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多読術 [雑学]

多読でかつ編集や著作もある著者が読書というものについてや自らの読書歴、読書方法についてインタビュー形式で語ったもの。

本の世界とは、この世界を写し取ったもの。その量は膨大で、1冊ずつパッケージされた意味の形になっている。インターネットの検索は意味が断片になり、結果の加工が必要になるところがちがう。

著者の読書歴
母からのクリスマスプレゼントの本。家で両親がよんでいた本や雑誌。や友人がわからないといっていた「カラマーゾフの兄弟」など

読書とは
著者と読書との交流、著者の「書くモデル」と読者の「読むモデル」の間に意味の交換「エディティングモデル」があるもの。読書とは編集であり交際。複合認知。
本は読む前からなにかがはじまっている。

お勧めの読み方は、私たちの頭と心の欠けた部分に本というものが当てはまる。それがどこに当てはまるのか予想しながら読む。また本を読むことで新たな時空にはいるのを自覚し、そこで感じたことを記録(マーキング)する。

著者の読書スタイルは
午前3時前には寝ない。タバコをすいながら読む。本にマーキングしながら読むのだそうだ。
また断固として仕事をしながら読書を続ける。ひとりになって読書ざんまいということはしない。
読んだものをマッピングしていく
年表をつくって、読んだことを年代順にかきこんでいく自分の「情報の歴史」というマップをもつ
好きな項目にわけて、引用を書きこむ、そうして自分のなかにおきているリンクを意識する。
まとめよみをして、その分野のマッピングを自分のなかに持つ。

そんななかで「光る1冊」がみえるようになる。それがキーブック。
「なんとなく頭にはいらない」というときは、自分の受容能力とあっていないということ。マッピングと道筋キーブックがあればだんだんわかってくる。
受容段階がちがうんだから、本によって読み方も速度もちがってくる。特定の型にこだわる必要はない。並行してよんだほうがよい場合もある。中断して気力を充実させてから読んでもよい。型はない。

そもそも、日本では読書というものはかしこまった、一人で集中してするものという型にあてはめすぎ。
もっとカジュアルに、服をきるように、食事をするように読書できる。その方が楽しい。
また、本についてレストランの話をするように話したっていい。ギフトにしたっていい。

読書の3R
リスク・・・危険を伴う
リスペクト・・・わかったつもりで読まない。
リコメンデーション・・・人のお勧めをよんでみる

著者が読書に見せられるのは
本は世の中を写しており。世の中は複雑系で非線形なもので、そこの曖昧なぶぶん、よぶんな部分では相転移がおこっている。それが意味のたちあがるところで、そこがおもしろいといっていたような気がするが、なんかさだかでない。


多読術 (ちくまプリマー新書)

多読術 (ちくまプリマー新書)

  • 作者: 松岡 正剛
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2009/04/08
  • メディア: 新書



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