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脳にいい勉強法~聴くだけで脳が活性化する次世代サブリミナル音源CD付 [雑学]

脳機能学者の著者が書いた、頑張らなくても勉強が楽しいので勉強したくなる本。

頑張るはやってはいけない、それはイヤなのにやることになるから。
そうすると脳のIQが思いっきり下がり、そんな状態で勉強しても効率が悪い。

本当の意味で勉強をしているひとで頑張るっている人はいない。

第1章 勉強法常識は間違いだらけ 誰でも最小の努力で最大の効果を上げるには
頭がいい人とは、
「これまで誰も考え付かなかった新たな発想を生み出せる人」
「これまでの方法では解決できないような未知の問題に突き当たった時でも解決策を思いつくことができる人」
従来の「知識が豊富」「頭の回転が速い」は今は機械がやってくれる。

人間は認識できないものは知覚できないので「知識が豊富」は認識力をあげるが、同時にスコトーマ=盲点が生まれる。それを理解して、常に正しいと思っていたことを疑うことが大切。また知識が増えていくとスコトーマも小さくなる。

勉強の目的は自己実現なので、なにが重要で何が重要でないかは一人ひとり違うはず。
誰かの奴隷ではなく本当の意味の自己実現をするために、自身の脳をフル回転させよう。

脳の力を便宜上4つにわける。相互に作用するので必ずしも独立してはいない。
認識力、理解力、応用力、記憶力


第2章 賢い人になるための第1歩「認識力」 知らなかった世界が見えてくる”すごい”能力開発
認識力=そこにあるものがわかること
スコトーマがあると認識できないので、認識力を上げる最良の方法はスコトーマを減らすこと。

スコトーマを減らす方法
1知識を増やす
 ただし、同時にスコトーマが増えるという矛盾もある

2因果を逆に考える
 時間は未来から過去に向かって流れており、現在は未来が原因で生じていると考える。過去は単なる出来事、現在の評価は未来が決めるので、未来が原因で現在が結果。そうすると過去をあれこれ悩むのが無駄に思える

3視点を変える
 スコトーマが生まれる最大の原因は固定観念。例「アメリカは自由の国」これを一旦固定観念にしてしまうと、アメリカがイラクやアフガンでやっていることが認識できなくなる。あと「預金をすれば資産が目減りする」を例に解説していた。そのまま資本主義はほんのごく一部のお金持ちのためにほとんどの人が奴隷のように働くシステムでインチキだといっていた。視点を変えると見えなかった真実が見える例。

4過去を変える
 固定観念は過去の教育と生活で言われ続けてきたことから生まれるので、正しいと思っている常識のすべてを疑ってみるべき。過去の記憶や感情を呼び起こし、それにラべリングする方法で、固定観念を崩す方法を紹介。過去に対する評価を変えることが下こそのものを変えることになる。自分の中の評価関数を変えれば自分が変わる。

2-4は次々と連続的に新たな思考パターンに帰ることで静的スコトーマを動的スコトーマに変えて、見えていなかったものを見ようとする行為。

認識力で問題は見えるようになるが、それだけでは解決はできない「理解力」と「応用力」が必要


第3章 できるヤツになる「理解力」向上訓練 脳をどう鍛えれば頭がいい人になれるか
理解力とは抽象化能力である=知らないものを見て、それをすでに知っているパターンと照らし合わせて、同じパターンを乱せる能力
多くの人が見ている視点(抽象度)よりも高い視点(抽象度)で物事を見ることによって、知らなかったことやみえなかったこととすでに知っている物事との共通項を見つけ出して、その共通項で括ることができる力

ゲシュタルトを作れる能力=統合能力とも相通じている。
ゲシュタルト・・全体がひとつひとつの構成要素の総和以上のものになるもの、例は音楽、音があつまってできている。

ランダムな動きをするものが集まっている状態をカオスという。
カオスにも必ず何らかの法則が隠されている。
無関係に見えるものにも必ず何らかの関連性がある。
その関連性はカオスと同じ抽象度で見ていては絶対にわからない。

理解力を強化する脳の筋肉トレーニング
料理
いくつかのゲームを同時にすることで脳の並列処理の訓練をする。
ロールプレイングで、プレイヤーだけでなく、マップ、自分のいるエリア以外を念頭においてすすめる。
株やFXで儲ける


第4章 頭のいい人の「応用力」開発のコツ 価値を飛躍的に高める力を身に着ける法
応用力とは、ある法則を見出した時、その法則を使って新しい何かを生み出す能力
2種類あって
1組み合わせ能力・・・すでにあるものを組み合わせて、新しいものを作っていく能力、最適化能力ともいう
2ひらめき能力・・いままでだれも発見したことがないものを見つけたり、生み出したりする能力のこと
1は受験などでも使われる。、最適化であるので機械の方がうまくできる。
2が本当の応用力

ひらめくには。
ある程度の知識が必要、脳のリラックス状態(ドーパミンがでている)が必要
高い視点からみてゲシュタルトを作り、そしてその視点を踏まえたうえでもう一度元の次元に戻すとおこりやすい。

