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わが子に「お金」をどう教えるか [子育て]

著者は御茶ノ水界隈で学習塾をしている方、私立受験の子どもたちをみることが多く、東京の老舗の子ども達も多く通っている。その子どもたちをみていて、お金の教育について書いたもの。

子どもたちの中にも、お金のない家の子どもをバカにする風潮があったり、誕生パーティーでホテルのスウィートを借り切ったりして贅沢をさせるのが子どもの幸せという考えがあったりするが、親が金持ちかは本人の資質とは関係ないし、子どもに贅沢させるのは決して本人のためにならない。

お金をきちんと使えるためには「心の偏差値」が高くなければならない。「心の偏差値」が低い子どもがお金をもっても使いこなせず、トラブルになるだけ。いくらあっても足りないから。
老舗の子どもでしっかりした金銭感覚を持った子どもは高校生でも小遣いをもらってなかったり、コンビニよりスーパーで買い物したほうが安いなどという金銭感覚がある。
勉強だけできればよいという考えでは「心の偏差値」はあがらない。実生活を通してお金との付き合い方を親がしっかり指導することが大切だし、成績よりも子どもの役にたつ。
これからの時代はいままでの受験勉強のように知識だけ詰め込んで大学をでればよいというものではなく。自分の考えを持ち、それを表現することが求められる時代になる。お金に対する感覚を磨いてあげることも大切な教育である。

なぜ、おおきなビルのなかのテナントのメニューは高いのか?
なぜ、同じもので場所による値段がちがうのか?
なにかするときいくらかかるかわかるようにその都度お金を渡し、レシートを返してもらう。
などなどあがっていた。


わが子に「お金」をどう教えるか (中公新書ラクレ)

わが子に「お金」をどう教えるか (中公新書ラクレ)

  • 作者: 篠上 芳光
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2008/03
  • メディア: 単行本



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