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体温を上げると健康になる [健康]

健康な人の平熱は36.5度から37.1度。
だるさやつらさなど病的な症状がなければ37度は微熱ではなく、健康な体温。

低体温になる原因はストレス。
ストレスに対応するために人間には自律神経とホルモンという二つのバランス系があるが、慢性的にストレスが続くと機能を維持できなくなる、自律神経のバランスが崩れると血液の流れが悪くなり、血流障害から低体温になる。ホルモンバランスが崩れると細胞の回復が遅くなり、細胞自体のエネルギーが低下するので低体温になる。
体温は自律神経とホルモンが正常に働いているかを知る最もよい指標。

体温が1度さがると免疫力は30%低くなる。体内を酸化させ、老化スピードを促進させる。
体温が1度あがると免疫力は5倍から6倍高くなる。
ガン細胞は35度が最も増殖する。

体温が高いと免疫力が上がる理由は、血液の流れがよくなることと、酵素の活性が高まること。血液の流れがよい=白血球が体中をパトロールして異物を取り除いてくれる。酵素は37度台で活性化し、体温が高いほど、酵素の働きはよくなる。
風邪をひいているとき体温を下げるのはよくない。アメリカでは初期の風邪では薬は処方しない、医者である筆者はビタミンCとマグネシウム(ビタミンCの吸収を助ける)を飲む。

私たちの細胞は、原子細胞生命体とミトコンドリア生命体の合体でできている。
原子細胞生命体は嫌気性代謝(酸素を使わない)、ミトコンドリア生命体は好気性代謝を行う。精子は嫌気性代謝、卵子は好気性代謝。嫌気性代謝は温度が低い方が状態がよく細胞分裂が活発になる。好気性代謝は逆。
がん細胞は嫌気性のエネルギーで増殖するので低体温のほうが増殖する。
体温をあげるとナチュラルキラー細胞(NK細胞)というがん細胞を攻撃するリンパ球が活性化するので、予防だけでなくがんになってしまってからも体温をあげるメリットがある。

男性が女性よりメタボになりやすいのは男性の更年期障害(PADAM)のせい。
PADAMがおこるとうつに似た症状がおきる。
本来男性ホルモンは30歳をピークに年に1%死ぬまで徐々に低下していく。しかしPADAMの人は急激に低下する。原因はストレス。そして男性ホルモンテストステロンが低下すると内臓脂肪がつきやすくなる。内臓脂肪が増えるとアディポサイトカインが生産されるようになる。これは、インシュリンの働きを低下させて糖尿病を誘発したり、血管に炎症を起こして動脈硬化を誘発したりする。体に害になる作用しかないホルモン。
PADAMを見分ける一番簡単な方法は自然に目覚めたとき「朝立ち」があるかどうか。

アディポサイトカインを生産する内臓脂肪をなくすには、食事と運動制限の他にPADAMに対処する必要がある。男性ホルモンがでていれば、内臓脂肪でなく皮下脂肪になるから。
副腎という臓器は左右の腎臓の上に位置する重さ5~6グラム程度の小さな臓器で約90%の皮質が10%の髄質をつつんだ構造をしている。ここで生産されるホルモンの一つ、DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)は長寿のマーカーと呼ばれ、100歳以上の健康な人の血液に多い。そして男性ホルモンの原料になる。だから副腎が披露して機能が低下するとDHEAが減って男性ホルモンが減ってしまう。

体温を上げると基礎代謝があがり痩せやすくなる。
血流がよくなり量が増えて筋肉や骨が増えやすくなる。
血流量が増えるとぜん動運動が活発になり便秘解消。
脳の血行がよくなり、脳が活性化。海馬の血行がよくなると記憶力があがる。
酵素が活性化して、インシュリンの作用がよくなったり、細胞が若返ったりして肌がきれいになる。
高体温は健康の源。


体温アップ健康法。
体温を一時的に上げる努力をする。そして、体温を恒常的に高い状態に保つ努力をする。

50代になると、ほとんどの人に加齢による動脈硬化が起こる。ここに低体温が加わると、狭くなった血管をドロドロの血液が流れることになり病気のリスクがあがる。
動脈硬化の危険要因。高血圧、喫煙、糖尿病、高コレステロール。まずはこれを取り除く。

体温を恒常的にあげるもっともよい方法は「筋肉を鍛える」(増やすではない)
食べても太らない人は基礎代謝の大きい人。
体温と基礎代謝は正比例。
体温が1度高くなると、寝ていても毎日30分ウォーキングする以上のカロリーを消費する体になる。
同じ体重なら男性の方が女性より基礎代謝が高いのは筋肉の量が多いから。
筋肉を増やせば、基礎代謝があがる。

食事制限をすると筋肉と水分が減る。リバウンドするときは脂肪が増えるので結果として痩せにくい体になってしまう。

体に筋肉は20歳をピークに男女とも年1%減少する。ただし動かさないと驚くほど速いスピードで失われる。寝たきり生活をすると、二日で1年分の筋肉を失ってしまう。
筋肉を維持するためには、毎日の生活の中で筋肉に適度な負荷をかけることが必要。

有酸素運動は脂肪を減らし、無酸素運動は筋肉を鍛える。
有酸素運動で脂肪を効率よく減らすには、成長ホルモンを出してから有酸素運動をすること。成長ホルモンは脂肪を分解する働きももっている。

