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小学校の「苦手な絵」をマル秘ワザで完全攻略 (新「勉強のコツ」シリーズ) [子育て]

他の運動や勉強と同じように、絵を描くときにも基礎・基本がある。
なるべく楽しくなるように絵の基礎基本がみにつくようにまとめた本。
1章だけは、少し我慢がいるといっていた。

絵を描くコツ
・カタツムリのようにゆっくりと線をかく
・早く完成させてしまおうと思わず、のんびりと心をこめてかく

口絵に参考作品がカラーで掲載されていた。

第1章 線で形を描くコツ
じゅんびするもの
スケッチブック(B4からA3くらいで紙が厚め)
油性ペン(黒色で太さ1mm程度の線がひけるもの)
ストップウォッチまたは秒針のある時計
コンパス

カタツムリの線・・・カタツムリの動きのようにゆっくりと、途中で切れることなく引く線。

レッスン1 直線トレーニング
スケッチブックに縦にまっすぐな線を10センチ間隔で3本引く。
その間の10㎝は15-25秒、20㎝なら35-45秒で線をひいて、そのスピードを覚える。
ペンなら消すことができないので心がこもる、鉛筆はだめ。
途中で時計をみない。
線の途中に黒い球のようなしみができたらうまくなったしるし

レッスン2 円形のトレーニング
コンパスで半径3.2㎝お6.5㎝の円をかいて、その線をペンで「カタツムリの線」でなぞる。
小さな円は15秒から25秒、大きな円は35秒から45秒くらいで終点につくように練習する。
スピードがわかったら、自由にいろいろな円をかく。

レッスン3 カタツムリのお散歩
スケッチブックに自由に縦横ななめの線を引く。スピードが速くならないように注意。

レッスン4 長い長いヘビ
横およそ35㎝、縦およそ25㎝の過スケッチブックを横にして、ヘビの頭としっぽをかく。
交わっている場所を何か所かつくり、さらに膨らんでいるところを1か所以上つくってヘビの頭としっぽをつなぐ。なるべくクネクネと。
模様をかきいれる、雑にかいてはいけない一つひとつ丁寧にかく。模様には太いペンをつかう。

レッスン5 線を閉じるトレーニング
絵が上手になるためには、しっかりと線を閉じる癖をつけること。
例では線が閉じていない魚と閉じている魚をあげて、閉じていると存在感のある立体的な魚になると解説していた。
そして
口が大きい、うろこの形がいろいろ、尾びれが長い魚をスケッチブックにかいてみるという課題があった。口絵の参考作品もある。

レッスン6 三つ目のおばけの顔
スケッチブックに例のような三つ目をかく。それを自分のすきなお化けの絵にしていく。
守ること、口、鼻、耳があること。画面いっぱいの大きさになること。黒く塗った部分をつくること(頬や髪の毛)
書いたらチェック
・カタツムリの線でかけたか
・閉じた線になっているか
・画面いっぱいにのびのび、かけたか
・黒く塗った部分があるか

レッスン7 のんきなおばけ
例のような眼を書いて、のんきなお化けをかく、顔だけでなく、体もかく。
「カタツムリの線」を守る。


第2章 水彩絵の具の使い方のコツ
準備
1章に加えて、水彩絵の具(100円しょぷのもの、専門家用のものは避ける)、4Bの鉛筆、黒の色画用紙

パレットの上で十分に色をつくる。そしてなるべく一発で色を置く。

レッスン8 一発彩色法
スケッチブックにコンパスで、右から直径10㎝の円、となりに縦に2つ並べた直径5㎝の円、となりに縦に3つならべた直径3㎝の円をかく。
パレットに緑色だけをだす。
水を多めにしてパレットの上で絵の具とかき混ぜる。
小さい円は小筆、中くらいの円は中筆、大きい円は大筆でぬる。
パレットの小さい部屋に絵の具をだし、大きい部屋で水としっかりかき混ぜること。
注意点
・筆に色水をたっぷりとふくませる
・画用紙にぬるときには、筆を「やさしくそっと置く」ような気持ちで
・一回ぬったところは重ねてもう一度ぬらないこと。少しくらい塗り残しがあってもよいので、白い部分をぬる。(一発彩色法)
口絵に参考作品あり
一発彩色法は難しいので何度も練習する。一度ぬったところは二度とぬらないことが大切。
画用紙の白が透けて見える、筆の跡がしっかり見えるのはうまくなっている証拠。

レッスン9 水加減の調節法
スケッチブックに縦にふたつの長方形(縦5㎝、横10㎝)をかく。下から2.5㎝刻みで横線をひく。
左に赤、右に青を、4段階の濃さで塗る。上をだんだん薄くするために水加減の調節が必要。
パレットの小さい部屋、左端から2番目に赤、右端から2番目に青をだし、下のパレットでそれぞれ水とまぜる
ゆるときの注意
・一番下のときは、絵の具にほんの少しだけ水をいれてつくる
・その上はもう少し水をいれる
・それぞれの段階を塗り残さずにぬる。なるべく重ね塗りをしない
・一番上はほとんど色がつかないこともある。4段階が目標だが、3段階でも合格
できるまで何回も練習しよう。

