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洗濯上手こつのコツ [家事]

婦人の友の読者の集まりで「洗濯の神様」と呼ばれた堀志津さんの研究をもとにした本。これで4冊目になるそうです。

洗濯で実行したいこと。
・洗いすぎない、着たら洗うのでなく、汚れたら洗う
・生活排水のことを考える。水や電気を使いすぎていませんか?
・水・洗剤・洗濯物の量、水温、時間、測ることを習慣にして適量を守ろう。
・道具を手じかに。ナイロンネットは特におすすめ。
・機械まかせにしない。
・手洗いの良さを見直す。衣類が長持ちし、水やエネルギーの節約になる。
・素材を知る。繊維名と性質を知り、取扱表示を参考に手入れや洗濯を。
・手入れは早めに。帰ったらブラシをかける、ちょっと拭く手間をかける。
・上手に着て、上手に休ませる。エプロンなどで汚さない工夫を。
・家族の協力。下洗いが必要なものは分ける、ポケットからハンカチを出す。

洗たくコーナーを使いやすくする
・必要な道具がそろっている
・手元が明るい。汚れがよく見える。
・水まわりがよい
・平らな台がある。
・湿気がこもらない

必要な道具
手洗い・部分洗い・染み抜き用に
 たらい・ボール・ナイロンネット・ナイロン歯ブラシ、洗濯ブラシ、洗濯板
測るために
 計量カップ、計量スプーン、水温計
洗濯機洗いに
 洗濯ネット(けばや糸くずの付きやすい濃い色のものは目の細かいネットに。他は目の粗い方が汚れが落ちやすい、2~3種類の大きさをそろえておく。他の洗濯ものと一緒に使うときは球形がよい)

洗濯用洗剤
 弱アルカリ性洗剤 石けんなど ふだんの洗濯に。
 中性洗剤(液体) シルク・ウールなどオシャレ着などデリケートな素材に
 固形石鹸 部分洗い
 漂白剤 漂白・染み抜きに、酸素系と塩素系
 のり 

ナイロンネットは、ストッキングを切ってひもにしてかぎ針で編む方法が紹介されていた。


☆普段の洗濯
 洗濯機にまかせておかず、ちょっと目をかけるときれいに仕上がって衣類が長持ちする。
1 手洗いするものを取り分ける。
 サマーセーターや大切にしたいブラウスやワンピース、大切にしたいものは綿でも手洗いを。必ず取り扱い絵表示をみる習慣をつける。
 白いタオルなどのけばが色物についてしまうので、色物のシャツは色物だけで洗濯機で洗うが、少なければ手洗いする。または裏返して洗濯ネットにいれて洗濯機で洗う。
 綿など天然素材の色の濃いものを蛍光増白剤入りの洗剤で洗うと色あせが早い。
 生成りのものも蛍光増白剤の影響を受けやすい。
 色落ちのあるものは別洗いに
 夏に汗をかいたものはためないで手洗いを。汗は水でおちるので、ためこんで洗濯機を使うより清潔です。

2 部分洗やネット使用で全自動洗濯機もOK
 ポケットの中を点検する
 靴下は固形石鹸で部分洗したり、しみをとったりして汚れの程度をそろえる
 子どもの運動着など泥が沢山ついているものは洗剤でざっと洗う。水だけだと合成繊維は再汚染して逆効果になることがある。泥は乾くととれにくいので、すぐに洗えない場合は洗剤液につける。
 下着・ストッキング・洗えるオシャレ着はネットにいれる。分量はネットの3分の2まで。
 ハンケチは広げ、シーツやカバーは幅をよせて一気にいれる(空気を含ませない)
 エプロンのヒモは輪ゴムでとめて、ネットにいれない。この方がよく汚れがおちる。
 ファスナーは閉める。ブラジャーは洗濯ネットにいれる。

3 洗濯物の重さを知る。慣れれば目ばかりでも。
 洗濯機は洗い・すすぎ・脱水の時間を変えられるものがほとんどです。必要に応じて設定しましょう。洗濯の適量を守ることで汚れがきちんとおちます。
 かご1杯でどれくらいなどの目安をもつために、一度測りましょう。
 衣類のおおよその重さ ワイシャツ200g、ブラウス100g、Tシャツ150g、ブリーフ50g、パジャマ上下(冬物)500g、タオル70g、バスタオル300g、シーツ500g、ジーパン700g

