これで解決!とっさのDIY―「自分でできる」住まいのトラブル解消法!! (生活実用シリーズ 住まい自分流) [家事]
NHKテレビ「住まい自分流 DIY入門」「住まい自分流」で放送された内容と、番組テキストの内容を再構成・加筆したもの。
専門家に修理を依頼する前に、自分でなんとかできないかと思ったときに役に立つ本。
自分で直せば、すぐに、その場で解決する。自分で治すから愛着も増す。
最初に道具図鑑がのっていた。
打つ・つかむ・とめる道具
ネジ・釘・・・しっかり留めるときには釘よりネジがよい
ドライバー・・・よく使われるのはプラスの2番。マイナスドライバーは先端の幅の長さ(mm)がそのままサイズを示す。
ラジオペンチ・・・針金などを曲げたり切ったりする。先端でつかむこともできる。
ウォーターポンププライヤー・・・水回りの金具をつかむ道具。手で回すことがdけいないネジをまわすときに使う。使用するときは金具を傷つけないように布をまくとよい。
金づち・・片方がくぎ抜きになっているもの
はる道具
使う場所や素材で選ぶものが違うので説明書で確認。
木工用接着剤・・・乾燥すると透明になり、硬化後にきったり加工したりできる。布や紙の接着もできる。
瞬間接着剤・・・接着スピードが速い、粘度の低い一般用タイプと垂直面でもたれにくいゼリー状タイプ
ホーステープ・・排水溝や洗濯機などの蛇腹ホースの補修に便利
両面テープ・・・材木や紙などから、特殊な素材まで用途別に種類が豊富
切る・穴をあける
片刃ノコギリ・・・縦引き、横引き用の刃がついているものが多くなっている。刃の交換が可能。
キリ・・・穴をあける基本道具
カッターナイフ・・・カッターは大きく分けると紙などの薄いものを切る小型のものと、合板などの厚くて硬いものを切る大型がある。用途に応じてさまざまな種類の替え刃がある。
測る・磨く・削る
材料の角を丸くする、汚れを落とす、表面を滑らかにする作業を行う
メジャー・・・家庭で使用するなら3.5mが使いやすい
重曹・・・料理はもちろん、掃除にも使用できる。口にいれても安全な食用がおすすめ。
サンドペーパー・・・裏に記載された数字が大きくなるほど、研磨剤の粒子が細かくなる。
歯ブラシ・・・狭い隙間の汚れに。使い古しをとっておくと便利
○水まわりの「とっさ」
最初に蛇口を排水管の構造図があった。
蛇口はひちつのハンドルでひとつの吐水口から水がでるのが単水栓。それにたいしてそれぞれのハンドルで操作するのが混合水栓。どちらもハンドルを回すとスピンドリルがあがり、コマと弁座に隙間ができて水が出る仕組み。
ハンドル部分の構造、上から、ハンドルビス、ハンドル、カバーナット、三角パッキン、パッキン受け、スピンドル、コマパッキン。
排水管は洗面台下のU字にカーブした部分をトラップという。常に水をためて下水道からの悪臭や虫の侵入を防ぐ役目をする。水漏れはゴムパッキンの劣化が原因のことが多い。
排水管の構造、上からネット、スリップパッキン、ゴムパッキン、配管のつなぎめに平パッキン。
部品を交換するときは古いものをもっていって新しいものを購入する。
・蛇口の水漏れ→コマパッキンを交換。
止水栓や屋外の水道の元栓を閉めてから作業を始める。部品が紛失しないように、排水溝の上にタオルをしき、カバーナットを水栓用れんちやウォーターポンププライヤーで外す。
カバーナットをはずしたら、ハンドルを回してスピンドルをはずし、中に入っているコマパッキンを交換する。
スピンドルのねじ山がみえなくなるまでハンドルを回し、カバーナットとハンドルを交互に手で回せるだけ締める、最後に水栓用レンチを使ってカバーナットをしっかりしめる。
プラスチックハンドルの場合は上のネジをゆるめてハンドルをはずしてからおこなう。
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・蛇口が固い→レバー式ハンドルに変える
ハンドルの上のカラーキャップをマイナスドライバーなどでこじあけて、ハンドルをはずし、上からレバー式ハンドルををかぶせてビスを止める。レバー式ハンドルは壁にあたることがあるので取り付ける角度を考える。
三角ハンドルなら、ビスをはずす際にウォーターポンププライヤーが必要
・水の出が悪い→整流網やストレーナーを掃除する
吐水口をはずして歯ブラシで掃除。浴室など形が違う場合、二つの止水栓をとめて、ストレーナーを取り出す。
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・冷蔵庫に傷がついた→コンパウンドで傷を磨く
ごく細めのコンパウンドをスポンジに適量つけて円を描くようにこする。
残ったコンパウンドを布でふきとる。
ひっかき傷は、擦り傷用のコンパウンドで
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・排水口がにおう→重曹、酢、アルミホイルで臭いを撃退
排水口に重曹をふりかけて、あたためたお酢を注ぎそのまま一晩おき、翌朝お湯を注ぐ、その後排水口のなかはスポンジやたわしで、排水管のなかは歯ブラシを2本合わせた歯ブラシたわしで掃除。ゆめり予防に小さく丸めたアルミホイルを3つごみうけカゴにいれておくと、金属イオンでぬめりがおさえられる。
U字とラップなら、水がこぼれても大丈夫なように下に洗面器をおいて、ナットではずす、ぞうきんをいれてひっぱりだすなどして掃除する。古いパッキンだと一度はずすと水漏れすることがあるので新しいパッキンと交換したほうがよい。
・鉄なべが焦げ付いた→空焚きをして脂をなじませる
たわしで焦げ付きをおとしたあと、割り箸などで残った焦げ付きを落とす。
鉄なべを水洗いして、殻焼きをする。
焦げ付きが炭になったら、割り箸でこそげ落とす。
水をつけながら100番の耐水サンドペーパーで全体をこすり、仕上げに600番、中性洗剤
1分間空焚きにしてから油大さじ1をいれてくずやさいを10分いためて黒くする。
冷ましてからたわしで水洗い
・ガスコンロのお手入れ→コンロ用ブラシと小麦粉で磨く
コンロ用ワイヤーブラシでコンロキャップを磨く、なければつまようじで。
ごとくは新聞紙をしいた真紅にいれてワイヤーブラシで汚れを落とす。
受け皿の汚れ全体に小麦粉をふりかけ、10分して小麦粉が油をすったら取り除く。
・こびりついた水垢→重曹と酢でミネラルを除去
金属メッキ部分はクリームクレンザーでやさしくこすり、水をたっぷりふくませたぞうきんで洗い落す。
ステンレスは酢をたっぷりしみこませたペーパーをはりつける10-20分で流す。
それでもおちないならスポンジに大さじ2杯の重曹をつkてこすり洗い、仕上げはぬれぞうきんでふく。
がんこな水垢は中性洗剤を2・3滴たらして1000番以上のサンドペーパーで磨く。(多少傷の恐れあり)
・包丁に錆び→クレンザーで錆を落とす。
クリームクレンザーをコルクにつけて、まな板の上に寝かせた包丁の錆を円を描くようにこする。