レッスン10 色の変化とタッチのワザ
スケッチブックに例のような気を2本かく(枝が重なり合っている木)
左の木を青、右側の木を赤く塗る。
パレットに、赤、青、黄をだす。青は多めに出す。
パレットの大きな部屋は左は青+赤、真ん中は青+水、左は青+黄を混ぜるのにつかい。筆はそれぞれの大きなパレットに対応させて使う。
筆のつけかた(タッチ)は木の丸みを出すように半円形にする。
一発彩色法を忘れずに塗る。
まず左の木を塗る。
どこを青紫、どこを青にするかは自由だが、タッチは半円形にする。
次の3つができていれば合格
・濃いところと薄いところがある
・青、青紫、青緑の色がある
・タッチが半円形になっている。
右の赤い木は縦じまのタッチでかく。
パレットを洗って、左から小さな部屋に青、赤、黄をいれる。大きなパレットは左から赤+青、赤+水、赤+黄をだして左と同じように混ぜて塗る。

レッスン11 たらしこみの術
スケッチブックに例のようにシャボン玉を4Bの鉛筆でカタツムリの線でかく。
パレットに、赤、青、黄をだして、大きなパレットにはそれぞれの色+水の水たまりをつくる。レッスン9でやった3段階目に薄い色程度にする。(シャボン玉の透き通ったかんじをだすため)
筆は4本。1本は水用。他の3本を赤、青、黄で使う。
小さいシャボン玉を選んで絵の具と混ざっていないただの水をつかう。シャボン玉の中が水にぬれたのを確認してそれが乾かないうちに赤、青、黄の色水をそっとたらす気持ちで置いて、にじませる(たらしこみの術)
・色水がジワーっと動いて広がれば合格、広がらなかったら上から水をぽとんと付け足す。
・画面の中でとなりの色と自然に混ざるのはよいが、画面の中を筆でかき混ぜないこと。
コツは画面の色と色を筆でいじりまわさずに自然に色水がにじむ様子を観察する。

レッスン12 ポスターぬりの術
黒い色画用紙に、コンパスか手書きで大きな円や小さな円をかく。上から白い鉛筆などでなぞる。
パレットに青、赤、黄、白をだし、大きなパレットに青+白、赤+白、黄+白をまぜる。
水はなるべく混ぜなでドロドロにして、白をたっぷり、しっかり混ぜる。
何度も重ね塗りして下の画用紙の色が見えなくなるように塗る。
色の変化はつけず、平らに塗る。


第3章 人間をかくコツ
準備
スケッチブック、油性ペン、絵の具道具、若竹色(明るい青緑色)などの薄い色の色画用紙、4B鉛筆

レッスン13 自分の顔をかくワザ
似顔絵でないので似ている必要はない。
「カタツムリの線」で「生き生き」とかくのが大切。
鏡はみないで触りながら、触った感じで線を引く。
まず、鼻の穴をさわり、スケッチブックの真ん中あたりに穴を二つカタツムリの線でかく。穴は少しどちらかにかたむけてかく。こうすると動きがでる。
鼻の穴のまわりをさわり、鼻柱と小鼻を確かめる。鼻柱の骨のあるところは硬いので「ごつごつ」小鼻はやわらかいので「ふにゃふにゃ」しているはず、心のなかで「ごつごつ」「ふにゃふにゃ」いいながらゆっくりかく。
口にさわり、くちびるは「ふわふわ」やわらかいこと、2枚あって、上の1枚は真ん中が少しとがっているように感じることを確認。口の中に舌があること、舌はやわかくてぬれていること。上と下にごつごつ硬い歯があることを確認。
これらを頭において、上のくちびる、下のくちびる、歯、舌の順にかく、歯と舌は閉じていればかかれない。
鼻を大きくかきすぎたと思ったら口はちいさく、鼻を小さく描きすぎたと思ったら口は大きく描く
本物の割合ではなく、触った感じを大切に「カタツムリの線」でかく。
眼は閉じて、まぶたの上からさわる、まつ毛もふれる、そしてかく。気持ち悪くなったら活き活きかけた証拠。
眉は1本1本かく。内側から外側に向かって生えているのが触るとわかる。
あごをつかんで顎を書き入れる。そしてそれ以外の輪郭をかく。下からさわりながら、ほおは「ぽちゃぽちゃ」ほお骨は「ごつごつ」こめかみは「ふわふわ」など感じたとおり「カタツムリの線」でかく。
左右がいびつでもいいので、触った感じがでていればいい。眼の大きさなどもちがってもいい。
耳は大抵の人は鼻より長い。つまり思っているより大きい。耳の形は「ごにょごにょ」して複雑、大きめにごにょごにょにかく。
髪の毛にさわり、どこからどこにながれているのかたしかめながら1本1本丁寧にかく。
眼鏡の描き方ものっていた。レンズの間の線、レンズ、フレームの順にかいていた。
コツはさわりながら、一つ一つ丁寧にかく、鼻からかきはじめる、少しかたむけてかく、カタツムリの線でゆっくりかく。