4 水と洗剤の適量を守る
 洗濯物の量は表示の重さの7~8割が適量。
 洗濯ももの重さにあわせて水量を決める。この重量比を浴比という。全自動洗濯機の場合みためでは洗濯物が水にひたり、無理なく動く程度。二層式では洗濯物が水の中で泳ぐくらい。最近は自動検知が多い。
 洗剤の適量は水量で決まる。洗剤は適量より多くいれても汚れ落ちが変わらず、すすぎ残しの原因になるので注意。パッケージの量を守る。コンパクト洗剤は標準量の80%でかなりの洗浄力が発揮される。測るときは少な目で。
 水温は30度くらいを目安に。高すぎると生地を傷める。せっけんは20度より下だと洗浄力がおちる。また風呂の残り湯が汚れていると石鹸カスがでやすい。

5 洗いすぎ、すすぎすぎ、脱水しすぎに注意
 入れるのは水→洗剤→洗濯物。洗剤は機械を回しながら少しずついれて溶かす。洗剤は100%溶けてこそ、洗浄力が発揮される。適温の水(30度)を使うのも効果的。
 洗濯時間の基本は7分。汚れていると思っても10分で十分。汚れているものは部分洗いして汚れの程度をそろえて投入する。
 すすぎは「ためすすぎ3分を2回」、「注水すすぎ5分」でもよいが、水の量が前者は後者の3分の2ですむ。全自動洗濯機の「ためすすぎ」は1回約3分の設定になっている。すすぎすぎると水中の鉄分で黄ばんだり、塩素で色があせたりするので弊害がある。
 脱水は短ければしわになりません。3分で。とくにポリエステルなどの化繊は1分でもいいくらい。全自動は勢いよく回るまで50秒前後かかるので、それを考慮して時間を延ばす。
 ポリエステルや混紡の白っぽいワイシャツやブラウスがすっきりしない場合は、先に3~5分、水がきれいなうちに洗うと再汚染が防げる。

6 脱水したらすぐしわのばし
 脱水したらしわにならないうちにとりだして、この形に乾いてほしいとおもうようにととのえる。ブラウスやワンピースの襟や袖口はきちんとした形にして、振る、ひっぱる、たたんで叩くなどしてしわを伸ばす。
 量が多い時は畳みながら叩いてシワをのばすのが楽。ちょっと置いておくとさらに効果があります。
 洗濯が多いときは干すのも時間がかかし、場所も必要。陰干しするところも必要なので、屋外の他に屋内にも干せる場所を。浴室など水が垂れてもいいところは、ざっと洗ったワンピースなどを干すときに便利。
 直射日光で生地が黄変しあり傷んだりするので、陰干ししたいものは意外と多い。毛・絹・ナイロン・ポリウレタン・アセテートは陰干しに。色柄物、蛍光増白処理されたワイシャツも陰干し。でも室内にそれほど干せないので、裏返して干すなどの工夫を。日光の殺菌効果をつかいたいのは布きんや布おむつ。
 とりこんだときもシワにならないように重ねておきましょう。
 ジーパンやスカートは角形ハンガーに口を広げて干すと風を通してコンパクト。シャツやシーツなども角形ハンガーに干すと場所をとらない。形を大切にしたいものは、ハンガーにタオルを巻くとあとがつかずにずり落ちない。
 室内に干場をつくるなら、風が通るように2か所のあいているようにする。

☆4人の洗濯体験
 手洗いも含めて40分フル稼働
 大家族で仕分けを手伝ってもらう
 汚れてないものは洗わないようにする
 大切なものを手洗いする。

☆漂白
 漂白剤は参加と還元の化学反応で汚れを分解する。家庭用では還元はなく、酸化型。塩素系と酸素系があるが、塩素系は有害物質を生み出しやすいので控えめに。酸素系は効果を高めるには湯に溶かすのがよい。塩素系ほど強力でないが殺菌もできて手荒れも少なくより安全。
 漂白剤を使うときは
 ・繊維の取り扱い表示を確認
 ・目立たない部分で色落ちを試す
 ・よくとかしてからつける(ムラになる)
 ・漂白するものは必ず水にぬらす
 ・アルマイトなどの金属容器の使用はさける
 ・すすぎは丁寧に
 色柄物を酸素系で漂白する方法。
 白い衣類を塩素系で漂白する方法。
 しみは素早い処置が効果的。出先なら水で濡らしたハンカチでたたいておく。
 なんのシミかわからない場合は水でぬらした洗剤でためし、だめならベンジンでたたいてみる。洗濯機で洗うとシミが繊維の奥まで入り込んでしまうことがあるので、先におとすようにする、漂白できるものは漂白剤で染み抜きをしてみる。きかない場合はプロにお願いを。