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・包丁が切れない→便利グッズと砥石
バケツに水をいれ5分くらい砥石をつける
包丁の研ぎ角度を固定する器具で研ぐ。
といでいるときでてくるどろどろした液体が研磨剤なので洗い流さないで研ぐ。
庖丁とぎ角度固定ホルダー スーパートゲール
漆器の保存の仕方がわからない→湿度変化の多い場所を避ける
普通にあらってから水分をふきとり乾かす。
やわらかい布に植物性の油を少量しみこませ、やさしくふく。被膜ができてカビに強くなりツヤが出る。
和紙やティッシュペーパーで包んで元の箱にしまう。
箱は低い位置のほうが乾燥が防げる。
・洗面台にヒビ→ホーロー用補修材で応急処置
日々がはいったところの表面をサンドペーパー(400判程度)でなめらかにする。
削りかすをふきとって、ドライヤーでしっかり乾燥させる。
ホーロー用の補修材を塗る。10分程度で硬くなるので手早く。
3時間後に固まったらサンドペーパーで表面を整える。
・流し台・排水管の水漏れ→ホーステープを使って補修する。
止水栓をしめて、ジャバラホースをはずす、水がこぼれてもいいように洗面器を下に。
ぬれていたら水気をよくふいて、ビニールテープは裂けた場所よりひとまわり大きめに巻きつける。
ビニールテープの上からホーステープを巻く。(ひっぱりながら)
上からもう一度ビニールテープを巻く。
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・排水口に指輪をおとした→U時トラップを外して指輪を探す
下に洗面器をおいてナット2か所をゆるめてU字とラップをはずして探す。
・お風呂の水が流れにくい1→排水筒を外して掃除する
ヘアキャッチャーのゴミをとってはずし、排水筒をひねってはずし、歯ブラシで掃除。
重曹をとかしたお湯に一晩つかおきして水洗いして戻す。
・お風呂の水が流れにくい2→パイプクリーナーでつまりを除去
排水筒をはずし、排水管につながる穴の位置を確認し、ワイヤー式パイプクリーナーをいれてゴミを取り除く。
排水管の破損に気を付ける。
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・浴室タイルが欠けた→エポキシパテで成型する
水回りの穴埋めができる接着パテのエポキシパテを必要な分カットする。
ビニールをはめた手でよくこねて混ぜ、賭けに詰め、平らになるように指でならす。
はみだしたところをカッターで削り、平らにする。
少し固まったところを耐水サンドペーパー1200番で研いでなめらかにする。
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・浴室のカビをきれいにしたい→充填剤を張りかえる
カビ取り剤でおちない充填剤は買ったです直面と水平面に切れ目をいれてはがす。
はがしきれなかったのは割り箸などでこそげ落とす。
充填防水テープをあてて必要な長さに切る。
テープの先端を少しはがして仮止めして、裏紙を引き抜くようにはがしながらはる。
へらで押さえて圧着。
・シャワーヘッドの根元から水が漏れる→oリングを交換
oリングとパッキンの写真がのっていた。
シャワーヘッドをまわしてはずし、根元のOリングかパッキンをとりだして交換。
タカギ Oリング P-12 5個入 G097
・シャワーの水の出が悪い→シャワー盤の目詰まりを掃除
シャワー盤の中央のネジをドライバーで緩めて外す。
シャワー盤の裏から歯ブラシで洗う、表面から針で水垢をとる。
シャワー盤とシャワーヘッドの間のパッキンがこすって指が黒くなったり日々がはいっていたら交換。
トイレタンクの構造
通常、水が流れるとき、水が溜まるときにわけて浮き球やゴムフロートの位置と働きを解説。
・トイレの水が止まらない→止水栓を締めてタンク内部を確認
止水栓を右にまわして水を止める。(ドライバータイプもある)
タンク内のゴムフロートと排水口の間に異物が挟まっていないか確認。
・便器に水が流れない→断水時はお風呂の残り湯を利用、違う場合はタンクの中を確認
年のため止水栓をしめて、タンクの下にタオルをひく
たんくのふたいに手洗いが付いている場合は留めているネジをひだりに回し、水を送る管をはずしてタンクの中にいれておく。
バケツにいれた残り湯をタンクにいれてウォーターラインを超えない範囲にいれる。止水栓を戻す。
断水でない場合、チェーンがレバーとつながるアームからはずれているないかチェック。
節水のためにいれたペットボトルなどが浮き球にひっかかっていないかチェック。
・トイレの手洗い管の水の出が悪い→止水栓とストレーナーをチェック。
止水栓を左回りに少し回し、水を流して水量をチェク。
止水栓で水量が変わらない場合、止水栓を右回りいっぱいまで回して水をとめる。
タンク周囲にタオルをしいてウォーターポンププライヤーでタンクの給水管のナットをはずす。
給水管のストレーナーとパッキンをはずす。ストレーナーは掃除、パッキンは汚れたりしていたら交換。
○リビングまわりの「とっさ」
・カーペットにガムが→冷やして固めて取り除く
ビニール袋に氷3-4個と大さじ1杯の塩と少量の水をいれてよくまぜる。
ガムの上に3分ほど乗せる
固まったらゆっくり取り除く
歯ブラシや粘着テープでのこった粘り気をとる
時間がたってしまったら、手をガムをできるだけとり、消毒用エタノールを含ませた布でやわらかくしてとる。
・カーペットや畳にペットの抜け毛→たわしでブラッシング
毛並みにそってたわしでブラッシングする
粘着テープでとる。
畳なら歯ブラシで軽くなぞる
・畳に焦げ跡をつくってしまった→焦げた幅のイグサを引き抜いて寄せる
焦げ跡のある部分のイグサに沿って一丈分の幅を霧吹きでふいてしめらせる。
ドライバーなどで焦げ跡をこすり、その部分のイグサをきって、焦げ跡の幅と同じになるまでイグサをひきぬく
イグサをしめらせ、両側からドライバーの柄などで左右から寄せる
畳補修用シールを張る方法もある。
東洋テープ畳なおすシール 4包入
・フローリングをキズつけた→フローリング補修材を使う
ペンタイプの補修材を使い、床にもっとも近い色を木目に沿って少しずつ塗り麺棒でなじませる。
次に少し濃い色を同様に塗って、麺棒で色をなじませる。
小さなくぼみには、補修材をスプーンの上に削ってライターでとかしくぼみにはみ出るくらい流しいれる。
ドライヤーであたためながら余分な補修材をへらで削る。
・クッションフロアにキズ→キズ部分だけを張りかえる
補修する箇所を囲んでマスキングテープをはる
張りかえる模様にあわせて布粘着テープで固定
囲んだ位置にあわせてマスキングテープをはって、2枚同時に切る。
両方はがしてから、上の補修用をはりつける。
マスキングテープをはがし、継ぎ目から水がはいらないようにクッションフロア専用のシーリング剤を流し込む。
・壁紙がはがれてしまった→木工用接着剤ではり直す。
水を含ませた筆で壁紙の裏の汚れを落とす。