レッスン14 顔に色を塗る技
いろいろな方法があるが、一番土台になって役に立つ方法を紹介
肌色を中心に塗るなら、絵の具は黄土色を中心にする。他に黒、茶、赤、橙、黄色、白を使う。
パレットの中央に黄土色の色水をたっぷりつくる、濃さはレッスン9の下から3番目の濃さ。
これに、茶色、赤、こげちゃ(赤と茶を混ぜる)、黄土色、白、橙、黄色をまぜたものをパレットの上に50円玉くらいの大きさつくって使う。
薄くて明るい感じの肌色は、黄土色の色水+黄色や白、黄土色、橙をいれてつくる。
筆は3本を使い分け、黄土色用、薄くて明るい肌色用、濃い肌色用に使い分ける。
色は一発彩色法を使う。
まず、頬を「たらしこみの術」で塗る。黄土色の色水をおいて、朱色をそっとおくようにたらしこむ。
他は黄土色の色水を中心に濃い黄土色、薄い黄土色など変化をつけて塗る。
参考作品の塗り方例
鼻柱の中央は黄土色の色水、両側は茶色をまぜた黄土色の色水など。

レッスン15 手の「つくり」をつかむワザ
人間の手は、手のひら、手の甲、5本指というつくりになっている。
「手のひらから5本の指が生えているもの」と考える。ただし親指は生えている方向が違い、関節も一つである。

レッスン16 手の基本形をかくワザ
スケッチブックに丸く手のひらをかき、そこに指を5本はえさせる
注意
・親指の生えている場所とむき
・指の長さ
・関節は親指は一つ、他は二つ。

レッスン17 動いた手をかくワザ
まず、手のひらをかいて、それから指をかく。
この方法でチョキやグーの手をかく。
重なる部分があるので、手前の指からかくとよい。
手の甲側からかくときは、折り曲げた指が隠れているのに気をつける。
鉄棒を握っている手は鉄棒を先に、手のひら、指の順でかく
もっていもの、つまんでいるものから先にかく

レッスン18 あやとりをする(人間のからだを動かす)
スケッチブックに自分の顔をかき、色をぬる。
首はかかずいきなり胴体をかく、頭と胴体はまっすぐにつけない。
手をかく。左右で同じ配置にしない。
肩から腕をつなぐ。なるべく遠回りするようにつなぐと伸び伸びした感じになる。このとき画用紙からはみだすなら当て紙をしてもよい。
服をきせる。腕と服が二重の線になるが、色を塗るので問題ない。袖口は腕を包むように注意してかく。模様やポケット、ボタンなど一つ一つかく。
服と腕に色を塗る。服は同じいろにしないで、濃いところと薄いところの変化をつける
あやとりのひもは目立つ色ではっきりとペンやクレヨンでかく。

レッスン19 シャボン玉をふく
若竹色の紙に、レッスンん11でかいたシャボン玉を切ってはる。(上のほう)
膨らませているひとを決める(必ずだれをかくか具体的にきめてからかくこと)
鉛筆でかたむけてストローをかき、手の甲、指をかく。親指はストローのした、人差し指はストローの上からかぶさるように曲がる。残りの3本は自由。
口をかく(逆さ)、鼻、眼、まぬ、あご、ほお、耳、髪の毛の順にかく
胴体をかく(顔にまっすぐにしない)
肩から腕をつなぐ
服をきせる
色をぬる(色画用紙の場合白をつかうときれいになる、白に少し赤をいれるとさらに映える)
重ねて人物をかくと奥行きがでる。

レッスン20 手足をつなぐワザ
阿波踊りを踊っている絵をかく。
顔と胴体、手足だけがかいてあるのでつなぐ。まず直線でつなぐ。手足の配置が動きが出るように配置されていれば、これだけで動きがでる。
次に曲線でつなぐ。より人間らしく動きのある絵になる。
自由つなぎ(交差したりグルグルまわしたり、なんでもありのつなぎかた)でつなぐ。これが一番よいといっていた。
ゆっくりと、気持ちをこめて阿波踊りの線でかくと、生命感がうまれる。形が正確でも、人形のように命が感じられないのは絵とはいえない。
注意
・胴体は服の線を胴体の上にかかず、胴体の線をそのままつかう。
・袖口や半ズボンのすそは腕や足がちゃんと中からでているようにかく。


第4章 動物をかくコツ
かいちるその部分に集中して楽しむ。
動物をかけるようになって、物語を題材に絵をかいてみる
準備
うす浅黄色(淡い藍色)かラベンダー色の色紙・・・屋根の上の白い猫に使う
薄茶色の色画用紙・・・スーホの白い馬をかく
黄ボール紙か茶色か灰色の色画用紙・・・鳥を捕る人をかく
スケッチブック、油性ペン、絵の具道具

レッスン21 ネコの顔をかくワザ
ネコのきほんはとがった三角の耳とヒゲ。顔の形は横長、縦長、ひょうたん型、三角などなんどもよい。

レッスン22 ネコの体を動かすワザ
例として、普通の動きのないねこ、横にまっすぐついた胴体とまっすぐな手足の絵をあげる
次にやわらかな楕円で胴体を、やわらかい曲線で手足としっぽをつなげたのをカタツムリの線でかいた例をあげる。こうすると動きがでる。
練習として、スケッチブックに猫の顔をかき、四隅にしっぽをかいて、それぞれのしっぽにつなげた体をかいてみる。
完成したらレッスン8、9、10の方法で色をつける。

