SSブログ
[PR]本のベストセラー

辰巳渚の頭のいい子が育つ「お手伝いの習慣」―面倒くさがる子をやる気にさせる言葉がけのツボ [子育て]

子どもが育つのはまず「家庭」家のことは生きること。
お手伝いは生きる力や考える力を育てる。
どんな家事をどのように子どもに伝えるかを書いた本。

Part1
お手伝いのいいところ
1自立したたくましい人に育つ
2本当の学力が育つ(行動力、集中力、積極性がみにつく)
3家族のきずなが深まる
家事は親しか教えられない。身に着けさせるまで根気よく教えよう

上手な教え方
1-3歳 遊びの延長、具体的に教えよう
3-6歳 お手伝いをしたい時期、小さなことでもいいから役目をつくってあげよう
6-10歳 断ぺ気的にやっていた家事をまとめてまかせよう。おわったらちゃんとみてあげよう。私がやったほうが早いは禁句
10歳以降 繰り返して身に着ける。忙しくてできないと言い訳する時期ですが、カーテンあけるのは1分です。

まず子供のスペースを片付けさせる。
そのために、いらないものは捨てる、定位置をつくる、定量をまもる。

ものの始末を教える。
友達とあそんだあとは、みんなで片付け、洗ってほしいものは洗いカゴ、洗い場に。

家事塾でやっているワークで、お手伝いにどんなものがあって、係り決めをする表がのっていた。


Part2 毎日行う家事のお手伝い
大人になったときの生活スキルになる
目で見る毎日行う家事のお手伝いがのっていた。
洗濯、片付け、掃除、食事の準備・料理
日々の暮らしは生きて動いている=回っている。手や心を動かすことは暮らしを回すこと。
子どもにも家族の一員としてそれを感じてもらいたい。

場所別に、スキル別の目標があって、ポイントとうまくいかないときはの解説があった。

片づける

リビングを片付けると人間関係のチカラがつく、リビングは子どもの居場所である。
初級・・・おかあさんにいわれたら自分がだしたものを片付ける。
中級・・・お母さんに言われなくても、使ったあとは自分が出したものを片付ける。
上級・・・家族が使ったものに気が付いたら片づけておく
ポイント・・・使い終わったものがいつまでも出しっぱなしになっていないか、自分のことだけでなく、自分のこともできているか。
うまくいかないときには・・・みんながくつろぐ場所だから、きれいなほうが気持ちいいね。

玄関を片付ける、二兎からどう見られているかに配慮できるようになる
初級・・・靴を脱ぐとき揃えておく
中級・・・自分の靴のついでに家族の靴もそろえておく
上級・・・減感にある新聞や郵便物を持って部屋に入ったり、ごみを拾って捨てたりする。
ポイント・・・出入りのじゃまにならない場所にそろえたか、家族の靴もそろえたか
うまくいかないときは・・・見ててあげるから直してね。

使ったスペースを片付ける
トイレ・・・便器や床についた汚れを拭く
洗面所・・・飛び散った水を拭いて、落ちている髪の毛をすてる。
お風呂場・・・使ったものをもどして、バスタブや床についている髪の毛や泡をとる
うまくいかないときには・・・「次に使う人は、どんな気持ちになると思う?」

掃除
ぞうきん
はたき
掃除機
ほうきと塵取りをつかう
トイレを掃除する
お風呂掃除をする

洗濯する
洗濯機を使う
初級・・・お母さんから渡されたものを洗濯機にいれる
中級・・・洗剤などを計り、モードなどをあわせてスタート
上級・・・洗濯かごから自分で洗濯ものを分けて入れ、洗濯機にかける。
わけるもの、表裏のそろえかた、ポケットをみるなどを教えよう。

洗濯ものを干す
洗濯ものを取り込む、たたむ、しまう
アイロンをかける
手洗いをする

食事の準備をする
食器や箸を並べる、うまくいかないときには「あなだた配膳してくれないとご飯にできないのよ」
料理をもりつける、ポイント・・・ふんわりおいしそうに盛り付けてあるか、盛り付けた後の鍋や釜はふたをするなどもとにもどしてあるか。
食器をさげる洗う
食器を拭く・しまう、協力する力

