物(化学物質)の認可の経緯を里見先生がしらべたところ、使っているデータがその食品添加物の会社のデータだけだったり、出典があきらかでない資料だったりで信頼がおけない。消費者はもっと怒らないといけない。BSEの対応がいい例。BSEの発症は8から10年かかるので、食べてしまった人が発病するのはこれから。

また、ジャガイモなどに芽どめのため、放射能がかけられていることがある。これは被爆したものを食べるのと同じこと、他の食品にも放射能をかけて日持ちさせようなどのうごきがある。


食育!?いちばんヤバイのはこども、なんだぞ (Chio Special (テーマ/微量毒物))

  • 作者: 里見 宏
  • 出版社/メーカー: ジャパンマシニスト社
  • 発売日: 2005/08
  • メディア: 単行本