レッスン23 屋根の上の白いネコをかく
色画用紙(うす浅黄いろかラベンダー)に動きのあるネコをペンでかく。
ペンでかいた線をけさないように、レッスン9のいちばん濃い段階に絵の具をといて塗る。
白だけだとつまらないので、少し赤や黄、青などを混ぜて塗る。
あとはまわりにいろんなポーズと模様のネコをかく
背景は夜の空を広くとる。ネコが屋根から離れていてもかまわない。
屋根は水平にしないで斜めにする。瓦は一枚一枚しっかりかく。まがったり大きさがそろっていなくてもかまわない。
空の色は青や藍色または深い緑をつかうとよくあう。パレットに絵の具をどっさりだして、思い切り濃く、ドロドロ気味に色をつくる。広いところは大筆、せまいところは小筆でぬる。屋根やネコのせんにくっつけないで1mm-2mmすきまを空けてぬると、空とネコ、屋根との距離感がでる。

レッスン24 犬やオオカミ、キツネなどをかくワザ(顔の長い動物をかく)
顔は横向きに書いた方が簡単。
まず最初に顔の円をかき、次に耳、鼻を顔につなぎ、口、目を書き加える。
顔→胴体→しっぽ→足の順にかく。
カタツムリの線でたくさん練習する。

レッスン25 馬をかくワザ
犬やオオカミと少し違うが、書き方はいっしょ。
最初に輪郭をかく。馬の顔は長いので、卵をすこし長く引き伸ばした楕円形にする。
ここに短い口と尖らせた耳をつける。眼は黒目をおおきくやさしそうにする。
たてがみは頭の上と首につける。
全身を書くときには、胴体→顔→首→しっぽ→足の順でかく。
首の長い動物は胴体からかくとバランスよくかける。
カタツムリの線を守る

レッスン26 「スーホの白い馬」をかく
馬の絵の練習をする。
まず白い馬を元気よく描く
次に馬にのっているスーホを胴体からかく、そのあと顔をかく。体の上から服をかく。モンゴルの服でなくてもいい。
その後馬に色を塗る。濃いめのドロドロにして少し赤や青、黄をまぜると美しくなる。
スーホは赤や青、黄色のはっきりとした色をつかって目立つように塗る。
白い馬のうしろに他の馬をかく、色は白が引き立つように茶色や黒の濃い色がよい。
周囲をかく。風景でもよいが、参考作品はスピード感がでるような縞模様がかかれていた。

レッスン27 鳥のきほんをかくワザ(鳥類をかく)
例の鳥をかく、書き方は胴体→顔→首→くちばし→尾→足→足→羽
同じ順序で雀(どうたいがまるく、首が無く、羽根や足がみじかい)や鴨(すずめよりスマートでくびがある)などかいてみる。少しその鳥の特徴をだすとよい。

レッスン28 カモを動かすワザ
例の3つのかも、くちばしを地面につけている、ふりかえっている、下向きで首をまげているをかく
注意、カタツムリの線でかく、鳥の体が直線にならず、しなやかになるようにする。顔をかくときには胴体からはなしてかく。そしてしなやかな線でつなぐ。

レッスン29 鳥を捕る人をかく
まず空をかく。シロサギがきれいに生えるよう青紫か深緑にする。パレットに二つの色をだし真ん中の大きなパレットに水たっぷりに色をつくる。
空を塗るときには流れをつくる、うずまきや波打つような形などなんでもよい。
大筆にしたたるほど色水をふくませて一気に塗る
サギを描く前にトリの基本形3つを練習。羽根を水平にひろげたところ。羽根をあげたところ、羽根をさげたところ。どれも胴体からかく。
練習が終わったら鳥捕りをかく。人間のかきかたを思い出してかく。必ずしも物語の服装でなくていい。
鳥捕りに色をぬる。少しドロドロにといた色をつくり、一発彩色法を基本にぬるが、薄ければ重ねてよい。
鳥捕りの近くに最初のサギをかく。そして色を塗る。
次は3羽まとめてかく、みな違う動きをさせること。大きさもかえる。白には少し他の色をまぜる。
何羽かかいては塗るをくりかえす。遠いところのサギを点でかき加えたりすると、ますます遠近感がでる。
地面は「河原母子草」が生えていることになっているが、正確にかかず、自分の好きな花をあまりごちゃごちゃせいないように大まかにかく。レッスン9の一番薄い段階の色をぬって完成。


第5章 木をかくコツ
準備 水性カラーペン、スケッチブック、4B鉛筆、絵の具道具

レッスン30 ひと筆で木をかくワザ
木は下書きをしないでいきなり筆で書く方が生き生きした絵になる。
パレットにこげ茶の絵の具を出して大量に色水をつくる。レッスン9の一番か2番目に濃い段階。
まず、木の幹を大筆(20号程度)に色水をたっぷり含ませて、下から上にゆっくり引き上げて、少し曲げてかく。
ひと筆が無理なら、ふた筆、三筆でかく。それ以上だと勢いがなくなる
幹がかけたら、幹の手前を横切る太い枝と幹の向こう側にのびる枝をカタツムリの線でかく、立体感がでる
中筆で中くらいの太さの枝を書き加える
この時の法則
・木の枝は、一つが二つにまたそれが二つにわかれている。
・まれに一つが三つにわかれることもある。
ゆっくり二つずつにわかれさせながら枝をかく。
別の絵の具でかいてみる。
人間や鳥をかきこむ。

