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暮しの手帖別冊 徒歩旅行 [雑学]

暮らしの手帳の連載をもとにまとめた本。
山歩きの好きな著者は、日本地図が山の名前ででてくるそうだ。初対面の人の出身地の山の話をすると、たいてい遠足で登ったなどともりあがる。
著者が山へいくとき、帰りに通る山麓の町は、山にいかなかったら訪れることもなかった町。どこも少し歩くとひなびた味わいがあり、昔ながらのいいものがあり、土地の美味しいものが食べられる。時間が許せば一泊することもある。
そうしているうちに山へ行かなくても、町だけを旅行することもでてきたそうだ。
そういった訪問先を写真と文で紹介する本。

徒歩旅行第11回と、間にエッセイのようなものが挟んである形式。

★長野県松本
登山の帰りに何度もよるうちに、お土産の定番になった箱入りのシュークリームなど。

★愛知県豊橋
東海の小尾瀬といわれる葦毛湿原の花。
籐でできた乳母車を作る店。「高柳うば車店」
マップと、いくつかの店や駅前の風景。目についた制服店や、昼ごはんに選んだ豊橋うどん煮かけ。
ボンとらやというのは、洋菓子店とらやという意味らしいです。
和菓子の「大正軒」のういろうを買う時、旅の友が「朝ごはんがういろうでもいいくらいういろうが好き」と爆弾発言。
夕ご飯は、老舗「きく宗」の菜めし田楽。
お土産は、地元人の店「山口」の鰻。
ホットケーキの店「三愛」でレモンスープホットケーキ。
朝市や市電、パチンコ屋さん。
しるこサンドとかの名物も紹介されていた。

歩く旅の旅支度の心得
灯りを手元に
1gでも軽く
マイ・セットをつくる(いつでも旅に出られるように)
地図を持つ
お守りをつくる
お金は分けて持つ
履きなれた靴
必要なものだけをポケットにいれて手ぶらで。
忘れても買えばいい
思い立ったが吉日
迷ったら買う
気になる町角は曲がる
水を飲む
聞くが早道
沈黙も道連れ(お友達としゃべってばかりいないで、黙って歩くのもいいもの)
旅の夜は早じまい(地方の夜は早い)
お邪魔しています(地元の人たちの生活の場です)
調べすぎない(情報にとらわれすぎる)
自分だけの旅を(大事なのは自分の足で歩いて目で見て感じること)

★群馬県桐生
無料の動物園のぺんぎん。
百年続く花の形のお菓子「こまつ屋」の花ぱん。
マップと写真。
上州粉文化ということで製麺所が。昼ご飯は「桃太郎」のカレーうどん。
「シロフジ」のアイスまんじゅう。
【あす楽対応】昭和25年頃から作られている本物のアイス饅頭桑名名物 和菓子屋 寿恵広(すえひろ)アイス饅頭12個風味豊かな北海道十勝産の小豆とミルクの組合せは今でも新鮮!【三重県桑名市 アイスまんじゅう アイスキャンディ】

織物で栄えたので豪華なお屋敷や蔵、工場が残っている。偶然よった教会や、たちよったスーパーで見つけた米「ゴロピカリ」
「マルよね伊勢屋製粉」で休憩。
半ページにぎっしり写真と短い紹介文で、歩き方やみどころ、名物紹介など。

地方愛として、おもしろかった看板とかマップ、商品の写真と、短い文を見開きで。

★長野県上田
上田にはフルーツ屋さんが多い。
りんごを食べておしゃべりをしながら万年筆の書き味を試す、万年筆専門店「庄村万年筆店」
ももやプラム。「みすゞ飴本舗」のフルーツゼリー。



別所温泉。戦国時代の町並みがしのばれる街並み。千曲川など
マップと半ページの紹介。生き方、みどころ、おやつの紹介など。

エッセイ時計の話。

★静岡県下田
下田の光る海と山の緑。また来たいと思える旅館「金谷旅館」


遊歩道が多く、海と緑を楽しめます。
磯料理を食べ、地元の文房具屋さんで小学校時代に使っていたのと同じ鉛筆を発見。
まちかどには干物。港に漁船。
鰹節店や相馬京染店。さいかやの袋はパンダ。

