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親子で片づけが上手になる!―整理のコツを覚えれば頭もよくなる [子育て]

「捨てる!技術」の著者である方が、親子で片付け上手になるためにトレーニング用に書いた本。
カラーイラストが大きくて字も大きめで子供向けに書いてある。となりに大人への解説がある。

片付けには
選び取り、分類し、行動を考えて配置し、自分のクラス場所を居心地良くする。人生の基礎があるんだそうな。

片付けは分けること(分類)から始まる。
自分なりにわかる力はすべての考える力の基礎になる。
いろいろなものを分けるトレーニング、分け方が一つでないことを知るトレーニング。
大きくまとめたり、小さくまとめたりするトレーニング。
似たものを見分けるトレーニング。いらないものを選び取るトレーニング。

片付け=もとに戻すこと。掃除と片付けは違う。
しまう場所が決まっている定位置があることが基本

定位置を決めるには
①大分類で場所をまとめる。
②ワンアクションで戻せるようにする
③動作をする場所に片付ける場所をつくる。
子供のものだから子供部屋に場所をつくる必要はない。リビングでやるのならリビングに定位置を作った方が合理的。
戻すのがワンアクションでできないと放置のもとになる。

定量を決める
まずどれだけ持っているか知る。
①今つかっているものがきっちりはいる場所を確保
②今使っているモノ+ストック1が基本。それ以上はいつか使うとしてもいらない。
③入れ物が大きすぎると使いにくいし、いらないものをため込みやすい。ちょうど良い大きさに。

捨てることで、暮らしの環は完成する、いらないものを捨てられるようになろう。
①「使える」けど「使わない」ものは捨てる
②使い切ったもには感謝して捨てる
③思い出の品で捨てられないなら大切に扱って、専用の場所をつくる。でも定量は守る。

りくつがわかったら親子で片付けやすい場所づくりをしよう。
いつもいる場所、それをする場所にその物の定位置を作ろう。そして定位置をみんなで知ろう。
子供のものは定位置を自分で考えさせよう。そうすればもとに戻すは簡単だ。

マイルールを作る
子供に自分でルールを考えさせる。その方が守れる。
目指すのは「正しいルール」ではなく「我が家のルール」
・食べた食器は自分で台所に戻す。
・洗濯物は洗濯籠にいれる。
・プリントは自分で出す。
・出したら元の場所に戻す。
など、不文律になっていることもルールとして確認しよう。
親もやってほしいことを伝えて子供とルール化しよう。
親は「察してやってあげる」を我慢して、子供にルールを守らせよう。
そうすれば子供は気づいて動ける人になれる。

子供部屋の役目
物としての役割・・・私物を置いて物との付き合い方を学ぶ場所
心の役割・・・一人で泣いたり物を書いたり、一人きりになれる空間
子供の成長に合わせて子供部屋の役割は変わっていくが、いずれいらなくなると心得ておくこと。間取りを考えるとき使い方を限定しない方がいい。
著者の提案
3歳まではお母さんのそば、リビングに設けた子供コーナーなど。片付けも一緒に。注意点は周囲から独立させること。片付けのルールを作ること。何はどこにしまうと指示できるような置き場に。
6歳まではリビングに子供コーナーを作っておき、衣類、おもちゃ、幼稚園保育園で使うものなどのグループを作る。片付けの習慣をつける。
小学生になったら「自分の場所」をもつ。リビングの隣が理想。また自分の場所の使い方ルールも決めておく。
勉強道具はそこに置くなど。
10歳からは「自分の部屋」という自覚を持つ。個室を与えてもいいが、「親はノックしないではいってよい」などのルールは決めておく。子供部屋は自分で管理してもらう。
親による掃除は徐々に手をひいていこう。

親への心得
・家事は子供の力を伸ばします。
・片付けが簡単になると楽しくなる、生活がしやすくなる。
・衣替えはいらないものを探すチャンス。物は大切にいっぱい使って感謝して捨てる。必要以上に持たない。
・してほしくないことをしないでもらうために、引き算のルールを使う。夜ピアノを弾いてほしくないなら、ピアノは9時までというルールができるように。
・買い方の心得を教える。ほしくなってもすぐに買わない。でも縁があるから買う場合もある。何年か使うことを考えて買おうねなど。
・脅しでなく本気で言おう。「片付けないなら捨てるわよ」なら、その通り捨てること。



親子で片づけが上手になる!―整理のコツを覚えれば頭もよくなる

親子で片づけが上手になる!―整理のコツを覚えれば頭もよくなる

  • 作者: 辰巳 渚
  • 出版社/メーカー: 池田書店
  • 発売日: 2008/07/04
  • メディア: 単行本



タグ:辰巳渚
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