レッスン31 水仙月の四日をかく
雪狼が宿り木をかじり取っている場面をかく
画面下に丘を、そこに木をかく
木の幹と大きな枝をかいたら狼をかく
細い枝をかく、あまり細かいと空を塗るのが大変になる。
下の狼と雪童子をかく。
空をぬる。他との境界を1mm-2mmあける。筆を使い分ける

レッスン32 手袋を買いにをかく
月と山、雪の野原を鉛筆でかく。山や野原は縦半分より下にくるようにする。木が空とたくさん重なると「たらしこみの術」で塗った美しさがでる。
水性カラーペンの、薄紫や朱色、水色、ピンクなどで美しい木をかく。
枝は巣っきり伸ばして線を途中でおわらせず、画面の外にでるようにかく。月のまわりは枝がこないように少しあける。
たらしこみの術で木をぬる。カラーペンがにじんだところに色を誑し込む。木の外側に水がはみdさないように注意
空に色を塗る、月の周囲はぬらないであとでぼかす。月から遠いところは暗くする。
レッスン24の方法でキツネをかく、キツネを塗る、
雪は空の色を水で薄めて透明にしてさっとむる、影は少し濃く。月明かりは少し黄色にする。
モチモチの木も同じ方法でかいていた。


第6章 ポスターをかくコツ
はじめから全体を考えず、書いたものを色画用紙に置いて構成を考えるとよい
準備 色画用紙、ペン、のり、はさみ、カッター、絵の具道具

レッスン33 ポスターを構成するワザ
ポスターはかくものと考えない、切ってはるもの。
例では選挙のポスターように投票用紙をつまんだ手を書いて、それを台紙に張って、文字をかいていた。
いろいろな色画用紙にあててみて似合う色をきめる。

レッスン34 ピエロでいろいろなポスターをかこう
いろいろなピエロの顔をかいて、色画用紙にはって、体と文字を加える。
色を塗るときはポスターぬりの術をつかう。
あとは他にかいて切って使う。

レッスン35 自分の顔からポスターをかこう
お米を食べるポスターを描いてみる。
顔はレッスン13の方法でかき、切り取って色をぬる。
最初に書いた絵が小さい方が選択の幅があるので便利。

レッスン36 たらしこみの術でポスターを描こう
水性ペンとたらしこみの術で川の背景をかき、その上に蟹を切り張りした。



小学校の「苦手な絵」をマル秘ワザで完全攻略 (新「勉強のコツ」シリーズ)

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  • 作者: 酒井 臣吾
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エジソンにピカソの才能を求めていませんか―子どもが伸びる3つの法則 [子育て]

エジソンもピカソも学校が見放したが家庭で教育されて才能を伸ばした。

親の仕事は教師・牧師・医師
失敗したようなマイナスの部分にいとおしさを示してやること。
教えられる側の弱さを理解することができる親は大丈夫。自信満々な親ほど危ない。
教育のきほんは良いところを伸ばすこと。悪いところを指摘されて「わかった」といっても本心はわかっていないことが多い上に指摘した人を憎むこともある。
子育てはお百姓さんのように、一人一人に会わせて百姓が野菜を作るようにいいところを伸ばす。親の思惑を押し付けないこと。
学力の基礎は家庭にある。ひととして生きていく力の基本は自分のことは自分でできるようになること。これは家庭でお手伝いをさせて伸ばす力。
当たり前のこと、自分のことは自分で、一つのことを最後までやる、自分のしたことは後片付けまでするができるようにするべき。


法則1 励まし、褒めることで子どもは伸びる
親が褒めているつもりでも子どもは褒められていると思っていないことが多いのに注意。
評価の基準は子ども自身が前進したかどうか。前進した成果を認め、祝福してやるだけでいい。

褒めるタイミングは、子どもがなにか努力をしたとき、ちょっとでも進歩をみせたとき、人として素晴らしい行いをしたときなど、その場ですぐに思い切り褒める。
褒めるチャンスを見つける為に日ごろから子供を肯定的に捉えることが大切。
まちがっていても「昨日より、きれいな字でかけている」「最後までやれている」などと褒める、間違っていても発想を褒める。
褒めるチャンスを捉えたら最後まで見届けてフォローする。
指示も褒め言葉も具体的に。「すごいね」はダメ

