著者は7年かけてお金を貯め、地元にアパレルショップをだすが、商品がうれず、夢をあきらめきれずに借金をかさね、総額2000万。闇金にまで手をだして、弁護士にも負債を減らすのは無理、自己破産しかないといわれる状態に。

そんなときシャワーのヘッドからあらわれたのが「自称宇宙」さん(声はきこえたらしいが姿かたちやセリフはフィクションらしい)
自称宇宙さんの態度がドヤで、語り口がかなり「ドS」なのだが、ちゃんと宇宙のおきてを教えてくれて、それに従った著者は、お店の売り上げアップ、新しいスキルを活かしてビジネスを始め成功(アパレルショップでなくなったけど)、借金は9年で返済、パートナーを見つけ結婚して二人の娘も授かった。


宇宙へのオーダーの仕方。

宇宙には奇跡があふれている。完全なところで不可能はない。定員のない宝くじのようなもの。
でも、退屈だから、わざわざ苦労てドラマティックな経験をしたい人が地球に生まれてきて人生ゲームで遊んでいるようなもの。映画の主人公ともいえる。そしてエンディングは自分できめることができる。

人間はもともと潜在意識で宇宙とつながっていて、宇宙にオーダーすればなんでもかなう。
でもオーダーの仕方を間違えている。宇宙にオーダーするときには完了形でする。
「借金2000万円10年で返済できました。ありがとうございました。!」これを口癖にする。

宇宙はエネルギーを増幅させるだけのところ、だから願ったことは何でもかなってしまう。下でいうNGな願いもオーダーされてしまう。だから口癖を変える。
これはNG
「自虐」今日も売れないな→売れないオーダー入りました! 
「懇願」借金を返したい→借金を返してしまうと「返したい」にならないので返せないようにします!
「夢見心地」年収2000万円になりたい→2000万円になりたい状態のオーダー入りました!

願望をかなえる3つのオキテ
・結果を決めて宇宙にオーダー。
・ヒントは最初の0.5秒でつかんで必ず実行すること。
・口癖をうまくいく口癖にかえること

宇宙とつながるパイプ。潜在意識をきれいにするには「ありがとう」を5万回いう。これでネガティブなエネルギーでつまったパイプをきれいにできる。
宇宙へのオーダーを正しく通すために「ありがとう」を1日500回いう
。潜在意識は顕在意識の6万倍の容量がある。いままで潜在意識にいれてきたネガティブな言葉を上回る「ありがとう」でパイプをきれいにしたら「愛してる」で顕在意識と潜在意識が相思相愛になる。信頼関係がうまれ、オーダー力は6万倍。

ただし、いままでのネガティブなオーダーを処理しきるまではポジティブなオーダーはかなわない。もしオーダーがかなわない場合は、タイムラグ。タイムラグを消化したら、その時はくると信じて続けること。

オーダーのあとで起きることはすべて宇宙の采配。あらゆることに紐づけて「やった、願いがかなったぞ」という。いいことがおきても悪いことがおきてもいう。宇宙に愛と信頼をよせれば宇宙もそれにこたえる。

どうしても誰かに動いてほしいときは、その人の眉間にむけて愛しているビーム!

人間は変化を嫌う。不幸な状態からぬけでるときもその法則は働く。そのシステムのせいで何か変化がおきるときはドリームキラーがあらわれる。それは自分の潜在意識に試されているのだ。潜在意識は「かなっちゃうけど、本当にいいの?」と聞いている。だから自信をもって「イエス!幸せを受け取る準備はできました」という。

お金は先払いシステムになっている。支払うときめればその通りお金がそろう。
お金がはいってくる入金口癖。
宇宙銀行の自分の通帳にお金がたまっていくイメージをしながら「チャリン、チャリン」といってみる。
ありがとうをいいながら、宇宙通帳に入金が記載されるイメージをもつのもいい。
お金をオーダーするときはより具体的に、資格取得のための講座代金○○円」などの方がよい、さらに周りの人を幸せにするイメージをもつとよい。
苦手なジョギングをしているとき、勉強が苦しいときも労働に対する自給が宇宙銀行に利子付きでたまっていると思うとよい。やがて現実に引き出される。