エッセイ「こくご」の教科書と下田。

★埼玉県秩父
秩父では冬でもいちご狩りができる。
地元の人がつかう食堂「松村甘味食堂」のおしるこやおにぎり。
昔のままのふつうにおいしいあったかいものが食べたいなら秩父へ。
レトロ食堂ファンに有名な「バリー」で親子丼を二人で一つわけあって(かなり満腹だったので)
マップと半ページの行き方、歩き方、見どころ、名物紹介。

エッセイ 地図はともだち。徒歩旅行の連載で載せているマップの作り方。
東京駅周辺の地図を例に、説明していた。外国の古い街路地図のように、正確で美しいものをということで、ただの絵地図ではなく、本物からおこして、必要な情報をいれるように、案内が一人よがありにならないように配慮しているそうだ。

★福島県会津若松
南蛮文化の香り。塗りの小箱。
古い建物。洋菓子店のパン。蒔絵師さん。地元の食堂など。
マップと半ページの、行き方、歩き方、見どころ、宿泊、名物など。

エッセイ友のこと。

★鳥取県鳥取
朧月夜の歌碑や砂丘。
著者の幼馴染は5人の子どもがいて普段自分の時間はとれないという。
遊覧船にのったり、ケーキを食べにいったり。
砂丘は初めてだそうです。
地元のモサエビ。砂丘で砂まみれ。昼ご飯は砂丘近くの「鯛喜」のカニ丼。
マップと、半ページの行き方、歩き方、宿泊、見どころ、名物など

エッセイ旅の夜

★新潟県村上
丸いお麩で真ん中のくりぬかれたものと、まんじゅう麩とよばれる麩。

まんじゅう麩(新潟県産)
価格:302円(税込、送料別)




村上は最も北にあるおちゃどころ。「九重園」のお茶とお菓子。臥牛さんのヤマユリ。家の軒先の鮭。伝統工芸村上堆朱の店の前のハマナス。
岩船神社の近くの八坂神社の大木。
旅館からみえるの佐渡ではなく栗島。
マップと半ページの行き方、歩き方、宿泊、みどころ、名物など。

旅のあとさきとして、日本の麩マップ。
21種類の地方の麩が日本地図とともに紹介されていた。

★千葉県木更津
羽田に降りる飛行機を観ながら、東京湾で小舟の上からイイダコ釣り。
海からみえるコンビナート、落花生。富津のアナゴは「はかりめ」という。
木更津港は工業港。
「三好家」の豆大福を買いにいったら売り切れでコーヒー牛乳を一気飲み。その後びっくりしるこを食べた。
八剱八幡神社店内。
マップと半ページで行き方、歩き方、宿泊、見どころ、名物など。

地方愛2として、捨てられない包装紙を写真と文で紹介。

★三重県桑名
伊勢神宮の一の鳥居。
参宮街道は別名餅街道。餅の写真が沢山。
駅前の飲み屋街。マンホールのふたが絵画的。
惣菜店さんや神社、揖斐川。
「歌行灯」でハマグリ定食。
マップと半ページの行き方、歩き方、宿泊、みどころ、名物など。

エッセイ旅の後さき、旅先できいた普段の家庭料理をイラストと文で。
豊橋のチャオスパ=あんかけスパゲッティ
秩父のずりあげ=おうどんをゆでて引き揚げてそのまま生醤油とねぎと鰹節をからめて食べる。
など

★神奈川県鎌倉
鎌倉の古書店「木犀堂」
ラーメンや「静雨庵」
出すのに50分かかるという分厚いホットケーキ。
鎌倉野菜。
竹やぶや切り通し。通りすがりのイヌ。そらのトンビ。魚屋の店先の開き。
和菓子「美鈴」の菓子折り。
マップと、半ページの行き方、歩き方、みどころ、名物など。

エッセイ 大学で赤帯の本を読んだけど、内容を忘れてしまったこと、でも読み通すことに意味があるだって。

エッセイ、西宮、浜松、大瀬崎、内海のエピソード。

読者の旅の手帳。


暮しの手帖別冊 徒歩旅行

暮しの手帖別冊 徒歩旅行

  • 作者: 若菜 晃子
  • 出版社/メーカー: 暮しの手帖社
  • 発売日: 2011/09/01
  • メディア: 雑誌


タグ:若菜 晃子
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