☆のりをつけて衣類を気持ちよく
 ・紺のシャツをPVAでのりづけする
 ・ジャガード織のシーツにCMCでのりづけする
 ・レースのテーブルセンターにのりづけする
 ・平織のシーツを屏風だたみにして手でCMCを塗り付ける

☆アイロンの技を磨く
 最初に用意するならスチームアイロンが便利。
 他にアイロン台、霧吹き、当て布、バスタオル・タオル、ビニールの風呂敷か袋(霧吹きのあと湿り気を均等にするときつつむ)
 のりづけした綿や麻のワイシャツ、テーブルクロスには十分な湿り気を与えて高温でかける。
 木綿は湿り気がなくてもきれいにかかる
 化繊は霧をふいていよい
 絹はなるべくしめらせない
 毛はスチームアイロンでかけたい。
 繊維に適した温度は、綿や麻は高(180~210度)、絹・毛・レーヨン・キュブラ・ポリエステルなどは中(140~160度)、ナイロン、アセテート、アクリルなどは低(80~120度)アイロンをかけないほうがよいのはポリプロピレン、ポリ塩化ビニール、ビニリデンなど。
 アイロンかけの基本
  ・かけるものをアイロン台になじませる。おいて軽くたたく
  ・かけはじめはバックで入って前に
  ・乾くにつれて大きく強く動かす
  ・もう片方の手を遊ばせない。生地をおさえたりひっぱたりする。
 大きなものにかけるときは半分づつ台にのせてずらしながらかけるか、折って表裏でかける。温度が下がりやすいので30㎝くらいずつ仕上げる。
 ギャザーは手前でアイロンをとめて反対側をひっぱるとギャザーの方向がきまるので間にアイロンの先をいれてかける。
 襞はきちんとたたみ上部にむかってかける。左手で襞どまりをもってピンとさせる。
 フリルは形をつぶさないように、片手でフリルを開きながらアイロンの先を細かく使う。
 レースはひっかけないように気をつけて、ゆっくり動かす。編み目と全体の形をととのえながらかける。乾きにくいものは両面から。
 スカートやパンツの腰回りはウマをつかう。なければバスたおるを使用。

☆自分で上手に洗いたい
家庭の洗濯の長所は「ていねい・手早く・きちんと」をいかす心がけ。取り組むことで技術が磨かれる。

○ワイシャツ
洗濯機に入れる前にポケットのごみをとりシミを確認する、襟やソデに汚れがあったら、平らな場所へひろげて、水でぬらし固形石鹸をつけて少しずつこすってとっていく。
洗濯機で洗剤をとかし、ワイシャツをいれて3~6分で洗い、すすぎはたらいのたっぷりの水で手洗い、襟がおれないように洗濯機の底に広げて脱水。全自動は1分。二層式は5~10秒が目安。
脱水後は、肩の内側を左手で支え、右手で後身頃の裾をもち、少し布が引っ張られるくらいに前後に強く振る。前身頃、袖も同じ要領で振る。ハンガーにかけて、上のボタンを1つため、前立て部分を両手で縦方向にピンピンとひっぱり、衿やカフスの形もととのえて干す。

ポリエステルは汚れを吸着する性質があるので、他の洗濯ものとわけて最初に洗う。
そのほかの洗濯物をいれて洗うために取り出して、たらいですすぐとよい。
綿の場合は再汚染やしわを気にする必要はないので、他の洗濯物と一緒にしてもよい。
綿のワイシャツののりのつけかたや、アイロンのかけかたがのていた。

○ポリエステルのブラウスを手洗い、シルクのブラウスの手入れと洗い方、木綿のブラウスのアイロンかけがのっていた。
また、どんなブラウスが洗えるかを編集部の人がもちよって目利きしてもらっていた。手洗いでほとんどのものが洗えるけど、水に強いポリエステルやナイロン、アクリルで経験をつんでから、シルクやレーヨンをやるのがいい。また混紡の場合は、一番比率の多い繊維にあわせるか、弱いものにあわせるのがよいとしていた。

