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打たれ弱~いビジネスマンのための ゆうき式 ストレスクリニック [ビジネス]

打たれ強い人には3種類いる
・鈍い人
・ストレスを感じるけど、必死に耐えている人
・ストレスを感じるけど、テクニックによってそれに対処する方法を身につけている人
3番目が本当に打たれ強い人である。

内容は派遣社員で32歳を迎えるサラリーマンの主人公「ゆき」(男性)が、新宿を歩いていると「新宿の妹」というクリニックの看板をみつけ、自信満々な精神科の女医「生子」に出会い、いろいろな悩みをカードに書いて、1回に1枚について処方箋をもらうという形式で進む。
最後にクリニックは資金繰りがつかず、なくなってしまうけど、その後復活するというラストもあるよ。

第1章 いつもヘコミがちなあなたへ
・失敗が怖くて告白できない
 ウソですら繰り返すと真実のようになる。
 意中の人に告白するなら、好きだという気持ちを角度を変えて何度も繰り返し伝えよう。相手との嬉しかったエピソードを添えると効果的。
 この方法は自分にも使えるので、普段から「うれしいことをまとめたメモ帳」を用意して、ネガティブな気持ちのときに見るのも効果的。
 
・苦手なお局様に、いつも口癌家でやり込められてしまう
 女性は感情で話すので、論理的に話す男性より発言が早い。
 発言量が多い方が、口喧嘩では勝っていると感じられるもの。
 違いを認識して、男性は「本題と関係ないことをいっていないか?、女性は「言い過ぎていないか?」注意しよう。

・相手にまるで興味をもってもらえない
 誰かに自分をPRするときにはイキイキとした「夢を語るような言い方」に変えてみる。すると印象は変わる。
 レンガ職人の例 1レンガを積んでいる 2自給1000円で働いている 3立派な教会を建てている。
 3が一番印象がいい。
 相手の話を聞くときも、一段掘り下げて質問をすると、「興味をもってくれている」と思われて会話が弾む。
 妥協を重ねてたどり着いた今の場所でも、あなたの夢のかけらが残っているはず、その気持ちを思い出して。

第2章 いつもお疲れ気味なあなたへ
・緊張しちゃうと何もかもうまく行かない
 誰でも必ず緊張する、緊張は悪いことではない。「緊張したっていい!」と自分に言い聞かせる。
 つらいときは「緊張している」ではなく「ドキドキしている」と言い換える。
 「緊張」を消す訓練として、映画館などの前列で、後ろを振り向いてみるのも手!
 「やってはいけないこと」「感じてはいけない気持ち」なんて何もない。否定しないで「あってもいいんだ」と考えて。

・周りの人間関係に疲れてばかり
 あなたの知り合いのグループ同士の連絡は少ない方がいい!愚痴などをうちあける場所がなくなってしまう。
 そのため、恋人の友人とはなるべく連絡を取り合わない。
 同じように自分の恋人と友人の連絡はとらせない。
 すでに、別のグループ同士で濃密な人間関係ができあがっているなら、別の友達グループを開拓する!
 大人であれば秘密があるのは当然。それがあるから安心して生活できる。

・フレれたショックから立ち直れない
 人の性格や行動は「遺伝子」と「環境」からできているので、あなたがどうこうできません。
 周囲の人の性格は、すべてプログラミングされたゲームのキャラクターと考えると、相手の行動は変えられないから、今の自分の行動に集中でいるのでラク。
 いちばん不味いのは、自分は被害者だと思うこと。それは未来の放棄になる。

・仕事に忙殺されてクッタクタ
 ツボに砂とか小石からつめてしまったら岩は入らない。
 岩=あなたにとって大切なこと、小石や砂=雑事
 まず、あなたにとっての岩を明確にして、1紙に書く、2周囲に言う 3今この瞬間なにかをするをやろう。
 3つともできないなら、それはあなたの岩ではないのかも。
 急な仕事でもあなたの岩とは限らない、まず岩を最優先に考えるクセをつけよう。

第3章 いつもイライラしっぱなしのあなたへ
・ムカっとしても、相手に言い返せない
 あまりに強い脅迫は、相手の心を閉ざして逆効果。それより、怒りの根本には自分の「困った」があるはずなので、それを相手に伝えよう。すると相手は、自分は立場が上で助けを求められていると感じるもの。
 告白でも、正直に胸のうちの「困った」から切り出してみるのも手。