木工用接着剤をカップに入れて少量の水でのばし、のりを壁紙の裏面と接着面にくまなくぬる。
ローラーで内側の空気を抜くように圧着。ローラーの代わりに定規に布をまいたものでも代用できる。
隅はつまようじを使ってはりつける。のりは湿らせた布でふきとる。
巻癖がつよいときにはピンでとめておく。
・壁紙にカビがびっしり→カビを落とし部分的に張りかえる
カビがひどいときには、カビ取り剤を壁紙の裏と壁にふきつけて30分おいてふき取り乾燥。
壁紙が使えないなら部分的に張りかえる。
・かべにキズをつけずに額を飾りたい→石膏ボード用のフックを使う
細い釘の石膏ボード用フック
薄い刃のフック
フックに留め金がついている地震対策用もある
石膏ボード用のフック
・壁の穴をめだたなく→修正テープや充填剤
穴まわりの壁紙をドライバーなどで軽く戻すように整えて、事務用の修正テープで穴をふさぐようにはって、指でかるくおさえる。
大きな穴は、ニッパーなどで切って壁紙をならしてから充填剤をいれる。
・カーテンレールがぐらつく→ネジ穴に埋めきして締め直す
窓枠についているネジを取り外し、つまようじに木工用接着剤をつけ、ネジ穴にあわせて2-3本のつまようじを差し込む。金づちでたたいて押し込む。
はみだした接着剤を取り除き、ネジ穴からでているつまようじをニッパーで切る
つまようじをいれたネジ穴にブラケットの穴をあわせ、もとのネジをねじこむ。
・壁の中の柱をみつけたい→壁裏探知機を使って柱を探す
電子式センサーのものと針式がある。
壁裏探知機
・ふすまが破れた→破れた部分の紙を伸ばしてはり直す
下ばりがやぶれていないなら、うわばりをていねいにめくり、裏を軽く霧吹きで湿らす。
水で溶かした糊を筆で上張りの裏全体に塗り、シワができないようにはり直す
仕上げにぬれタオルで伸ばす。同色の絵の具で塗るとめだたくなる。
下ばりまでやぶけた場合は玉結びをした厚紙を通してその上で上張りをなおして最後に糸を切る。
・ふすまがきちんと閉まらない→ふすまの傾きを直す
5円玉を紐に結び、柱の角にぶらせ下手ひもを基準に柱の傾きを調べる。
柱が傾いていたら専門家に相談。
柱がかたむいていなければふすまが傾いているので、持ち上げたい下端に楔形の木片を釘でうちつける。
市販のふすま用補修用具でもよい。
・ふすまの滑りをよくしたい→ろうそくや敷居用テープで滑りをよくする
制汗スプレーをひとふきすると滑りがよくなる
しっかり治したい場合は、ふすまをはずし、ゴミをそうじして、敷居の溝の幅にあった木片にサンドペーパーを巻いて溝底を削ってなめらかにする。
木くずをふきとってろうそくを塗る。
または敷居用テープを張る。
川口技研 敷居すべりテープ 敷居スベリ 一般用 C-1808
・障子に穴をあけてしまった→部分張りで穴をふさぐ
補修用シールでふさぐ
大きい場合は一マスだけカッターで切って、新しい障子紙(アイロン接着タイプ)を一マス+桟の大きさにきってマスキングテープで仮止め、アイロンで接着、仕上げに霧吹きで水をかける。
障子用補修シール
・障子の桟が折れた→折れた桟の部分だけを交換する
折れた桟の障子紙を取り除き、折れた部分をゼリー状瞬間接着剤ではりあわせ、洗濯ばさみで2-3分固定
はりあわせることができないくらい破損しているときは、桟にあわせた木材を用意してマスキングテープで折れた桟に留める。
カッターにノコギリ状の刃をせっとして木材と桟をまとめて切る。接着面を大きくするため斜めにきるのがよい。
切り取った木材を桟に接着する。
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・ドアが傾いた→調整丁番のネジを調整する
ドアについている調整丁番を写真入りで解説、左右と前後の調節ネジがある
・ドアが傾いた2→埋め木をして丁番を締め直す
ドアストッパーなどのくさびじょうのものでドアを持ち上げ、丁番のネジを締め直す。
ネジ穴がゆるくなっている場合は、同じ太さでちょっと長いものにかえてみる。
それでもゆるい場合は埋め木をする。
・玄関ドアがバタンと閉まって危ない→ドアクローザーのネジを調節する
ドアクローザーには1と2の数字が表示してあるネジがついていて、
1は180度から30度までの速度を調節、2は30度から0度までの速度を調節。
まわしすぎると油がこぼれて使えなくなるので注意
・扉が外れてしまった→スライド丁番を調整して締め直す
スライド丁番のふたつのネジのうち、奥のネジを緩めると前後の前後を、手前のネジで左右の位置を調整。
3個目があるのは上下の調節ができる。
・引出しのとってがとれた→吸盤を使い引き出す
吸盤で引出し、なにかひっかかっていたら定規を使う。
取っ手は埋め木をして直す。
・結露をなんとかしたい→窓断熱シートやすのこで対策
窓には窓断熱シート
押入れにはすのこ
ニトムズ 窓ガラス断熱シートフォーム 水貼り E1580
・窓ガラスが割れた→ストッキングやごみ袋が活躍
大きな破片は拾い、掃除機のホースにストッキングのつま先部分を2重にかぶせて輪ゴムで止める。
吸い取った破片を集める。
窓にはゴミ袋を粘着テープで張り合わせてはる、寒いなら段ボールを。
サッシ・網戸の構造
サッシ網戸やサッシ窓にはサッシ枠の側面か正面に落下防止のはずれ止めがついている。
ネジを緩めるとストッパーが下がり、サッシ枠から外すことができる。
網戸や窓のフレーム固定用ネジは緩めないように注意。
戸車の高さを調節するネジがある。メーカーによって配置が異なる。
引き戸の両サイドの下部には戸車が入っている。
・サッシの鍵がかからない→クレセント錠の受け金具を調整
長年つかっているとサッシ枠にゆがみがでてクレセント錠の位置がかみあわなくなることがある。
受け金具のネジを緩めたり、クレセント側のネジを緩めて調整する。
このとき2個同時にとりはずすと裏側の金具が落下するので注意
・サッシ枠のゴミ・ほこりが取れない→手作りお掃除グッズが大活躍
完全にきれいにするには、網戸とサッシをはずれ止めをさげて取り外し、割り箸などでレールを掃除。
スポンジをカッターで10mmの升目状に切ったもので洗剤をつけて掃除して
最後にペットボトルのキャップに穴をあけたもので水をかけてふき取る。
・サッシ網戸の滑りが悪い→レールや戸車を点検・交換する
レールに小石が挟まっていたり、土埃がこびりついていたら割り箸や歯ブラシで掃除
戸車が欠けたり、すり減っている場合は、交換する。
網戸の戸車部分お幅と深さを測って戸車を用意。
古い戸車がはずせなければそのすぐ隣にさしこむ。
戸車についているネジをまわして高さを調節。
枠がゆがんだり反ったりしているときは専門家に相談
戸車
・網戸の網が傷んでいる→部分的に補修できる網戸用補修シートも便利
網目がよっているだけなら、目打ちなどで均等にならす
小さなひっかき傷はマニキュアを塗る
穴があいている場合は補修用シートを穴より一回り大きく切り取り、四隅を丸く切る。
室内側からネット柄のシートを外側から透明シールを重ねてはり、密着させる。
