SSブログ
[PR]本のベストセラー

勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan [雑学]

勝間和代さんといえば、ワーキングマザーのサイト「ムギ畑」を主催されていたり、猪口大臣と少子化の本をだしていたり、男女共同参画の委員をされたりのバリバリのワーキングマザーですが、この本では、日本という国の勝間流分析と、それに対する提言がのべられている。
また、ワーキングマザー同士の対談ということで西原理恵子さん
若者のワーキングプア問題の対談で雨宮処凛さんとの対談がおこなわれている。

資本主義の限界
資本主義は「がんばったら報われる」という前提のもと多くの人に幸福をもたらしてきた。しかし、それは全体が成長している間のこと。資源を大量に消費し、どこまでも経済が拡大するということはない。いまは資本主義に変わる思想を世界が模索している時期。

著者によれば、日本では女性は差別されている。といいきっている。それは、企業の管理職や議員の数、賃金もっとマクロなところでは、著者の優秀な姉達が社会にでると、仕事がなく、みつけても結婚退職をせまられるという現実からきている。
著者は日本で女性の力を活用しないのは競争力の面からも不利といっている。もっと保育園をふやして、女性に働いてもらって、「女性をこき使う」べきといっている。女性の側にも甘えは捨てるべきといっている。子どもにも手に職をつけなさいといっているそうで、この辺は西原さんと100%意見があうようで、離婚できるだけの経済的自由をてにいれなさいといっている。
また、子どもに対する福祉が高齢者福祉に対してあまりに低く、それは高齢者が選挙権をもっていること、声を議員などに届けることができていることからきているといっている。家族省をつくってもっと公教育や無償の高等教育を充実させるべきといっている。

若者に関しては、経済が成長しなくなった国で、これまでのシステムが崩壊しかかって、未来に不安しかもてないことが問題といっている。しかし、世代は交代するもの。実力をつけて生き残ろうとする若者達にやがてチャンスはくるはず。若者のワーキングプアに関しては構造的なものもあるので、現状について知らせるべきといっている。


勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan

勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan

  • 作者: 勝間 和代
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞社
  • 発売日: 2008/09/27
  • メディア: 単行本



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

[PR]Kindle ストア ベストセラー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。