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歩けば脳が活性化する [健康]

著者は脳神経の研究者、脳内神経伝達の主なもの3つ
ドーパミン・・・快楽・報酬
セロトニン・・・幸福感
ノルアドレナリン
著者は脳を活性化する物質としてセロトニンに特に注目している。

セロトニンの働き
セロトニン神経が活性化すると脳の反応分野がひろいため脳全体が活性化する。セロトニンはドーパミンとちがって、私たちがおきているあいだ一定のインパルスによって放出され、脳内に一定の濃度で存在する。眠るとインパルスの発射はまばらになる(ノンレム睡眠時)、レム睡眠時は停止する。
セロトニン神経が刺激され、セロトニンが放出されると、それが受容体と結びつき伝達される。受容体と結びつかなかったセロトニンは「タランスポーター」とよばれるところから再吸収される。また、セロトニン・オートレセプターというものがあり、セロトニンの分泌量を一定にするために働く。
セロトニンの働きを良くするためにはセロトニン神経の働きを活発にすると同時にセロトニン・オートレセプターの働きをおさえ、セロトニンのレベルを高める必要がある。

セロトニンレベルが上がることによる効果
セロトニンが活性化すると脳波レベルが変わり集中しながらリラックスした理想の状態に近づく。
朝すっきりとめざめ、抗重力筋がよくはたらくので、姿勢がよくなり顔つきがかわり若々しくなる
痛みが脳に伝わる経路を抑制してくれるので痛みを抑えられる
海馬の記憶神経に作用して、いやなことをうけながすことができるようになる
脳全体の機能が活性化するので、前頭前野の機能もあがり、意欲がでて、集中力を発揮できる

セロトニン神経を活性化させるために
リズム運動をしながら歩くのがよい。真言をとなえてあるく空海のような修業はまさに脳を活性化させるもの
オートレセプターを変えるためには3か月
また一日20分以上歩くのがのぞましいが、5分でもよいから続けるのがよい、できれば真言などを唱えながらがよい。集中してあるくことがたいせつなので、おしゃべりはよくない。
歩けない場合は呼吸法でもよい
他にもガムをかむ、スクワットをするなど、リズム運動を日常にとりいれることでもセロトニン神経は活性化する






歩けば脳が活性化する (WAC BUNKO)

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  • 作者: 有田秀穂
  • 出版社/メーカー: ワック
  • 発売日: 2009/10/23
  • メディア: 新書



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