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・ペットが網戸を傷つけてしまう→網を2重にはって強化
ペット対応用の網をした部分に2重張りにする
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・椅子の座面を汚してしまった→座面を外して張りかえる
椅子をさかさまにして、すべてのネジを少しずつ均等に緩めて座面を外す。
生地を裏返して広げた上に、座面を下向きに置いて、記事が座面の裏側に4㎝程度かぶるところで鉛筆で印をつけ、裁ちばさみで切る。
座面の手前の生地を内側に折り返して、最初に真ん中をタッカーで留める。
そこから左右交互に角の手前まで留める。
布のたるみをなおして座面の後ろ側を留める。
ハサミであまり布を切り、形を整えながら布を内側におしこみタッカーで留める。
外したときと同じように、すべてのネジを少しずつしめながら座面をとりつける。
・椅子のがたつきを直したい→ネジとほぞを締め直す
ホゾ組の椅子は木の伸縮性を利用して、水をしみこませてアイロンの蒸気をあてて締める。
それでもがたつくときには金属の補修用金具をホゾにかませて固定。
・シールのはがし跡が汚い→ラップフィルムでシップしてスクレーパーを使う
カッターでガラス面のシールに切込みを数か所いれる
コップの水に食器用洗剤を一滴たらしてスポンジにつけてたっぷり塗る
ラップフィルムを張って20分。
スクレーパーをシールとガラスの間にいれながらはがす。洗剤をふき取る
のりが残ってべたべたしたらコールドタイプの制汗スプレーを吹き付け、スクレーパーではがす。
・籐家具を補修したい→マニキュアと瞬間接着剤で補修
割れた部分の両側をマスキングテープで仮止めして、ゼリー状瞬間接着剤をつまようじで細部まで塗りこむ。
1時間後にマスキングテープをはがし、透明マニキュアで表面をなめらかにする。
ほつれは、ひもを濡れタオルでくるんで柔らかくする。
ひもをまき直し、隙間におしこんで瞬間接着剤で固める。
・ぬいぐるみの目がとれた→グルーガンで修理
・大切な絵本が壊れた→寒冷紗を使って補修する
寒冷紗
○電気まわりの「とっさ」
・照明を交換したい→引っかけシーリングが付いていれば取り換え可能。
電源を落とし、ブレーカーも落とす、差し込みを左にまわしてはずす。
右にまわしてカチッと音がするまでいれる
レバーロックをかけて電源プラグをつなぎ、カバーをかける
・照明器具のひもが切れた→新しい紐と交換
照明器具を取り外し、ランプを外してドライバーで本体カバーを外す
カバーを外した状態でひもの経路を覚えておく
ひもをぬきとりピンセットでもとの経路で新しい紐をいれる。
結び目をつくり余分をきり、戻す
・電源プラグを交換したい→新しいプラグにコードを付け直す
ラジオペンチの根元で古い電源プラグをコードから切断し、
コードにカッターで切りこみを入れ、導線を8㎝くらいにさいて2本にわける。
先端から5㎝ほどのところの被膜にカッターで切り目をいれる、折り目が上になるようにコードをおりまげカッターを一周させる
ラジオペンチの根元をひっかけてはさみ、3㎝ほど被膜をむく。
むいた導線を右ねじりにまわし、新しい電源プラグのふたのネジをはずし、中のネジにまきつける。巻きつけるのも右。
余分をペンチで切ってふたをする。
電源プラグ
・たこ足配線をなんとかしたい→消費電力を確認し、テーブルタップで整理する
コンセント1か所あたりの最大消費電力は一般的に1500ワット
たこ足配線をはずし、プラグちかくに家電と消費電力を書いたタグをつけてテーブルタップにまとめる。
・コード類をスッキリさせたい→配線用のモールで固定し、用途別に分ける
配線用モールやらせん状チューブを使った整理法を紹介。
・スイッチプレートが外れた→取り外して掃除をして付け直す
はめ直す前に台座のネジはしっかり締め直す。
・テレビ端子の接続がわからない→テレビの入力端子に接続する
ケーブル端子を写真入りで紹介、端子にタグをつけて配線がわかるようにする
・BSケーブルが室内に引き込めない→隙間用のケーブルでサッシ枠の隙間から引き込む
・掃除機の調子が悪い→フィルターや吸い込み口を掃除
吸い込み口の髪や糸くずをはさみで切ってとる
麺棒で取り除く
モーターと紙パックの間のフィルターをはずし、水洗いして乾かして本体に戻す
○玄関・庭まわりの「とっさ」
・玄関のタイルが滑りやすい→滑り止めテープをはる
タイルをきれいにする。
タイルの幅より短めに滑り止めをはる
しっかりふめるようにテープの間隔は15㎝くらいを目安にする。
はったら上から布をあてて金づちで軽くたたく
・傘の骨が折れた→専用の修理金具で直せる
・雨どいから雨水があふれた→落ち葉を取り除き掃除する
天候が回復したら詰まっている枯葉を手でとりのぞき
へどろはスコップでこそげとる
水をながして流れを確認
ひび割れは耐水補修テープで対処
・雨どいがはずれた割れた→縦樋なら部品交換で直せる
でんでん(壁と縦樋をつなぐ金具)をといから外す。壁面の穴に木工用接着剤をいれるか埋め木をして固定。
はずれている雨どいを合わせマスにはめ直す
割れた場合はノコギリでカットして縦継ぎ手に雨どい接着剤をつけて差し込む
・水まきホースに穴があいた→ホースジョイントで修理
穴の開いている部分の両端をはさみで切り、ホースジョイントをつける。
タカギ ホースジョイントニップル G040
・塀に落書きされた→除去剤を使って落とす
落書き落とし用除去剤を使う。壁の材質と落書きの塗料によって違う。
・ブロック塀にひびが入った→充填剤で補修
歯ブラシでひび割れを掃除、乾いた状態で作業
マスキングテープをはって、充填剤をいれる。
へらで押し込む
乾かないうちにマスキングテープをはがす
・下駄箱が臭う→コーヒー豆や炭で脱臭
使用済みのコーヒー豆を天日でかわかして、目の細かい布袋にいれる
木炭をかごにいれておく
竹済みを目の細かい布につつんで靴に直接いれる
市販のシートなどを使う
・銀製品が黒ずんでしまった→重曹や銀専用の磨き液で磨く
少しのクル済みなら100ccのお湯に重曹大さじ1をとかし、30ふんほどつける
黒ずみがこびりついているなら専用の磨き液を
アクセサリーは専用の磨きクロスを使用
・新聞紙をきちんと束ねられない→縛り方のコツを覚えよう
ひもを長めに出して大きい輪をつくり、ひもを交差させる
交差したひもの上に新聞紙の束の中心を置く
輪の部分を新聞紙の上にもちあげ、ひもの先端を輪にくぐらせる。
新聞紙の中央で十字になるように調整。
短い方の紐を長い紐にくぐらせ束の角で固定
最後に長い方のひもで輪をつくり短い方のひもを通して引くと完成
・革靴にカビが生えてしまった→カビを取り除き、専用クリームで磨く
からぶきして、消毒用エタノール少量を含ませた布でふく
乾かして靴クリームを、仕上げはストッキングで磨く
・革製品のお手入れ方法がわからない→汚れを落として乾燥させる
白いよごれは消しゴムを使う、目だたないところでためしてから
