SSブログ
[PR]本のベストセラー

ようこそ宇宙の研究室へ―すばる望遠鏡が明かす宇宙のなぞ (くもんジュニアサイエンス) [自然科学]

著者は国立天文台に勤務する天文学者。専門は小天体で、ハワイにある大型の望遠鏡すばるを使って、エッジワース・カイパー・ベルト天体にあらたな天体をみつけたりしている。また、すばるキッズというHPを作ったりしているらしい。ちなみに天文学者というのは仕事がすくないので、なにかほかに特技がないと食べていくのは難しいとも言っていた。自分は一般向けに宇宙のことを説明するのが得意であると書いてあった。

星座の話、
数千年前にアジアの西で放牧していたひとたちが、星と星をつないで作りだしたが、エジプト。ギリシャで発達して、世界中にいろんな星座がたくさんできたので、1928年国際天文学連合で88個に統一された。

太陽を1mの球とすると太陽系の各惑星はどのくらいの距離にどのくらいの大きさになるかの説明。
小天体は火星と木星の間、そして冥王星の外側にある。

望遠鏡の話
400年前オランダのリッペンハイムがつくったのが最初
星を観察するのに使ったのはガリレイ、彼が使ったのは屈折望遠鏡
ニュートンが使ったのが反射望遠鏡
すばるも反射望遠鏡、鏡で光をあつめるので、何枚かの鏡をつないで巨大な鏡をつくればより遠くまで観察できるから。
望遠鏡の精度があがるにつれて、太陽系のより遠い惑星を発見できるようになった。
具体的には、計算などから求められる位置に他の天体とは違う動きをする星をみつける作業になるらしい。

すばるはコンピュータ制御で画像はモニタで確認し、データはコンピュータに落として探すソフトで探すのだそうである。すばるは世界中の研究者に解放されており、誰でも申請できる。ただ、許可がおりるかは別。
高度4000メートルのところにあるので、前日から宿泊所にとまって体をならすのだそうだ。
観測は夜だし、結構大変らしい

太陽系は銀河にふくまれていること。宇宙にはたくさんの銀河があり、それぞれ遠ざかっていることなどが観測で分かってきている

これからの惑星探査計画がのっていた。また大型望遠鏡の建設計画なども。



ようこそ宇宙の研究室へ―すばる望遠鏡が明かす宇宙のなぞ (くもんジュニアサイエンス)

ようこそ宇宙の研究室へ―すばる望遠鏡が明かす宇宙のなぞ (くもんジュニアサイエンス)

  • 作者: 布施 哲治
  • 出版社/メーカー: くもん出版
  • 発売日: 2006/07
  • メディア: 単行本



nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

[PR]Kindle ストア ベストセラー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。