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週末の手植え稲つくり―5畝の田んぼで自給生活を楽しむ [農業]

著者はフリーライターで、自宅は中野区にあるが、茨城県八郷町にたんぼを借りて、稲つくりをしている。

市民菜園などもためしたが、抽選にはずれるとできなかったりで、せっかく土をつくっても無駄になったりするのが不満だった。

取材でしりあったかたが、田んぼをやっているときき、援農にいくようになり、やがて、自分でも土地と家を借りて稲を作るようになった。

都会に暮らしながら、週末のみ通って、稲つくりを続けているそうだ。

借りている田んぼは5畝。
田んぼの単位は
畝 反 町
1畝は30坪 100平方メートル 1アール
1反(10畝)は 300坪 1000平方メートル 10アール
1町(10反)は 3000坪 10000平方メートル 100アール=1ヘクタール

著者はなるべく人力で、農薬をつかわないでやっているが、
田植えと稲刈りは手伝ってもらうそう。
毎年栽培法も変えており
苗も直播から苗代からいろいろ
試しているそう。購入もできる。
植え方は手植えで疎植。
最近はレンゲを植えたあとのアクを利用し、不起耕、無代掻き栽培もしたことがある。
でも、どんな方法が合うかは田んぼの条件にもよるそう。
GWは田植えだそうだ。
畔シートを引いて畔をつくる方法も解説されていた。

夏は除草、
深水栽培 レンゲのアク、ワラ、草、米ぬかをまく(マルチの効果)
ザリガニやドジョウに手伝ってもらう(農薬をまかなければ発生する)
コイやアイガモを放す。週末だとアイガモは無理らしい。
もちろん手取りや畔の草刈りも

秋には有機肥料をアバウトに与えるそうで、草と米ぬかの自家製ぼかしや、地主さんから分けてもらった発酵肥料などをあたえる。
8月には雀除けの案山子とテープをたてる。
病気もそれなりにでるが、疎植で植えた稲の茎葉は堅いせいかあまり蔓延しないそう
害虫も天敵まかせで、少々見場が悪くなっても気にしない。
収穫2-3週間前に水を落とし、溝をほる。レンゲの種をまく。抜き穂をして翌年の種もみをとる。
稲刈りをしてオダにかけて1-2週間干す。秋のちょっとした雨ならぬれても半日で乾く。無理なら機械乾燥してもらう。脱穀は手でしたこともあるが、今は機械(ハーベスタ)に頼んでいる。もみすりも。
著者の田んぼから250㎏くらいのコメが取れるそうである。

冬がくるまえに農機具やオダを片付けもみ殻をまく。お餅をついたりしてみんなで祝う。
燻炭をつくり。排水溝に向けて溝を掘り(暗渠)水はけをよくする。
山から土をとって焼いて殺菌したり、アセビで汁をつくって虫よけにしたりする。



週末の手植え稲つくり―5畝の田んぼで自給生活を楽しむ

週末の手植え稲つくり―5畝の田んぼで自給生活を楽しむ

  • 作者: 横田 不二子
  • 出版社/メーカー: 農山漁村文化協会
  • 発売日: 2000/02
  • メディア: 単行本



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