艶出しをするためにきれいなスポンジに牛乳を少量つけて磨く
バナナの皮を使う場合は川の内側の白い部分で磨く
仕上げはきれな布でからぶき
直射日光の当たらない風投資のいい場所で乾燥させる。
ソファーなどは固くしぼったぞうきんでふく
・
専門家に修理を依頼する前に、自分でなんとかできないかと思ったときに役に立つ本。
自分で直せば、すぐに、その場で解決する。自分で治すから愛着も増す。
最初に道具図鑑がのっていた。
打つ・つかむ・とめる道具
ネジ・釘・・・しっかり留めるときには釘よりネジがよい
ドライバー・・・よく使われるのはプラスの2番。マイナスドライバーは先端の幅の長さ(mm)がそのままサイズを示す。
ラジオペンチ・・・針金などを曲げたり切ったりする。先端でつかむこともできる。
ウォーターポンププライヤー・・・水回りの金具をつかむ道具。手で回すことがdけいないネジをまわすときに使う。使用するときは金具を傷つけないように布をまくとよい。
金づち・・片方がくぎ抜きになっているもの
はる道具
使う場所や素材で選ぶものが違うので説明書で確認。
木工用接着剤・・・乾燥すると透明になり、硬化後にきったり加工したりできる。布や紙の接着もできる。
瞬間接着剤・・・接着スピードが速い、粘度の低い一般用タイプと垂直面でもたれにくいゼリー状タイプ
ホーステープ・・排水溝や洗濯機などの蛇腹ホースの補修に便利
両面テープ・・・材木や紙などから、特殊な素材まで用途別に種類が豊富
切る・穴をあける
片刃ノコギリ・・・縦引き、横引き用の刃がついているものが多くなっている。刃の交換が可能。
キリ・・・穴をあける基本道具
カッターナイフ・・・カッターは大きく分けると紙などの薄いものを切る小型のものと、合板などの厚くて硬いものを切る大型がある。用途に応じてさまざまな種類の替え刃がある。
測る・磨く・削る
材料の角を丸くする、汚れを落とす、表面を滑らかにする作業を行う
メジャー・・・家庭で使用するなら3.5mが使いやすい
重曹・・・料理はもちろん、掃除にも使用できる。口にいれても安全な食用がおすすめ。
サンドペーパー・・・裏に記載された数字が大きくなるほど、研磨剤の粒子が細かくなる。
歯ブラシ・・・狭い隙間の汚れに。使い古しをとっておくと便利
○水まわりの「とっさ」
最初に蛇口を排水管の構造図があった。
蛇口はひちつのハンドルでひとつの吐水口から水がでるのが単水栓。それにたいしてそれぞれのハンドルで操作するのが混合水栓。どちらもハンドルを回すとスピンドリルがあがり、コマと弁座に隙間ができて水が出る仕組み。
ハンドル部分の構造、上から、ハンドルビス、ハンドル、カバーナット、三角パッキン、パッキン受け、スピンドル、コマパッキン。
排水管は洗面台下のU字にカーブした部分をトラップという。常に水をためて下水道からの悪臭や虫の侵入を防ぐ役目をする。水漏れはゴムパッキンの劣化が原因のことが多い。
排水管の構造、上からネット、スリップパッキン、ゴムパッキン、配管のつなぎめに平パッキン。
部品を交換するときは古いものをもっていって新しいものを購入する。
・蛇口の水漏れ→コマパッキンを交換。
止水栓や屋外の水道の元栓を閉めてから作業を始める。部品が紛失しないように、排水溝の上にタオルをしき、カバーナットを水栓用れんちやウォーターポンププライヤーで外す。
カバーナットをはずしたら、ハンドルを回してスピンドルをはずし、中に入っているコマパッキンを交換する。
スピンドルのねじ山がみえなくなるまでハンドルを回し、カバーナットとハンドルを交互に手で回せるだけ締める、最後に水栓用レンチを使ってカバーナットをしっかりしめる。
プラスチックハンドルの場合は上のネジをゆるめてハンドルをはずしてからおこなう。
カクダイ 水栓ハンドル内パッキン (13用) 2組入 0740
・蛇口が固い→レバー式ハンドルに変える
ハンドルの上のカラーキャップをマイナスドライバーなどでこじあけて、ハンドルをはずし、上からレバー式ハンドルををかぶせてビスを止める。レバー式ハンドルは壁にあたることがあるので取り付ける角度を考える。
三角ハンドルなら、ビスをはずす際にウォーターポンププライヤーが必要
・水の出が悪い→整流網やストレーナーを掃除する
吐水口をはずして歯ブラシで掃除。浴室など形が違う場合、二つの止水栓をとめて、ストレーナーを取り出す。
[INAX]吐水口キャップ[整流キャップ]A-247【LIXILリクシル】
・冷蔵庫に傷がついた→コンパウンドで傷を磨く
ごく細めのコンパウンドをスポンジに適量つけて円を描くようにこする。
残ったコンパウンドを布でふきとる。
ひっかき傷は、擦り傷用のコンパウンドで
ソフト99 99工房 液体コンパウンドトライアルセット[HTRC3]
・排水口がにおう→重曹、酢、アルミホイルで臭いを撃退
排水口に重曹をふりかけて、あたためたお酢を注ぎそのまま一晩おき、翌朝お湯を注ぐ、その後排水口のなかはスポンジやたわしで、排水管のなかは歯ブラシを2本合わせた歯ブラシたわしで掃除。ゆめり予防に小さく丸めたアルミホイルを3つごみうけカゴにいれておくと、金属イオンでぬめりがおさえられる。
U字とラップなら、水がこぼれても大丈夫なように下に洗面器をおいて、ナットではずす、ぞうきんをいれてひっぱりだすなどして掃除する。古いパッキンだと一度はずすと水漏れすることがあるので新しいパッキンと交換したほうがよい。
・鉄なべが焦げ付いた→空焚きをして脂をなじませる
たわしで焦げ付きをおとしたあと、割り箸などで残った焦げ付きを落とす。
鉄なべを水洗いして、殻焼きをする。
焦げ付きが炭になったら、割り箸でこそげ落とす。
水をつけながら100番の耐水サンドペーパーで全体をこすり、仕上げに600番、中性洗剤
1分間空焚きにしてから油大さじ1をいれてくずやさいを10分いためて黒くする。
冷ましてからたわしで水洗い
・ガスコンロのお手入れ→コンロ用ブラシと小麦粉で磨く
コンロ用ワイヤーブラシでコンロキャップを磨く、なければつまようじで。
ごとくは新聞紙をしいた真紅にいれてワイヤーブラシで汚れを落とす。
受け皿の汚れ全体に小麦粉をふりかけ、10分して小麦粉が油をすったら取り除く。
・こびりついた水垢→重曹と酢でミネラルを除去
金属メッキ部分はクリームクレンザーでやさしくこすり、水をたっぷりふくませたぞうきんで洗い落す。
ステンレスは酢をたっぷりしみこませたペーパーをはりつける10-20分で流す。
それでもおちないならスポンジに大さじ2杯の重曹をつkてこすり洗い、仕上げはぬれぞうきんでふく。
がんこな水垢は中性洗剤を2・3滴たらして1000番以上のサンドペーパーで磨く。(多少傷の恐れあり)
・包丁に錆び→クレンザーで錆を落とす。
クリームクレンザーをコルクにつけて、まな板の上に寝かせた包丁の錆を円を描くようにこする。
クリームクレンザー ジフ 270ml
・包丁が切れない→便利グッズと砥石
バケツに水をいれ5分くらい砥石をつける
包丁の研ぎ角度を固定する器具で研ぐ。
