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この世でいちばん大事な「カネ」の話 [子育て]

「毎日かあさん」でおなじみの著者が語る。お金にまつわる話。
生い立ちは高知の田舎なんだそうで、6歳までは猟師町であまりお金に関係なく暮らしていて幸せだったとかかれていた。母が再婚して工場のある田舎町にひっこしてから、貧乏のつらさを味わったのでそうで「みんな怒っていた」と表現されていた。その後高校を中退になり、大学検定をうけて、美大にはいるが、その受験日に父が自殺、1年間浪人をした。上京して予備校に通うが、成績はふるわず、しかし「あの町にもどるのはいやだ、絵でくっていけるようになる!」との思いで、出版社に売り込みにいき、在学中から絵の仕事で稼ぎ出す。

6歳から18歳まで暮らした町で「貧乏」というものを見て、「貧乏は病気、なだれのように全てを破壊する。」
「お金がなくても幸せになれるなんてウソ、お金がないと人間は最低になる」
といっていた。

お金を稼ぐっていうことは自由になることで、なりふりかまわず行動していれば必ずなにか見つかる。
働いて稼げていなければいろんなリスクがある。自由を手放してはいけない。

ギャンブルや為替でお金を失ったこと。
義理の父がギャンブル依存症で最後には自殺したこと。
いかに負けるかをマージャンの師匠から教わったといっていた。

子供のころ猟師町で魚くさいお金をみたこと、自分で汗して働いたこと、それが金銭感覚になっている。
でも、パソコンの画面にうつるお金はリアリティがないといっていた。

お金は人間関係。お金をかして帰ってこなかったこと、相手はいつのまにか消えてしまったこと。
いつもおごられて当然とおもっているやつ、うまくたちまわってお金を払わずに済ませようってやつ、人間関係を破壊しているよ。

世界の貧困に興味があるのだそうで、ゴミ拾いのこどもたちのこと、グラミン銀行のこと。実際に自分で言って肌で感じるのが大切といっていた。「貧乏は病気」

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)

  • 作者: 西原 理恵子
  • 出版社/メーカー: 理論社
  • 発売日: 2008/12/11
  • メディア: 単行本



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