ドーパミンを出すには
過去に抽象思考をしてうまくいったときのことを思い出す
時間と空間を越えた推論をする、サッカーなどのシュミレーション

脳の負荷はギリギリ眠くならないくらい(脳はオーバーロードになると情報を遮断する)がよい。


第5章 「記憶力」100倍アップの勉強術 脳の仕組みがわかれば記憶は定着する
認識されなければ記憶もされない、認識というスクリーニングを経ると記憶が回復されやすくなる。
記憶には「認識」「記憶」「回復」の要素があり
インプットは認識して記憶する
アウトプットは記憶したものを回復する

高次の脳=前頭前野といった、新皮質と呼ばれる脳、理解力と応用力でつかう
低次の脳=海馬、記憶に使う
高次脳による低次脳への介入が記憶の役に立つ。
海馬はすでに知っている情報を振るい落とす。重要か重要でないかはある程度高い抽象思考が必要で、認識するには抽象化が最も必要なこと

覚えなければならないことは、無理やりにでも重要性を高める。
自分で必要だというシナリオをつくり、無意識に納得させるべく、情動またはロジカル思考に訴えかける。
シナリオは荒唐無稽なほうがいい。あまりリアルだと本当は重要でないことがみえてしまうから。

海馬は知らない情報だと思うと記憶するので間違えると覚えやすい。
答えを予想しながら正解と照らしあわせて覚えていくのがもっとも効率がいい。

思い出すときにはその状況ごとに思い出す。
そうすると引っ張り出しやすくなる。


第6章 実践! モチベーションアップ術 目的に向かって突き進む自動システム構築法
やりたくないことは、誰かが自分の都合のために無理にやらせようとしている可能性が極めて高いので、やるべきではない。
現実にはやりたくなくてもやらないといけないことがある、そのときは自分で重要度が高いというストーリーを作る。
目標を設定し、自分の幸せな未来のための行動にする、そうするとモチベーションはあがる

サーモスタット方式
将来の目標をコンフォートゾーンにして、現在のあるべき姿を思い描くと、現在のあなたとのギャップが不快になり、自然と自分を快適な方向に近づけようと勉強する。
快適になるためにやるので楽しい、やめられない、自然とやる。
現在の自分からあるべき自分に近づくとスコトーマでわからなかったことがわかるようになる。
これが本来のモチベーション。
コンフォートゾーンがあると無意識に思わせるのがポイント。

コツは将来の目標から逆算した、現在のあるべき姿をリアルに思い浮かべること。
夢がかなっている自分をイメージすると、無意識がすでに夢がかなったと勘違いしてモチベーションがあがらなくなる可能性がある。
将来から逆算したあるべき自分と、現在の自分とのギャップに気づくことがモチベーションアップのからくり
自分が描いたイメージに対して現実と同じくらいの臨場感を覚えられるか。
共感覚をつかう訓練などがよい。
共感覚・・・五感のなかのある感覚を別の感覚で感じること。

目標が達成できたらコンフォートゾーンは広くしないと、いままで自分がいたところのゾーンの人を不快に思うようになる。
差別をうまないために、自分のコンフォートゾーンを広げよう。


第7章 幸福な子供をつくる子育て 子どもが望んでいるものを手に入れる教育法とは
成績をあげるには、
学校の教科書はもらったらすぐに全部読んでしまう。そうすると授業そのものがすべての復習になる。
教科書の順番は教える側の都合にあっているので、学ぶ側は順倍以外の方がわかりやすいことがある。

子どもが幸せになること=本当の意味での自己実現をすること、自分が本当にやりたいことをやって生活できること。
子どもが本当にしたいことは何なのかを探りだし、それを自由にやらせてやること

自分の頭で考え、自分の頭で判断できる子供に育てるには、答えではなく、ものの考え方だけを教えればいい。
なにかいうときには、親の考えをいうのではなく、客観的な事実を提供してあげること。
解決しないような質問とか本人が考えられそうな質問をされたときは、事実を提供する前に、質問を繰り返すのがいい。

子どもには「こうである」とか「こうしなさい」と教えるのではなく、「どうだと思うか」「どうすべきだと思うか」と問いかける。
疑問を抱かせてその答えを自分で推理させるのが自己実現の一番のトレーニングになる


第8章 英語学習の壁を突破する ネイティブ並みの英語を話せる英語脳のススメ
英語が話せるようになるためには英文法は百害あって一利なし。
日本語脳人格の出現をおさえ、固定されていない神経ネットワークを使って英語人格脳をつくるのが英語上達のきほん。
そのためには日本語は一切つかわず学ぶのが一番
言葉は状況とセットになっているので、パターンをたくさん持つことが大切。
そのために英語の映画やテレビドラマを英語で字幕なしで見る。このとき日本語で身についている言語知識を英語に応用すると早道。日本語でしっていることを英語で知っているかのように脳に思わせる。


第9章 誰でもすぐできる、脳を活かす勉強法Q&A 脳が冴える9つの生活と習慣
質問集


脳にいい勉強法~聴くだけで脳が活性化する次世代サブリミナル音源CD付~

脳にいい勉強法~聴くだけで脳が活性化する次世代サブリミナル音源CD付~

  • 作者: 苫米地 英人
  • 出版社/メーカー: アスコム
  • 発売日: 2009/05/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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