といでいるときでてくるどろどろした液体が研磨剤なので洗い流さないで研ぐ。
庖丁とぎ角度固定ホルダー スーパートゲール
漆器の保存の仕方がわからない→湿度変化の多い場所を避ける
普通にあらってから水分をふきとり乾かす。
やわらかい布に植物性の油を少量しみこませ、やさしくふく。被膜ができてカビに強くなりツヤが出る。
和紙やティッシュペーパーで包んで元の箱にしまう。
箱は低い位置のほうが乾燥が防げる。
・洗面台にヒビ→ホーロー用補修材で応急処置
日々がはいったところの表面をサンドペーパー(400判程度)でなめらかにする。
削りかすをふきとって、ドライヤーでしっかり乾燥させる。
ホーロー用の補修材を塗る。10分程度で硬くなるので手早く。
3時間後に固まったらサンドペーパーで表面を整える。
・流し台・排水管の水漏れ→ホーステープを使って補修する。
止水栓をしめて、ジャバラホースをはずす、水がこぼれてもいいように洗面器を下に。
ぬれていたら水気をよくふいて、ビニールテープは裂けた場所よりひとまわり大きめに巻きつける。
ビニールテープの上からホーステープを巻く。(ひっぱりながら)
上からもう一度ビニールテープを巻く。
ニトムズ ホーステープ 30mm×0.5m M503
・排水口に指輪をおとした→U時トラップを外して指輪を探す
下に洗面器をおいてナット2か所をゆるめてU字とラップをはずして探す。
・お風呂の水が流れにくい1→排水筒を外して掃除する
ヘアキャッチャーのゴミをとってはずし、排水筒をひねってはずし、歯ブラシで掃除。
重曹をとかしたお湯に一晩つかおきして水洗いして戻す。
・お風呂の水が流れにくい2→パイプクリーナーでつまりを除去
排水筒をはずし、排水管につながる穴の位置を確認し、ワイヤー式パイプクリーナーをいれてゴミを取り除く。
排水管の破損に気を付ける。
三栄水栓 【排水栓パイプクリーナー】パイプクリーナー 5メートル PR80-5M
・浴室タイルが欠けた→エポキシパテで成型する
水回りの穴埋めができる接着パテのエポキシパテを必要な分カットする。
ビニールをはめた手でよくこねて混ぜ、賭けに詰め、平らになるように指でならす。
はみだしたところをカッターで削り、平らにする。
少し固まったところを耐水サンドペーパー1200番で研いでなめらかにする。
ウェーブ・エポキシパテ(軽量タイプ) 【HTRC 3】
・浴室のカビをきれいにしたい→充填剤を張りかえる
カビ取り剤でおちない充填剤は買ったです直面と水平面に切れ目をいれてはがす。
はがしきれなかったのは割り箸などでこそげ落とす。
充填防水テープをあてて必要な長さに切る。
テープの先端を少しはがして仮止めして、裏紙を引き抜くようにはがしながらはる。
へらで押さえて圧着。
・シャワーヘッドの根元から水が漏れる→oリングを交換
oリングとパッキンの写真がのっていた。
シャワーヘッドをまわしてはずし、根元のOリングかパッキンをとりだして交換。
タカギ Oリング P-12 5個入 G097
・シャワーの水の出が悪い→シャワー盤の目詰まりを掃除
シャワー盤の中央のネジをドライバーで緩めて外す。
シャワー盤の裏から歯ブラシで洗う、表面から針で水垢をとる。
シャワー盤とシャワーヘッドの間のパッキンがこすって指が黒くなったり日々がはいっていたら交換。
トイレタンクの構造
通常、水が流れるとき、水が溜まるときにわけて浮き球やゴムフロートの位置と働きを解説。
・トイレの水が止まらない→止水栓を締めてタンク内部を確認
止水栓を右にまわして水を止める。(ドライバータイプもある)
タンク内のゴムフロートと排水口の間に異物が挟まっていないか確認。
・便器に水が流れない→断水時はお風呂の残り湯を利用、違う場合はタンクの中を確認
年のため止水栓をしめて、タンクの下にタオルをひく
たんくのふたいに手洗いが付いている場合は留めているネジをひだりに回し、水を送る管をはずしてタンクの中にいれておく。
バケツにいれた残り湯をタンクにいれてウォーターラインを超えない範囲にいれる。止水栓を戻す。
断水でない場合、チェーンがレバーとつながるアームからはずれているないかチェック。
節水のためにいれたペットボトルなどが浮き球にひっかかっていないかチェック。
・トイレの手洗い管の水の出が悪い→止水栓とストレーナーをチェック。
止水栓を左回りに少し回し、水を流して水量をチェク。
止水栓で水量が変わらない場合、止水栓を右回りいっぱいまで回して水をとめる。
タンク周囲にタオルをしいてウォーターポンププライヤーでタンクの給水管のナットをはずす。
給水管のストレーナーとパッキンをはずす。ストレーナーは掃除、パッキンは汚れたりしていたら交換。
○リビングまわりの「とっさ」
・カーペットにガムが→冷やして固めて取り除く
ビニール袋に氷3-4個と大さじ1杯の塩と少量の水をいれてよくまぜる。
ガムの上に3分ほど乗せる
固まったらゆっくり取り除く
歯ブラシや粘着テープでのこった粘り気をとる
時間がたってしまったら、手をガムをできるだけとり、消毒用エタノールを含ませた布でやわらかくしてとる。
・カーペットや畳にペットの抜け毛→たわしでブラッシング
毛並みにそってたわしでブラッシングする
粘着テープでとる。
畳なら歯ブラシで軽くなぞる
・畳に焦げ跡をつくってしまった→焦げた幅のイグサを引き抜いて寄せる
焦げ跡のある部分のイグサに沿って一丈分の幅を霧吹きでふいてしめらせる。
ドライバーなどで焦げ跡をこすり、その部分のイグサをきって、焦げ跡の幅と同じになるまでイグサをひきぬく
イグサをしめらせ、両側からドライバーの柄などで左右から寄せる
畳補修用シールを張る方法もある。
東洋テープ畳なおすシール 4包入
・フローリングをキズつけた→フローリング補修材を使う
ペンタイプの補修材を使い、床にもっとも近い色を木目に沿って少しずつ塗り麺棒でなじませる。
次に少し濃い色を同様に塗って、麺棒で色をなじませる。
小さなくぼみには、補修材をスプーンの上に削ってライターでとかしくぼみにはみ出るくらい流しいれる。
ドライヤーであたためながら余分な補修材をへらで削る。
・クッションフロアにキズ→キズ部分だけを張りかえる
補修する箇所を囲んでマスキングテープをはる
張りかえる模様にあわせて布粘着テープで固定
囲んだ位置にあわせてマスキングテープをはって、2枚同時に切る。
両方はがしてから、上の補修用をはりつける。
マスキングテープをはがし、継ぎ目から水がはいらないようにクッションフロア専用のシーリング剤を流し込む。
・壁紙がはがれてしまった→木工用接着剤ではり直す。
水を含ませた筆で壁紙の裏の汚れを落とす。
木工用接着剤をカップに入れて少量の水でのばし、のりを壁紙の裏面と接着面にくまなくぬる。
ローラーで内側の空気を抜くように圧着。ローラーの代わりに定規に布をまいたものでも代用できる。
隅はつまようじを使ってはりつける。のりは湿らせた布でふきとる。
巻癖がつよいときにはピンでとめておく。
