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ゲーム理論 (図解雑学) [自然科学]

ゲーム理論の基礎について図解と例題で学べる本

ゲーム理論の基本は
同時ゲームと交互ゲーム

同時ゲームを構成する3つの要素、主体、戦略、利得(金銭でない場合もある)
二人が同時にゲームをする場合を想定し、マトリックスで自分と相手の戦略を書き出して、その利得を比較することでゲームの解が得られる。相手がどのような戦略をとってきても、自分に優位な戦略があれば、それは支配戦略。しかし、支配戦略がない場合もあり、その場合お互いに最良となる戦略の組み合わせがナッシュ均衡。

交互ゲームは「ゲームの木」で「先読み」を使って解く。

交互ゲームと同時ゲームの混合形では、「ゲームの木」の一部を部分ゲームと考えて、「先読み」で解く。

また、交互ゲームに時間割引の概念を導入すると、ゲームの解が変わる。
割引率が低いと早く決着しようと交渉力が弱まる。

有限の繰り返しゲームでは、先読みがある限り協力できないが、無限の繰り返しゲームでは長期的な見方ができて協力しやすい。

また、完全に合理的な人間は存在しないので、限定合理性という考えを持ち込むこともある。

事象の起きる確立から期待値をもとめ、利得とする考えもある。「混合戦略」

上の解説ではすべて完備情報ゲームを考えてきたが、実際には情報が完全でない場合が多い。このような不確実な状況下でのゲーム理論を解説していた。
自然と呼ばれるプレイヤーを導入し、ある事象がおこる確率を割り振って、ゲームの木をつくり期待利得が最大になるようにゲームの解を求める。

最新のトピックとして
限定合理性アプローチによるゲーム理論
進化ゲーム理論
実験経済学
協力ゲーム



ゲーム理論 (図解雑学)

ゲーム理論 (図解雑学)

  • 作者: 渡辺 隆裕
  • 出版社/メーカー: ナツメ社
  • 発売日: 2004/08
  • メディア: 単行本



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