○スカーフを手洗い、アイロンかけ、たっぷりの水で手早く洗う。
○セーターを手洗い、手洗いできるか確かめ、毛玉としみをとり、洗いからすすぎまで3分目安。セーターの型をとっておき、型にあわせて整えるのもよい。
○ジャンパーを拭き洗い。丸洗いは洗濯機の中で押し込みながら手洗いしていた。
○レインコート・トレンチコート 部分洗いと拭き洗いで長持ち。
○学生服は普段からしみやよごれに注意。ひどい汚れはアンモニアを使う。セーラー服は衿の白い線を普段から汚れないように部分洗。襞スカートは胃と印で襞山と襞奥をつける。体操着の泥汚れは乾かないうちに、混紡のものは黄ばみやグレーになりやすいのでときどき洗剤液の温度をあげる。混紡は水につけると汚れが繊維にひろがるので洗剤液につけて、汚れがゆるんだら揉み洗いする。よごれのひどいところは固形石鹸を使う。
○靴下とハンカチは自分で手洗いする。汚れのひどいところは石鹸をうすくつけて(つけすぎると泡だらけになる)手でこすり洗いを。
○帽子を手洗いする。パナマ・いぐさなどはブラシをかかてから固く絞ったタオルで水拭き。
○かさ。日傘は季節の終わりに洗剤で洗う。雨傘は固く絞ったタオルで拭く。おちないときは洗剤を絞ったタオルを使う。
○革製品 固く絞った布で拭く習慣をつける。皮手袋は濃い色のものなら思い切って水洗いできるとしていた。
○赤ちゃんの衣類 おむつは塩素系漂白剤でつけおき、よごれがついてしまったエプロンも固形石鹸でもみ洗いするとよみがえる。
○ぬいぐるみ 押してみて、弾力がありやわらかい中身なら丸洗いできる。リボンやいろおちしそうな部分は端を洗剤液でぬらしてタオルをおしあてて確認を。たらいで丸洗い。脱水は洗濯機で軽く。
○レースのカーテン。普段は洗濯機で洗える。汚れがひどいときはたらいでざっと洗ってから二度目は洗濯機で。ポリエステルは汚れがたまるおちにくいのでこまめに。手洗いなら金具をはずさないでよい。
○毛布 アクリルや普段使いのウールは家庭で洗える。洗濯機ではいらないときは、お風呂場で足で踏んで洗う。ウールの上等なものはドライクリーニング。
○浴衣 はじめて洗うときには色はおちると想定しておく。たもとのゴミを歯ブラシでとって、たたんで盥であらう。裾は降り洗い。一分脱水して竿で干す。
○和服 着る都度おていいれを、清潔な「たとう」かゴザの上で扱う。硬く絞ったタオルで拭く。汗のつきやすところはたたく。襟はベンジンをつかっていた。

☆おしゃれ着・外出着をだいじに着る
衣服を長持ちさせるため「手入れ」という中間の手段を活用する。

気軽に洗えない衣類は、帰ったらブラシをかけ、ほこりをおとし、ポケットの中身をすべてだし、厚みのあるハンガーにかける。同じ服は続けてきないほうがよく、湿気はとってからタンスにいれる。背広のズボンをスチームアイロンでプレスする方法。

夏の婦人服は帰宅した汗の始末をし、上等な服ほど洗剤洗いは控えめにする。基本固く絞ったタオルでたたく、ふく。
シルクやウール以外の衣類なら、霧吹きで汗をゆるめて手洗いできる、全体は水に通す感じで、衿はナイロンネットで部分洗を。
全体がべとついてきたら丸洗いする。

簡易クリーニングとして、ブラシをかけてベンジンなどで汚れをとる方法を紹介していた。ブラシの使い方やお手入れ、衿のベンジンの使い方や仕上げ拭きの方法など。

しみは時期を失すると簡単におちるものもとれなくなる。あきらめず根気よくすこしずつおとす。
油性のシミは糸でしるしをつけて下に布をあて、ベンジンでおとす
水溶性のシミは歯ブラシで水で落とす。

○クリーニング店の選び方、つきあいかた。
整理整頓でできて受け渡しの確認がよく、クレームにすぐ対応してくれるとこ。
おとしてほしいシミなどの要望は先に伝える。受け取ったら点検をして、苦情は早く。

☆知っておきたい洗濯の科学
繊維は長くて細い、性質は化学構造がかかわっている。布は繊維の集合体。
繊維の種類は、天然と化学におおきくわけられる、さらに天然は植物・動物・鉱物、化学は再生・半合成・合成・無機繊維にわけられる。
繊維の性質は大きく、水になじみやすいものとなじみくいものがある。

天然繊維は加工していない限り、だいたい洗濯で収縮やしわが発生する。ドライクリーニングなら収縮しないが、有機溶剤は汗などの水溶性の汚れはとれない。
合成繊維は丈夫というのが一般的だったが新合成のなかには弱いものもある。熱には弱いのが一般的。アセテート繊維は熱と力が加わると半永久的なシワができてしまう。