見た目に気をとられていると、小さな宝石が見えなくなる。子供の弱弱しい、しかしよく見るとすばらしい努力の結果をみつけてあげよう。

褒める、祝福する。
他人を祝福するのは心に余裕がないとできない。
褒められて育った子供は他人を祝福できる子供になる。


法則2 「自信」をつけると子どもは伸びる
「落ちこぼれ」を生み出しているのは、子ども本人ではなく、ダメな子と決めつけ、気力の芽をつみとっている親や先生。

自信は次のステップへのやる気や行動の源になる。
裏文化も含めれば「何をやってもダメな子」は一人もいない。

できた!と思わせるには適切な高さのハードルが必要。
ハードルを越えたら「できたね!」と認め成功体験を積み上げる。

成功体験、達成感は「正しく活きる力」を獲得させることができる。
ときには「あるがままの姿」を認めることも必要。

算数の難問には「頭脳派」な解き方と「体力派」な解き方があるものだが、どちらでもいい「自分なりのやり方で正解が出せる」という自信が大切。

未知の課題にあったとい、うろたえず、生きていくうえで役に立つのは「体力派」のたくましい頭脳だったりする。

成功と合わせて失敗も必要。
失敗で心は鍛えられる。

テストで測ることができない力を持っている子は、いつか自分の弱点や短所を克服することが可能。
この力を育ててくれるのは体験。

心に残るすばらしい体験を与えれば、すぐに力が表れなくても、将来へのすばらしい財産になる。



法則3 「持続」する力をつけることで、子どもは伸びる。
学力がそのうち「何とかなる」子は持続して努力できる子供です。
自分の意志で持続できる子は、知能テストの結果がよくなくても、そのうち必ず伸びる。しかも、この知kらは生まれつきでなく、生活の中で獲得されるものである。

持続する力をつけるには
約束を守らせる。いうだけでなくフォロー(できたとき)する。
机の前に座る習慣をつける
読書の習慣をつける・・・本を買い与えるときには親の趣味をおしつけないこと
どれも親が目配りして、長い時間をかけて身につけさせるもの。

勉強ができるこの特徴
1 返事ができる
2 あいさつができる
3 いすや靴をそろえることができる
これができる子は学習意欲、集中力、責任感があり人間的に豊か。
これらも長い時間をかけて体に蓄積される行動である。

発達の向山仮説
努力は段階的に積み重ねなければならないが、発達は加速的に訪れる
努力の蓄積の目安、初歩の域をぬけるには、「百」ほどの努力の蓄積が必要、有段者の域に達するには「千」ほどの積み重ねが必要。
努力の日数は100日に何回やったかで示される90点以上なら優秀
これを子どもに話して、発達の見通しを与え、励ましやる気を支える。

一人一人の子どもの中に潜む可能性を発掘し、あたたかく見守る。
瞬時に良い方向にはいかない、よい変化が継続しないこともあるが、そうしたむなしい行為の中からしか教育の成果は生まれない。待つこと。

あたたかさとは、子どもの無限の可能性を信じる頑固さである。

一人一人に可能性がある、完全を求めず、生まれ持った個性を育てよう。


エジソンにピカソの才能を求めていませんか―子どもが伸びる3つの法則 (どりむ社家庭教育力シリーズ)

エジソンにピカソの才能を求めていませんか―子どもが伸びる3つの法則 (どりむ社家庭教育力シリーズ)

  • 作者: 向山 洋一
  • 出版社/メーカー: どりむ社
  • 発売日: 2007/09
  • メディア: 単行本



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小学校の「苦手な体育」を必殺テクで完全攻略 (新「勉強のコツ」シリーズ) [子育て]


中高生の理想の成長をサポート【プラステンアップ】


TOSS運動の向山洋一編集による小学校の体育攻略本?TOSSの理念で実際に現場で試して効果があったものを採用している。
執筆は村田斉さんという方が行っている。

できるようになれば体育が好きになる。
運動をスモールステップにわけて、基礎となる動きを身につけながら進み目標を達成する方法を解説。
「わかる」と「できる」は違うので正しいやり方がわかったら繰り返し練習しよう。


第1章 とび箱
とび箱をとぶのはこういう感覚なのだとわかれば3分で開脚跳びができるようになる。
ポイント 両脚で踏み切ってとび箱の上に座れる。とび箱のはしに手をついて、飛び降りることができる。

・両脚で踏み切って、とび箱に上に座れるようになるために

ステップ1 両足とび
両足で手を振って前に跳ぶ
両足とびで手を振って後ろに跳ぶ
両足とびで左右へジャンプする

ステップ2 ケンパー跳び、ケングーとび

ステップ3 グーパーとび(二人でやる)

ステップ4 スキップ 足を高く上げる、細かくスキップする、大股スキップ、足音を立てないスキップなど

ステップ5 足じゃんけん

ステップ6 川とび 広場に川を書いて飛び越える、片足踏切両足着地、片足踏切片足着地などをしよう。川はだんだん広くする。

・とび箱から飛び降りられるようになる運動

ステップ1 飛び降り 
重さのある椅子に腰かけて体を前に倒しながらストンと飛び降りる。
床に手をついて足が手の前にくるようにジャンプする。

ステップ2 じゃんけんゲーム
手押し車
腕立ての体勢で、片手を放してじゃんけんする

・馬跳びは最高の練習
ステップ1 基本の馬跳び 最初は低い姿勢からはじめて徐々に高くする。往復とび。

ステップ2 いろいろな馬跳び
縦方向に跳ぶ
横に二人並べて飛ぶ

・跳び箱を飛ぶためのもっとも大切な動き
ステップ1 飛べる姿勢
飛べる姿勢はとび箱に手をついたとき、手より方がぐっと前にでていること。腕を支えとして体を移動させるのがとび箱のコツ

ステップ2 大切な感覚
とび箱の上にまたいで座り、ゆっくり飛び降りる。次はロケットのように飛び降りる。
このとき手より肩がぐっと前にでていることをつかむ。とび箱を飛ぶというのは、「両手にしっかりと体重がかかる」感覚が大事。