・ときどき意味もなく気分が落ち込んでしまう
 燃料切れになる前に、「これさえあれば」を用意しておく。そして常備薬のように近くにおいて、気持ちが落ち込んでしまったときに、すぐに使う。大切なのは燃料切れになる前に補給しておくこと。
 大切な人の心のガソリンも、補給してあげるのを忘れずに。

・相手との関係が長続きしない
 人間には、到達欲求型=アメ(報酬)に対して強く反応する人と、回避欲求型=ムチ(罰)に対して強く反応する人がいる、相手にあわせて伝え方を変えよう。
 長くつきあっているパートナーとは、一方がアクセル、一方がブレーキになっているもの。ビジネスでも同じ。相手の反応は、あなたを信じていないのではなく、自然な役割分担のせいかも。

・イヤ~な相手を何とかしてやりたい
 人は誰かの行動をみると、状況のせいよりも性格のせいと考えやすいことを覚えておこう。
 相手との付き合いが長いほど、その傾向はアップする。
 たまには「相手の立場や行動をイメージ」すると、状況のせいと判断できることがある。
 なにかトラブルがおきたら「相手の性格が原因じゃない」と考えてみること。

第4章 いつも楽しくないあなたへ
・何だか気持ちが満たされない
 人間には「慢性的な飢餓感=まんきが」がある。どんな幸せに浸っても必ず飢えるのが人間。慣れるので。
 それは、生き残るために必要だったから。
 飢餓感があるから「行動」することができる、飢餓感を感じたら、それは大きく変わるための合図。

・不快な気分からなかなか抜け出せない
 人は不快な気分を感じると、とにかく最優先でそこから抜け出そうとして、お菓子を食べたり、テレビを見たりするが、それは本当に望んでいることでなく、不快な気持ちから抜け出そうとしているのだと理解する。
 だから、一時的に不快な気分をやりすごしても、終わるとまた不快な気分がやってきて、またお菓子を食べてとなる。このエンドレスループを抜け出すには、何をやってもこのマイナスから20分は抜けられないと考えること。実験でもこうして開き直ると、本来の勉強や仕事に集中できるという実験結果がでている。
 何よりのストレスは「孤独感」、孤独感のストレスが最も集中力を奪う。だから仕事中にメールチェックしてしまったりする。でも「みんな」なんて幻想だから、何をしても20分は逃れられないを使って切り抜けよう。
 苦しみはあって当然、マイナスの気持ちを完全になくさなくていい。そう思うと毎日がほんのり楽しくなるはず。

第5章 いつもうまく行かないあなたへ
・ワガママな相手に振り回されてしまう
 相手への返事は3秒以内。とりあえずOKしてしまって、それからこちらかも頼みごとをするのが効果的。ウダウダ迷っているより印象がいいし、直後の頼み事は断りにくいので対等の立場にもっていける。
 正直な人間が信頼されるのは本当だが、人間が求めているのは「自分に都合のいい正直さ」、相手の望む言葉だけを正直に話すと信頼されると思ったほうがいい。
 あらゆる人間関係はお互いがかけた時間や労力の分だけ成長する。大切なのは自分から関係を続けようとすること。相手の話す内容や、依頼にはすべてチャンスがつまっている。
 良好な人間関係をつくるコツは、相手が降りたら、自分も降りる、相手が上にでたら、こちらも上にでるといった「しっぺ返し」戦略。

・一見うまくいっている関係だったのに、気が付くと相手が離れている
 男性は常に他の男性との優劣を比較してしまうものと理解しよう。
 相手を完全に打ち負かすと、相手はストレスを感じるので逆効果。勝てる勝負でも相手に譲るのがポイント。
 ビジネスでも相手に逃げ道を残して、味方にするように心がけよう!

・自分のこの性格を、どうしても変えたい
 性格を変えるなんて不可能。
 性格を変えてどうしたいのか=目標が、重要なのに、人は手段=性格を変えるばかりに集中して、目的を忘れてしまう。
 手段にとらわれていないで、素直に目的に向かって「行動」しよう。
 性格を変えて、異性にモテたいなら、一人でも多くの相手に会う、メールをする方が、可能性が大きくなる。



打たれ弱~いビジネスマンのための ゆうき式 ストレスクリニック (Nanaブックス)

打たれ弱~いビジネスマンのための ゆうき式 ストレスクリニック (Nanaブックス)

  • 作者: ゆうき ゆう
  • 出版社/メーカー: ナナ・コーポレート・コミュニケーション
  • 発売日: 2008/02/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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