料理をする
献立を考える、周りのことに気付く力 ポイント・・・スーバーで食材の状況(旬、値段、品質)をみたか、家族のことを考えたか
下ごしらえする 包丁に挑戦して達成感をあじあわせてあげよう。ポイント・・・ゆっくり切っているのをまちきれなければ、まかせてしばらく見ない。
ご飯をたく
味噌汁をつくる、段取り力がつく
卵焼きをつくる、おかずのきほんをみにつけて自分で食べられるという自信をつけよう。

やる気をうしなわせてしうので、言っては言けない禁句集
「私がするほうが早い」
「私がするほうが楽」
「私の仕事なのに、子どもにさせるのはかわいそう」
「まだ?」「早く」
「あとでね」「こんどね」
「まだ早い」「まだできないから」
「もう知らないから」
「何度言えばわかるの」


Part3 思いやる力が育つ「まわす」お手伝い
身の回りにあるものは使っていくうちになくなり、そのたびに新しいものに入れ替わる。流れをうまくまわすのは家族全員の手。

家の中がすごしやすくなる「まわす」お手伝いのタイムスケジュール表

暮らしをまわす
カーテンを開ける・閉める、1分でできるので、忙しいの言い訳がきかない。だれでもできて役にたてる
新聞・郵便物をもってくる、継続する力を養える、子どもがわすれていても持ってこないで我慢
お風呂を沸かす、相手を思いやる力をやしなう。洗ってあるお風呂はきもちいいと伝える

使えるようにする
新しいものと交換する、誰かが換えてくるではなく、気づいた自分が換えるという責任感。ストックは子どもでも出し入れしやすい場所にしておきましょう
ごみをだす
特別なゴミ(資源ごみなど)の出し方

手入れする
靴の手入れをする、物を大切にする気持ち
雨に濡れたものの手入れ、その場で手入れすることでダメージを減らせる、ぱっと行動する
自転車に空気を入れる、気が付く力
洗車する、段取り力

休みの日のチャレンジお手伝い
・特別なごみを出す準備
・靴を磨く
・自転車に空気をいれる
・洗車をする

ぞうきんがけをすると、ぞうきんがしぼれるで腰がいれられるか、ふらつかず雑巾がけできるかで身体軸とバランスがわかる。


Parat4 自信と責任感が付くひとりでがんばるお手伝い
ひとりでがんばるお手伝いマップ
ただし「ひとり」は強制せず、こわがったら一緒にいってあげよう。

お使いする
お母さんとお使いにいく 必要なものとそうでないものが選べるようになる。
独りでお使いに行く、挑戦する力と達成感からくる自信
お留守番をする、電話や人がきたら応対する言葉は教えておこう「お母さんはすぐに帰るといっていました」など。
近所の人に届け物をする、コミュニケーション力もつく
お客様の応対をする

世話をする
兄弟の世話をする
初級・・外を歩くとき手をつなぐ
中級・・いっしょにお風呂に入って面倒をみる
上級・・着替えや食事の面倒をみる

ペットの世話をする、継続する力がつく
植物の世話をする


Part5 豊かな心が育つ一年間のお手伝い
季節のお手伝いカレンダー
1月 お正月・七草
2月 節分
など行事や仕事

行事の準備と片づけをいっしょにやる。生活文化をみにつけることで安心感をもつ
衣替え
大掃除、めりはりのある生活がみにつく


辰巳渚の頭のいい子が育つ「お手伝いの習慣」―面倒くさがる子をやる気にさせる言葉がけのツボ (セレクトBOOKS)

辰巳渚の頭のいい子が育つ「お手伝いの習慣」―面倒くさがる子をやる気にさせる言葉がけのツボ (セレクトBOOKS)

  • 作者: 辰巳 渚
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2009/12/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:育児

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

[PR]Kindle ストア ベストセラー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。