ステップ3 一連の流れの中で飛ぶ
助走→踏切
リラックスして走り、踏切は両足をそろえて「トン」
着手は両手を同時にとび箱の真ん中より遠くにつき、肩をぐっと前にだし、体全体をとび箱と平行に運ぶようにする。このとき3-4メートル先の地点に目線をやるとよい
着地は両手でとび箱をつきはなし、ヒザを曲げて「トン」とやわらかく着地。

飛べるようになったら美しく飛んでみよう。


第2章 走る力
ポイント 音楽にあわせて行進できる。ゴールラインを駆け抜けることができる。
音楽にあわせて動ける子は日常運動している。ゴールまでに疲れてしまう子は走りに無駄が多い。

1日10分、走る力をつけるトレーニング
ステップ1 走り始め 
重力を利用して走る。倒れるようにしてから一歩踏み出す。
お腹と腰に力をいれて腰を曲げないで倒れる、親に支えてもらう

ステップ2 足の裏の使いかた
両足を肩幅に開いて立ち、体を前にたおします。踵を少し浮かせて足のつま先で体を支えて止まります。
体を前にたおしてままでつま先をあげ、かかとを地面につけてみましょう。
こうすると体を前に進める力が自然に働く。
走るときには足の裏全体を使うために「がに股」で。
ミニがに股で足の裏全体で地面をふんでゆっくり歩くように走る練習を1日10分する。

ステップ3 二軸走り
自分の前に2本の線があると考えてそれを踏みながら前進する。普段は1軸走りなので変えよう。
二軸走りは体をひねらないので無駄がない。

・よいスタートを切って、ゴールまで突き抜けよう
ステップ1 重力を利用する
リラックスした第1歩を感じる為に、両足を肩幅に開き、腕の力を抜いて上半身を前に倒す、眼は少し前の地面に。さらに上半身を倒していくと1歩目がでる。
次は脚を前後させたスタートを練習

ステップ2 ゴールを駆け抜ける
短い距離を全力で走るのを繰り返す。大人とハンデをつけて走るのもいい。

ステップ3 マット運動
ポイント 前転でまっすぐ回れる、手押し車で10歩歩ける
前転ができれば逆さ感覚がしっかりしている。手押し車は逆立ちの最初の段階

・腕で体を支えるためのトレーニング
ステップ1 手足歩き ヒザをまげたり伸ばしたりして手足で歩く

ステップ2 うさぎ跳び しゃがんで両手をついて、手を振って、10メートルを7回のジャンプで移動することを目標にする

ステップ3 足打ちとび 床に手をついて両足で床を蹴って腰と足を持ち上げている間に足で拍手する。3回できたら合格。

・いろいろな逆立ちに挑戦
ステップ1 逆立ちのポイントは視線。両手の間、正三角形になるように。視線をやるべき位置に目の絵を置くのもよい。

ステップ2 小さな逆立ち カエル逆立ち、 壁上り逆立ち

・補助倒立から壁倒立にチャレンジ
ステップ1 補助倒立 

ステップ2 壁倒立 

・壁倒立ができれば、側転はすぐにできる
ステップ1 側転は体をまわす途中で脚を開いた逆立ちの形になる技。

ステップ2 片脚の振り上げ、下げを壁倒立で練習。10回連続を目指す

ステップ3 着地の順 左足→左手→右手→右足→左足 台をつかって練習、次はマット。

ステップ4 側方倒立回転、正面→横→正面

ステップ5 大きな回転 手を伸ばした高さにゴムひもを持ってもらって、そこに足があたるように回転する。


第4章 なわとび 二重跳び3回を目指す

ポイント 一重跳びが連続100回できる 一重跳びで30秒間に70回とぶことができる

・なわを早く回す動きをみにつける

ステップ1 とびなわの調節 グリップは長い方がいい、ロープは両脚でなわをふんでロープの端が胸にくる長さ。上手になるにしたがって腰の高さまで短くする。

ステップ2 基礎感覚づくり
二つ折りの縄跳びを片手でもって回転。
前で、上で、横で、八の字、右手20回 左手20回 
グリップは親指の腹をグリップに押し付けて持つ。

ステップ3 一重跳びの正しいフォーム
グリップは腰の横にかまえ、腋はしめて手首を中心にしてとびなわをまわす。肩の力を抜いてリラックス。視線は前に、ヒザでリズムをとれるようにつま先で立つ。小さなジャンプで飛ぶ。

ステップ4 いろいろな一重跳び かけあし、開閉とび 連続50回で合格

ステップ5 手と足のタイミング
10センチくらいのジャンプをしてジャンプ中に手を2回たたく、連続10回
おなじくももを打つ 連続10回
二つ折りにしたとび縄を片手でもって一回のジャンプで2回タタンとまわす。左右10回

・二重跳び3回に挑戦
ステップ1 二重跳び一回
一重跳び3回で調子を整え、モモが胸につくようにジャンプしてなわを二回まわす、背中を丸めしゃがんで着地。
しゃがんだ姿勢から一重跳びをはじめる。
できたら、一重3回、二重1回飛びで続ける。3回のうちに一重の正しい姿勢に戻れるようにする。