仕上げ加工の特徴と取り扱いの注意
染色・・・染料が水に溶けだして色があせる。温度が高い、機械力が加わるとさらに促進される。日光や塩素でも変色する。

・防縮および形態安定化
樹脂加工・・・繊維館を樹脂により端賭け結合させ収縮やしわを防止したもの。塩素系漂白剤と反応して黄褐色に変色してしまう。
VP加工・・・ホルマリンガスにより綿製品を縫製後に加工したもので型崩れが少ない風合いがソフト。
液体アンモニア加工・・面繊維の断面がほぼ円形に誓うなり、洗濯による収縮もすくなくなって、ソフトな風合い効果がでる、このあと樹脂加工するとさらに形態が安定する。
脱スケール加工・・塩素や酵素によって毛のスケールを排除。

・風合いのソフト化
ピーチスキン加工・・リオセル(テンセル)は酵素でからみあったけばを除去し、細かい桃の実のような産毛上の表面にしたもの。力を加えるとけばだちしやすいので、裏返すか、ネット使用して30度以下で洗う。
柔軟加工・・主として界面活性剤を吸着させる後処理加工。洗濯で降下は低下。家庭用柔軟仕上げ剤で簡便に補える。

・衛生効果
抗菌防臭加工・・・のりをつないこと。せっけんが残らないようにする。漂白剤は加工剤と反応する可能性があるのでさける。

・防水・撥水
透湿防水加工・・・微細な孔をたくさんもつフィルムや樹脂膜をはりつけて、気体の水は遠しても液体水は通さない加工をねらったもの。摩擦や機械力に弱い。

その他
帯電防止加工・・一般には界面活性剤を吸着させているので洗濯で効果低下
防炎・難燃加工・・石鹸カスで効果が低下するので使わない。漂白は塩素系をつかう。のりは使わない。

家庭用品品質表示法
衣類などは混紡が普通なので、適切な取り扱いを判断する目安にするためにつける。
繊維表示と、取扱絵表示の例がのっていた。

ものを洗うには「水」「洗剤」「物理的力」の酸要素が必須条件といわれている。
汚れの中には水だけで落ちるものがたくさんある。
洗剤は水だけでおちない汚れを衣類と汚れの間に作用して引き離し、水に溶かしだす。いると汚れの間(境目)を「界面」という。洗剤は界面活性剤とその効果を高める助剤でできている。環境汚染や手荒れを引き起こすのは主として界面活性剤。

界面活性剤の変化

1植物性界面活性剤 サイカチの実、シャボン草、桔梗根、シウラメン、大豆のゆで汁などの植物性サポニン、大豆と米のレシチンなど

2動物性界面活性剤 牛の胆汁、鶯の糞

3鉱物性・植物性アルカリ 石灰、硼砂、藁灰、海藻灰、木灰のアルカリを利用

せっけんは木の灰などでは大量生産できないので、海の塩から炭酸ナトリウムを合成する方法が開発された。ペストの流行などから石鹸が大量に必要になった。

二つの世界大戦中に合成化学技術が飛躍的に進歩。1930年代に合成界面活性剤がうみだされた。合成界面活性剤と一口でいっても内容はかわっていて、分解しやすいものもある。

洗剤は助剤の「ボウ硝」を除いて半分に、陰イオンから非イオンにかわって半分に減った。ただし非イオン(POER)は淡水魚の地誌毒性が強いといわれている。

洗剤と水を削減するのが環境問題を解決するカギ。
家庭の洗剤の使用の60%は洗濯。


洗濯機を上手に使いこなすには
・日本の洗濯機のタイプは二層式から全自動へ。でも自分の洗濯のスタイルと量をみきわめて選ぶ。ドラム式はヨーロッパで発達し日本にはいってきた。節水できるのが特徴。
全自動でも機能を理解し、自分流に使うことが大切。○㎏あらいは、その7~8割くらいの量で一番汚れがおちる。節水タイプが増えているが洗ってみて汚れ落ちがわるいなどのときは水量を増やすなど工夫が必要。
いきとどいた洗濯ができる二層式洗濯機を選ぶという方法もある。
ドラム式は今後日本での普及が期待できる。
洗濯機の手入れは、終わったら風とうしをよくして乾かす。取扱説明書に従って酸素系漂白剤で汚れを落とすなどする。


洗濯上手こつのコツ

洗濯上手こつのコツ

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 婦人之友社
  • 発売日: 1999/04
  • メディア: 単行本



タグ:婦人之友社
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