・壁紙にカビがびっしり→カビを落とし部分的に張りかえる
カビがひどいときには、カビ取り剤を壁紙の裏と壁にふきつけて30分おいてふき取り乾燥。
壁紙が使えないなら部分的に張りかえる。
・かべにキズをつけずに額を飾りたい→石膏ボード用のフックを使う
細い釘の石膏ボード用フック
薄い刃のフック
フックに留め金がついている地震対策用もある
石膏ボード用のフック
・壁の穴をめだたなく→修正テープや充填剤
穴まわりの壁紙をドライバーなどで軽く戻すように整えて、事務用の修正テープで穴をふさぐようにはって、指でかるくおさえる。
大きな穴は、ニッパーなどで切って壁紙をならしてから充填剤をいれる。
・カーテンレールがぐらつく→ネジ穴に埋めきして締め直す
窓枠についているネジを取り外し、つまようじに木工用接着剤をつけ、ネジ穴にあわせて2-3本のつまようじを差し込む。金づちでたたいて押し込む。
はみだした接着剤を取り除き、ネジ穴からでているつまようじをニッパーで切る
つまようじをいれたネジ穴にブラケットの穴をあわせ、もとのネジをねじこむ。
・壁の中の柱をみつけたい→壁裏探知機を使って柱を探す
電子式センサーのものと針式がある。
壁裏探知機
・ふすまが破れた→破れた部分の紙を伸ばしてはり直す
下ばりがやぶれていないなら、うわばりをていねいにめくり、裏を軽く霧吹きで湿らす。
水で溶かした糊を筆で上張りの裏全体に塗り、シワができないようにはり直す
仕上げにぬれタオルで伸ばす。同色の絵の具で塗るとめだたくなる。
下ばりまでやぶけた場合は玉結びをした厚紙を通してその上で上張りをなおして最後に糸を切る。
・ふすまがきちんと閉まらない→ふすまの傾きを直す
5円玉を紐に結び、柱の角にぶらせ下手ひもを基準に柱の傾きを調べる。
柱が傾いていたら専門家に相談。
柱がかたむいていなければふすまが傾いているので、持ち上げたい下端に楔形の木片を釘でうちつける。
市販のふすま用補修用具でもよい。
・ふすまの滑りをよくしたい→ろうそくや敷居用テープで滑りをよくする
制汗スプレーをひとふきすると滑りがよくなる
しっかり治したい場合は、ふすまをはずし、ゴミをそうじして、敷居の溝の幅にあった木片にサンドペーパーを巻いて溝底を削ってなめらかにする。
木くずをふきとってろうそくを塗る。
または敷居用テープを張る。
川口技研 敷居すべりテープ 敷居スベリ 一般用 C-1808
・障子に穴をあけてしまった→部分張りで穴をふさぐ
補修用シールでふさぐ
大きい場合は一マスだけカッターで切って、新しい障子紙(アイロン接着タイプ)を一マス+桟の大きさにきってマスキングテープで仮止め、アイロンで接着、仕上げに霧吹きで水をかける。
障子用補修シール
・障子の桟が折れた→折れた桟の部分だけを交換する
折れた桟の障子紙を取り除き、折れた部分をゼリー状瞬間接着剤ではりあわせ、洗濯ばさみで2-3分固定
はりあわせることができないくらい破損しているときは、桟にあわせた木材を用意してマスキングテープで折れた桟に留める。
カッターにノコギリ状の刃をせっとして木材と桟をまとめて切る。接着面を大きくするため斜めにきるのがよい。
切り取った木材を桟に接着する。
セメダイン 瞬間接着剤3000ゼリー状速硬化 P20g CA-281 [HTRC3]
・ドアが傾いた→調整丁番のネジを調整する
ドアについている調整丁番を写真入りで解説、左右と前後の調節ネジがある
・ドアが傾いた2→埋め木をして丁番を締め直す
ドアストッパーなどのくさびじょうのものでドアを持ち上げ、丁番のネジを締め直す。
ネジ穴がゆるくなっている場合は、同じ太さでちょっと長いものにかえてみる。
それでもゆるい場合は埋め木をする。
・玄関ドアがバタンと閉まって危ない→ドアクローザーのネジを調節する
ドアクローザーには1と2の数字が表示してあるネジがついていて、
1は180度から30度までの速度を調節、2は30度から0度までの速度を調節。
まわしすぎると油がこぼれて使えなくなるので注意
・扉が外れてしまった→スライド丁番を調整して締め直す
スライド丁番のふたつのネジのうち、奥のネジを緩めると前後の前後を、手前のネジで左右の位置を調整。
3個目があるのは上下の調節ができる。
・引出しのとってがとれた→吸盤を使い引き出す
吸盤で引出し、なにかひっかかっていたら定規を使う。
取っ手は埋め木をして直す。
・結露をなんとかしたい→窓断熱シートやすのこで対策
窓には窓断熱シート
押入れにはすのこ
ニトムズ 窓ガラス断熱シートフォーム 水貼り E1580
・窓ガラスが割れた→ストッキングやごみ袋が活躍
大きな破片は拾い、掃除機のホースにストッキングのつま先部分を2重にかぶせて輪ゴムで止める。
吸い取った破片を集める。
窓にはゴミ袋を粘着テープで張り合わせてはる、寒いなら段ボールを。
サッシ・網戸の構造
サッシ網戸やサッシ窓にはサッシ枠の側面か正面に落下防止のはずれ止めがついている。
ネジを緩めるとストッパーが下がり、サッシ枠から外すことができる。
網戸や窓のフレーム固定用ネジは緩めないように注意。
戸車の高さを調節するネジがある。メーカーによって配置が異なる。
引き戸の両サイドの下部には戸車が入っている。
・サッシの鍵がかからない→クレセント錠の受け金具を調整
長年つかっているとサッシ枠にゆがみがでてクレセント錠の位置がかみあわなくなることがある。
受け金具のネジを緩めたり、クレセント側のネジを緩めて調整する。
このとき2個同時にとりはずすと裏側の金具が落下するので注意
・サッシ枠のゴミ・ほこりが取れない→手作りお掃除グッズが大活躍
完全にきれいにするには、網戸とサッシをはずれ止めをさげて取り外し、割り箸などでレールを掃除。
スポンジをカッターで10mmの升目状に切ったもので洗剤をつけて掃除して
最後にペットボトルのキャップに穴をあけたもので水をかけてふき取る。
・サッシ網戸の滑りが悪い→レールや戸車を点検・交換する
レールに小石が挟まっていたり、土埃がこびりついていたら割り箸や歯ブラシで掃除
戸車が欠けたり、すり減っている場合は、交換する。
網戸の戸車部分お幅と深さを測って戸車を用意。
古い戸車がはずせなければそのすぐ隣にさしこむ。
戸車についているネジをまわして高さを調節。
枠がゆがんだり反ったりしているときは専門家に相談
戸車
・網戸の網が傷んでいる→部分的に補修できる網戸用補修シートも便利
網目がよっているだけなら、目打ちなどで均等にならす
小さなひっかき傷はマニキュアを塗る
穴があいている場合は補修用シートを穴より一回り大きく切り取り、四隅を丸く切る。
室内側からネット柄のシートを外側から透明シールを重ねてはり、密着させる。
ニトムズ 強力網戸補修シート 枠用 200mm×31mm M526
・ペットが網戸を傷つけてしまう→網を2重にはって強化
ペット対応用の網をした部分に2重張りにする
ダイオ化成 ペットディフェンス 91cm×1.2m グレイ メッシュ 20相当
・椅子の座面を汚してしまった→座面を外して張りかえる