ステップ2 一重跳びの3回を徐々に減らす

ステップ3 二重跳び連続2回・3回
リズムが整うまで一重跳びをしてから挑戦してみよう。

ステップ4 姿勢が「くの字」になっていないか、後ろに蹴り上げていないかチェックして、10回をめざそう。

以上のステップをカードをしたものがあった。


第5章 鉄棒
ポイント 腕を曲げて鉄棒に10秒ぶら下がれる、前まわりおりができる。

・逆上がりに必要な基礎感覚を身につける
ステップ1 遊具を利用、上り棒の1本上り、二本上り、両手上り、足抜きまわり、ジャングルジム逆上がり

ステップ2 鉄棒を使う つばめ、ふとん干し、だんごむし(両手をまげて鉄棒にぶら下がる)、ぶら下がり、逆さお絵描き

ステップ3 回転感覚をみにつける 
前まわりをして降りたら連続で前まわりおりをする。
つばめ→ふとんほし→ふとんゆらし→つばめの連続技
足抜きまわり。

ステップ4 補助具
逆上がりは地面を強く蹴って鉄棒に身体をまきつける運動。最初は地面より高い場所に蹴り足を持ってきた方が成功しやすい。
とび箱と踏切板を使う。または引く鉄棒で補助してもらう。

ステップ5 ポイントを意識して練習
ポイント1 足を勢いよく蹴り上げる
ポイント2 わきをしめる
ポイント3 身体(肩)を後ろに倒す

ステップ6 逆上がりの完成

お腹が鉄棒からはなれないようにする補助具も発売されている。


第6章 水泳
平泳ぎ、背泳ぎの解説だった。

ポイント クラゲ浮きで10秒間うける けのびで5メートルすすめる

・平泳ぎをマスターするトレーニング
ステップ1 手足のタイミング
部屋やプールサイドで練習
1 うでをかきはじめたらヒザを曲げる
2 おしりをかかとにつけて手を体のまえに
3 ろけっとが発射するように手足をのばし、けのびの姿勢になる
プールで練習

ステップ2 カエル足を覚える
1 足をお尻にひきつけて足の裏がうしろをむくように
2 かかとを押し出すように足の裏で水を押す
3 ひざが伸びるまでけったら、股を閉じる、水をはさみこむ

ステップ3 カエル足の練習
足首まげのばし、部屋などであおむけで、水のなかで補助具でうきながら仰向けで、とび箱などの上で両手足を浮かせて

ステップ4 平泳ぎ
プールサイドなどで正しいカエル足になっているかみる。
泳いでみる

・無理なく泳げるちょうちょう背泳ぎをマスター

ステップ1 背浮き(ヘルパーつき)で、身体を押してもらう

ステップ2 ちょうちょう背泳ぎ リラックスして手をちょうちょうのように動かして進む。

ステップ3 バタ足ちょうちょう泳ぎ

この体勢はおぼれた時に役にたつ。2リットルペットボトルをヘルパー代わりにできる。

けがの処置のウソとホント
突き指はひっぱらないで冷やす
かさぶたははがさない
鼻血がでたら上をむかない


第7章 バスケットボール

・やさしいボール操作のトレーニング
ステップ1 ボール操作
ボール回し、頭の周り、おなかの周り、足の間

ステップ2 ボールキャッチ
投げたボールをキャッチ
ジャンプキャッチ
回転キャッチ
背投げキャッチ

・ドリブルのテクニックを身につけよう
ステップ1 ドリブル
ドリブルの時は指を開いてボールを包み込むようにしてドリブルする
腋をしめて、腕全体を上下に動かす
その場で体のわきでボールをつく。左20回、右20回

ステップ2 動きのあるドリブル
歩きながら左右交互にドリブル
走りながらドリブル
速く走りながら前に進むドリブルのコツは前にボールを押し出すこと。
ジグザグドリブル

・シュートのテクニックを身につけよう
ステップ1 ピボットを覚える
ステップ2 ランニングシュート
ステップ3 シュートの原則、ループシュート、バックボードの利用、フォロー

・守りと攻めの原則を覚える
ステップ1 守りの原則 相手にシュートを打たせないこと
ステップ2 攻めの原則 シュートチャンスをたくさんつくる


第8章 サッカー
ポイント 上達のコツは基本テクニックの習得
リフティング連続5回、ドリブル

・サッカーがうまくなるためのリフティング技
ステップ1 基本のリフティング 
足の甲にまっすぐあててボールの中心を蹴ってまっすぐ蹴り上げる。
キャッチリフティング
ワンバウンドリフティング

ステップ2 スーパー・リフティング
リフティング10回をめざして毎日10分通続けて練習
足の甲でできたら次にヒザのリフティングに挑戦
頭、肩、足のももや、かかと、胸などもやってみよう

ステップ3 サッカーテニス
線を引いて向かい合い、ワンバウンド以内で相手のコートに蹴り返す。

・サッカーがうまくなるためのドリブルの技
ステップ1 ドリブル
インサイドタッチ
前後タッチ
スライドタッチ
歩きながらドリブルして、ストップといわれたら止まる。

ステップ2 相手を意識したドリブル
ジグザグドリブルをペットボトルで練習

ステップ3 ドリブルゲーム
サッカー相撲・・・円の中でボールをとりあう。取られないように相手とボールの間に入って壁になる。
サークルゴール・サッカー・・・相手とボールを取り合って、自分のゴールにボールを持っていく。
ミニサッカー


運動前の食事は肉より炭水化物。


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