SSブログ
[PR]本のベストセラー

エジソンにピカソの才能を求めていませんか―子どもが伸びる3つの法則 [子育て]

エジソンもピカソも学校が見放したが家庭で教育されて才能を伸ばした。

親の仕事は教師・牧師・医師
失敗したようなマイナスの部分にいとおしさを示してやること。
教えられる側の弱さを理解することができる親は大丈夫。自信満々な親ほど危ない。
教育のきほんは良いところを伸ばすこと。悪いところを指摘されて「わかった」といっても本心はわかっていないことが多い上に指摘した人を憎むこともある。
子育てはお百姓さんのように、一人一人に会わせて百姓が野菜を作るようにいいところを伸ばす。親の思惑を押し付けないこと。
学力の基礎は家庭にある。ひととして生きていく力の基本は自分のことは自分でできるようになること。これは家庭でお手伝いをさせて伸ばす力。
当たり前のこと、自分のことは自分で、一つのことを最後までやる、自分のしたことは後片付けまでするができるようにするべき。


法則1 励まし、褒めることで子どもは伸びる
親が褒めているつもりでも子どもは褒められていると思っていないことが多いのに注意。
評価の基準は子ども自身が前進したかどうか。前進した成果を認め、祝福してやるだけでいい。

褒めるタイミングは、子どもがなにか努力をしたとき、ちょっとでも進歩をみせたとき、人として素晴らしい行いをしたときなど、その場ですぐに思い切り褒める。
褒めるチャンスを見つける為に日ごろから子供を肯定的に捉えることが大切。
まちがっていても「昨日より、きれいな字でかけている」「最後までやれている」などと褒める、間違っていても発想を褒める。
褒めるチャンスを捉えたら最後まで見届けてフォローする。
指示も褒め言葉も具体的に。「すごいね」はダメ

見た目に気をとられていると、小さな宝石が見えなくなる。子供の弱弱しい、しかしよく見るとすばらしい努力の結果をみつけてあげよう。

褒める、祝福する。
他人を祝福するのは心に余裕がないとできない。
褒められて育った子供は他人を祝福できる子供になる。


法則2 「自信」をつけると子どもは伸びる
「落ちこぼれ」を生み出しているのは、子ども本人ではなく、ダメな子と決めつけ、気力の芽をつみとっている親や先生。

自信は次のステップへのやる気や行動の源になる。
裏文化も含めれば「何をやってもダメな子」は一人もいない。

できた!と思わせるには適切な高さのハードルが必要。
ハードルを越えたら「できたね!」と認め成功体験を積み上げる。

成功体験、達成感は「正しく活きる力」を獲得させることができる。
ときには「あるがままの姿」を認めることも必要。

算数の難問には「頭脳派」な解き方と「体力派」な解き方があるものだが、どちらでもいい「自分なりのやり方で正解が出せる」という自信が大切。

未知の課題にあったとい、うろたえず、生きていくうえで役に立つのは「体力派」のたくましい頭脳だったりする。

成功と合わせて失敗も必要。
失敗で心は鍛えられる。

テストで測ることができない力を持っている子は、いつか自分の弱点や短所を克服することが可能。
この力を育ててくれるのは体験。

心に残るすばらしい体験を与えれば、すぐに力が表れなくても、将来へのすばらしい財産になる。



法則3 「持続」する力をつけることで、子どもは伸びる。
学力がそのうち「何とかなる」子は持続して努力できる子供です。
自分の意志で持続できる子は、知能テストの結果がよくなくても、そのうち必ず伸びる。しかも、この知kらは生まれつきでなく、生活の中で獲得されるものである。

持続する力をつけるには
約束を守らせる。いうだけでなくフォロー(できたとき)する。
机の前に座る習慣をつける
読書の習慣をつける・・・本を買い与えるときには親の趣味をおしつけないこと
どれも親が目配りして、長い時間をかけて身につけさせるもの。

勉強ができるこの特徴
1 返事ができる
2 あいさつができる
3 いすや靴をそろえることができる
これができる子は学習意欲、集中力、責任感があり人間的に豊か。
これらも長い時間をかけて体に蓄積される行動である。

発達の向山仮説
努力は段階的に積み重ねなければならないが、発達は加速的に訪れる
努力の蓄積の目安、初歩の域をぬけるには、「百」ほどの努力の蓄積が必要、有段者の域に達するには「千」ほどの積み重ねが必要。
努力の日数は100日に何回やったかで示される90点以上なら優秀
これを子どもに話して、発達の見通しを与え、励ましやる気を支える。

一人一人の子どもの中に潜む可能性を発掘し、あたたかく見守る。
瞬時に良い方向にはいかない、よい変化が継続しないこともあるが、そうしたむなしい行為の中からしか教育の成果は生まれない。待つこと。

あたたかさとは、子どもの無限の可能性を信じる頑固さである。

一人一人に可能性がある、完全を求めず、生まれ持った個性を育てよう。


エジソンにピカソの才能を求めていませんか―子どもが伸びる3つの法則 (どりむ社家庭教育力シリーズ)

エジソンにピカソの才能を求めていませんか―子どもが伸びる3つの法則 (どりむ社家庭教育力シリーズ)

  • 作者: 向山 洋一
  • 出版社/メーカー: どりむ社
  • 発売日: 2007/09
  • メディア: 単行本



タグ:向山 洋一
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:育児

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

[PR]Kindle ストア ベストセラー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。