椅子をさかさまにして、すべてのネジを少しずつ均等に緩めて座面を外す。
生地を裏返して広げた上に、座面を下向きに置いて、記事が座面の裏側に4㎝程度かぶるところで鉛筆で印をつけ、裁ちばさみで切る。
座面の手前の生地を内側に折り返して、最初に真ん中をタッカーで留める。
そこから左右交互に角の手前まで留める。
布のたるみをなおして座面の後ろ側を留める。
ハサミであまり布を切り、形を整えながら布を内側におしこみタッカーで留める。
外したときと同じように、すべてのネジを少しずつしめながら座面をとりつける。
・椅子のがたつきを直したい→ネジとほぞを締め直す
ホゾ組の椅子は木の伸縮性を利用して、水をしみこませてアイロンの蒸気をあてて締める。
それでもがたつくときには金属の補修用金具をホゾにかませて固定。
・シールのはがし跡が汚い→ラップフィルムでシップしてスクレーパーを使う
カッターでガラス面のシールに切込みを数か所いれる
コップの水に食器用洗剤を一滴たらしてスポンジにつけてたっぷり塗る
ラップフィルムを張って20分。
スクレーパーをシールとガラスの間にいれながらはがす。洗剤をふき取る
のりが残ってべたべたしたらコールドタイプの制汗スプレーを吹き付け、スクレーパーではがす。
・籐家具を補修したい→マニキュアと瞬間接着剤で補修
割れた部分の両側をマスキングテープで仮止めして、ゼリー状瞬間接着剤をつまようじで細部まで塗りこむ。
1時間後にマスキングテープをはがし、透明マニキュアで表面をなめらかにする。
ほつれは、ひもを濡れタオルでくるんで柔らかくする。
ひもをまき直し、隙間におしこんで瞬間接着剤で固める。
・ぬいぐるみの目がとれた→グルーガンで修理
・大切な絵本が壊れた→寒冷紗を使って補修する
寒冷紗
○電気まわりの「とっさ」
・照明を交換したい→引っかけシーリングが付いていれば取り換え可能。
電源を落とし、ブレーカーも落とす、差し込みを左にまわしてはずす。
右にまわしてカチッと音がするまでいれる
レバーロックをかけて電源プラグをつなぎ、カバーをかける
・照明器具のひもが切れた→新しい紐と交換
照明器具を取り外し、ランプを外してドライバーで本体カバーを外す
カバーを外した状態でひもの経路を覚えておく
ひもをぬきとりピンセットでもとの経路で新しい紐をいれる。
結び目をつくり余分をきり、戻す
・電源プラグを交換したい→新しいプラグにコードを付け直す
ラジオペンチの根元で古い電源プラグをコードから切断し、
コードにカッターで切りこみを入れ、導線を8㎝くらいにさいて2本にわける。
先端から5㎝ほどのところの被膜にカッターで切り目をいれる、折り目が上になるようにコードをおりまげカッターを一周させる
ラジオペンチの根元をひっかけてはさみ、3㎝ほど被膜をむく。
むいた導線を右ねじりにまわし、新しい電源プラグのふたのネジをはずし、中のネジにまきつける。巻きつけるのも右。
余分をペンチで切ってふたをする。
電源プラグ
・たこ足配線をなんとかしたい→消費電力を確認し、テーブルタップで整理する
コンセント1か所あたりの最大消費電力は一般的に1500ワット
たこ足配線をはずし、プラグちかくに家電と消費電力を書いたタグをつけてテーブルタップにまとめる。
・コード類をスッキリさせたい→配線用のモールで固定し、用途別に分ける
配線用モールやらせん状チューブを使った整理法を紹介。
・スイッチプレートが外れた→取り外して掃除をして付け直す
はめ直す前に台座のネジはしっかり締め直す。
・テレビ端子の接続がわからない→テレビの入力端子に接続する
ケーブル端子を写真入りで紹介、端子にタグをつけて配線がわかるようにする
・BSケーブルが室内に引き込めない→隙間用のケーブルでサッシ枠の隙間から引き込む
・掃除機の調子が悪い→フィルターや吸い込み口を掃除
吸い込み口の髪や糸くずをはさみで切ってとる
麺棒で取り除く
モーターと紙パックの間のフィルターをはずし、水洗いして乾かして本体に戻す
○玄関・庭まわりの「とっさ」
・玄関のタイルが滑りやすい→滑り止めテープをはる
タイルをきれいにする。
タイルの幅より短めに滑り止めをはる
しっかりふめるようにテープの間隔は15㎝くらいを目安にする。
はったら上から布をあてて金づちで軽くたたく
・傘の骨が折れた→専用の修理金具で直せる
・雨どいから雨水があふれた→落ち葉を取り除き掃除する
天候が回復したら詰まっている枯葉を手でとりのぞき
へどろはスコップでこそげとる
水をながして流れを確認
ひび割れは耐水補修テープで対処
・雨どいがはずれた割れた→縦樋なら部品交換で直せる
でんでん(壁と縦樋をつなぐ金具)をといから外す。壁面の穴に木工用接着剤をいれるか埋め木をして固定。
はずれている雨どいを合わせマスにはめ直す
割れた場合はノコギリでカットして縦継ぎ手に雨どい接着剤をつけて差し込む
・水まきホースに穴があいた→ホースジョイントで修理
穴の開いている部分の両端をはさみで切り、ホースジョイントをつける。
タカギ ホースジョイントニップル G040
・塀に落書きされた→除去剤を使って落とす
落書き落とし用除去剤を使う。壁の材質と落書きの塗料によって違う。
・ブロック塀にひびが入った→充填剤で補修
歯ブラシでひび割れを掃除、乾いた状態で作業
マスキングテープをはって、充填剤をいれる。
へらで押し込む
乾かないうちにマスキングテープをはがす
・下駄箱が臭う→コーヒー豆や炭で脱臭
使用済みのコーヒー豆を天日でかわかして、目の細かい布袋にいれる
木炭をかごにいれておく
竹済みを目の細かい布につつんで靴に直接いれる
市販のシートなどを使う
・銀製品が黒ずんでしまった→重曹や銀専用の磨き液で磨く
少しのクル済みなら100ccのお湯に重曹大さじ1をとかし、30ふんほどつける
黒ずみがこびりついているなら専用の磨き液を
アクセサリーは専用の磨きクロスを使用
・新聞紙をきちんと束ねられない→縛り方のコツを覚えよう
ひもを長めに出して大きい輪をつくり、ひもを交差させる
交差したひもの上に新聞紙の束の中心を置く
輪の部分を新聞紙の上にもちあげ、ひもの先端を輪にくぐらせる。
新聞紙の中央で十字になるように調整。
短い方の紐を長い紐にくぐらせ束の角で固定
最後に長い方のひもで輪をつくり短い方のひもを通して引くと完成
・革靴にカビが生えてしまった→カビを取り除き、専用クリームで磨く
からぶきして、消毒用エタノール少量を含ませた布でふく
乾かして靴クリームを、仕上げはストッキングで磨く
・革製品のお手入れ方法がわからない→汚れを落として乾燥させる
白いよごれは消しゴムを使う、目だたないところでためしてから
艶出しをするためにきれいなスポンジに牛乳を少量つけて磨く
バナナの皮を使う場合は川の内側の白い部分で磨く
仕上げはきれな布でからぶき
直射日光の当たらない風投資のいい場所で乾燥させる。
ソファーなどは固くしぼったぞうきんでふく
・
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