宇宙は一人の人間にひとつ存在する。その宇宙で起きること、見えること、すべてが自分自身。環境や使っているものもその人自身。口癖で潜在意識が変わると宇宙も変わる、そして愛にみちた人がやってくる。世界が動き始めたら次は自分の内側から外側へ仕組みを伝え、目に映るものすべてに愛をそそぐ時期がやってきる。そうしたら宇宙へのオーダーの仕方を外へ発信する。考えるよりやってみること。
口癖は「あれもこれも全部自分自身」

ドMな人間はやりたいことや欲しいものがあっても行動しないいいわけをする。そして死んで地球から離れてからやり残しに気が付いて帰ってきたりする。不毛なループ。
オーダーをかなえるための能力は湧いてくる。自分に湧いてくるか必要な能力をもつ人があらわれるかはわからない。でも、ちゃんと宇宙はオーダーすれば授けてくれる。口癖は「能力は湧いてくる」

期限がきたときオーダーがかなわない場合は利子がついてかなう。だから期日がすぎたら「やったー利子がついた~」と喜べ。ボーナスつきでドラマティックにオーダーはかなう。
「なんだやっぱりかなわなかった」は禁句。宇宙は愛と信頼をよせる人が好き。

個人の中にある宇宙とつながるパイプの他に、磁場がよくエネルギーを発している場所も宇宙もつながっている。神社などが多い。神社では住所氏名を名乗り、宇宙への信頼と愛を伝え感謝の念を贈ること。毎月1日にお参りして「おかげさまで無事に新しい月を迎えることができました。いつも素晴らしいエネルギーをいただきありがとうございます。」と唱える。宇宙に愛とエネルギーを届けるとエネルギーが循環され自分にめぐってくる。

男は「女神を幸せにしているオレっていい男」と言う。妻の幸せ度がそのまま夫の自己評価を高める。女は「男が女を幸せにする場面」を奪ってはいけない。男を100%信じて母親のように面倒みるのではなく、こうしたいと伝えて、幸せな時間を作ってくれた男に感謝すること。お互いに「愛している」と伝えること。無理なら眉間にむかって愛しているビームで練習。
お互いを信頼しあって、愛を伝えあっている夫婦で宇宙にオーダーすると力は倍にも数十倍にもなる。

子どもはピッカピカの宇宙パイプをもっているが、家族の中で流れるエネルギー、特に母親に影響されて、母親を幸せにしようと頑張るが、母親が幸せになるには母親がオーダーしないといけないからこれは無理。それなのに母親が幸せでないのは自分のせいだとネガティブな言葉で宇宙パイプをつまらせていく。これがドM生産ライン。
変えられるのは自分の宇宙だけ、ただし自分の宇宙には自分に全責任がある。自分の子どもに最高の人生を送らせたければ、自分が願いをかなえて幸せになる姿をみせるだけでいい。家族ではなく、まず自分が幸せになれ。

あまりにも人間の不幸体験連鎖がとまらず、奇跡のオーダーが届かないので宇宙は修整をはじめた。これからは「幸せな人だけが幸せになる」

金持ちになりたいなら金持ちを装う。欲しいものをみるたびに「十分なお金がある」を口癖にする。そして常に証拠をさがして紐づけする。「ご飯が食べれた」「家賃が払えた」だからお金があると。宇宙には善悪の判断も事実と既成事実の区別がつかない。だから装うとそれが現実になる。

オーダーしたらとにかくヒントに従って動く。ことわざにはオーダーを受け入れる言葉と受け入れない言葉がある「二度あることは三度ある」と「三度目の正直」前者はうけいれない、後者でうごくかどうかがオーダーの現実を左右する。一寸先は光なのだ。

究極の入金口癖
「払えるオレってすげええええ!」と1日10回言う。お金を払うとき「ありがとう。いってらっしゃい。お友達を連れて帰ってきてね」、お金が入ってきたとき「おかえりなさい、ありがとう、愛しています。」という。

宇宙には時間の概念はない。強いて言うなら未来から過去へと流れているといった方がただしい。宇宙さんは未来の著者からのメッセージを過去の著者に伝えていた。宇宙からの一番のヒントは「未来の自分からのメッセージをキャッチしろ」そして「過去の自分に愛と信頼をこめてメッセージを送り続けろ」過去は変えられる、だから過去にむかって呼びかける。
「やめないで、やめないで。今やめたら、ダメだよ。君は必ず幸せになれるんだから。未来の君は本当に幸せで、頑張ってくれた過去の君に感謝しているんだから」
「だからお願い、やめないで。絶対に、やめないで」