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ナイチンゲールに学ぶ家族ケアのこころえ―やさしい看護と介護のために (こころの栞) [健康]

フローレンス・ナイチンゲールによって書かれた「看護覚え書」を基に、病人を世話する家族や介護を手伝う人たちに基本的に大切なこと述べたもの。

もともとの対象は他人の健康に直接の健康をおっている女性に考え方のヒントを述べたもの。女性は日常的に誰かの健康をあずかる看護師だと述べている。

看護に重要なのは、新鮮な空気や陽光、あたたかさや清潔さ静かさを適正にたもち、食事を適切に選び管理する、そうして患者の生命力の消耗が最小になるようにすること。

もっとも大切なのは「きれいな空気」、患者に寒い思いをさせないで、外と同じ清浄な空気を保つこと。
体を拭いているときなどに風をいれてはいけない。

次に大切なのは「太陽の光」、もっとも健康を害するのは暗い部屋。直射日光には空気を浄化する効果がある。
時間帯なら午前や真昼の日差しがよい。
ベッドから窓の外がみられるように、他のなにか見えなくても空と日差しがみれないといけない

清潔さが保たれていない部屋や病棟では、いくら換気しても空気はきれいにならない。
ほこりを取り除くために唯一有効な方法は「ぬれ布巾」でぬぐうこと
カーペットは汚れをためるので最悪
人体からは毎日水分がでて、病人はこれが多く有害度が高いので、寝具はいつも水分をすって汚れている
寝巻も水分をすっているので、身体を拭いたあと同じ衣類を着せるなら火にあててあたためないといけない
ベッドの片側を壁につけると、看護師が片側にしかたてないのでやってはいけない。
ベッドはソファーより高くしてはいけない。患者が何一つ自分で動かせなくなって、孤独になる。

患者には静けさが必要、
工事現場の音より部屋でおこなわれるおしゃべりが邪魔なもの、患者が寝ているのを起こすのは最低。
ふいの物音で患者を驚かさないようにしないといけない。

食事は、患者の胃の声に耳を傾けて、食品成分表より大切。
食事中は患者に話かけたり仕事をもちこんだりして急き立てない。

病人との会話は、喜ばしい消息が一番。良いニュースを聞かせるか、赤ん坊をすわらせるか。
患者からの伝言や要求をくりかえさせることがないように。
15秒でも立ち話をさせてはいけない、患者はとても疲れるのだ。

細心の注意で観察し、その判断をひとりよがりでしないこと。
正確な観察力がなければ、どんなに献身的でも看護師の役目ははたせない

患者の「きまぐれ」は患者の回復に何が必要であるのか、きわめて有用な表示になっている。
植物は酸素を提供し、色彩と形が患者の回復を助ける。
音楽も同様。


ナイチンゲールに学ぶ家族ケアのこころえ―やさしい看護と介護のために (こころの栞)

ナイチンゲールに学ぶ家族ケアのこころえ―やさしい看護と介護のために (こころの栞)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 素朴社
  • 発売日: 2007/10
  • メディア: 単行本



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