成長ホルモンを出すのは無酸素運動。そして一度成長ホルモンがでたら効果は6時間持続する。有酸素運動の前に筋トレなどの無酸素運動をおこなうと、通常15~25分くらい運動しないと始まらない脂肪燃焼が、5分~10分で始まる。

冷え性が女性に多いのは、低血圧と運動不足。改善するには、下半身の筋肉を鍛えること。歩くことの他にスクワットがおすすめ、最初は息をとめた無酸素運動で行い、次に有酸素運動でおこなうとよい。
冷え性の人は事前にストレッチで筋肉を温めた方がよい
冷えは体にとってストレス。自律神経のバランスが崩れると低体温につながるので、筋トレで予防を。

筋肉を鍛える上でもっとも大切なのは、「脳から筋肉への神経を鍛える」本当の意味でパフォーマンスを発揮できる筋肉を身につけるには、脳から筋肉への神経の経路を鍛えることが重要。脳が指令を出してから筋肉が反応するまでの速度をあげるトレーニングをすること。負荷は軽くていいので、自分の筋肉が発揮できる最大のスピードで筋肉を動かす。ダッシュなど。回数よりスピード重視。全速力で20m走ってから30分ジョギングやウォーキングすると最小限の運動で最大の結果が得られる。
脳と筋肉の経路を鍛えると脳のパフォーマンスをあげる訓練にもなる。
アメリカでは高齢者の交通事故の教訓から、筋肉を鍛えることが国家レベルで推奨されている。脳トレより筋トレの方が効果的である。
男性機能の回復にも、筋トレは効果的。

筋トレは3日に1度が効果的。毎日すると逆効果。
著者のおすすめは「スロトレ」。非常にゆっくりしたスピードで筋肉トレーニングを呼吸の回数を減らして無酸素に近い状態で行うことで、脳に負荷が大きいと誤解させて、乳酸がたまったときと同じように成長ホルモンをださせる。加圧トレーニングは血流を制限するのでトレーナーなしでは危険だが、スロトレは一人でできる。
さらに筋肉を鍛えたい人は、筋トレ30分前にアミノ酸(バナナがおすすめ)をとり、トレーニング後は10分以内にタンパク質(牛乳や豆乳、プロテインサプリメント)をとるとよい。
筋肉が増えると体温が恒常的にあがり、疲れ知らずのエネルギッシュな体になれるメリットがある。

嫌気性エネルギー代謝は「クエン酸サイクル」と呼ばれている。獲得できるエネルギー量は好気性代謝の18倍といわれている。このサイクルでは食事で得た糖の他に疲労物質「乳酸」を分解してエネルギーに変えるから。このサイクルを回すには、ナイアシン、ビタミンB2、クエン酸の3つの物質が必要。タラコと枝豆と梅干を朝食でとるとよい。

運動には骨に力をかけてカルシウムを呼び込む、血行をよくして細胞の働きをあげるという二重の骨によい効果がある。カルシウムは食事でとってもあまり吸収されない。活性化されたビタミンDが必要なので日にあたる必要がある。

屋外で運動するとき、特に夏は熱中症に注意。
夏の水分は喉が渇いたと自覚する前にとるのが必要。
尿の色で水分が足りているかチェックできる。
アイソトニック飲料が水分補給には向いているが、糖分が心配なので、筆者は梅干しとバナナと水をすすめていた。ゴルフ場にはたいてい岩塩などとともにおいてあるそうだ。
ただし、なってからでは遅いので、先にとる。

トレーニングするときは、鍛えたい筋肉に意識を集中させる。体形を決定するのは、どんな運動をするかではなく、どこの筋肉に意識を集中させるか。
日常生活のなかでコアマッスル(体幹支持筋群)を意識するとよい。
姿勢を保つ。両肩を少し後ろに引くような感じで胸を張り、歩くとき腹筋をひき、お尻の穴を引き締めるような意識をもつこと。これだけで絶大な効果がある。コアマッスルが鍛えられると基礎代謝が20%アップするといわれている。

私たちの体で最初にストレスを認識するのは「脳」。視床下部で認識される。視床下部では体温調節や下垂体ホルモンの調節、摂食・飲水行動、性行動、睡眠といった本能行動や、怒りや不安あどの情動もつかさどっている。
淋しい女は太るという本があったが、視床下部が性行動と摂食行動の両方を司っていることから説明できる。

体はストレスに反応しながら、肉体的にも精神的にもつねによい状態を保とうと、日々ベストをつくしている。しかし限界はあって、対応しきれないと病気になる。病気発生のメカニズムに大きく関わっているのが、自律神経のバランスとホルモンのバランス。

自律神経は心臓や腸といった意識的にコントロールできない体のさまざまな働きをコントロールしている。自律神経には交感神経と副交感神経があり、交感神経が体を支配すると結婚が収縮し血圧が上昇、軌道が拡張して心拍がはやくなる、消化器系の働きは抑制される。運動するときや潮gとをするときなど、脳や筋肉をアクティブに活動させるのに適した状態。副交感神経では逆になり、血管が拡張して血圧が下降、気道は収縮して心拍が穏やかになり、消化器系の働きが活発になる。体を休めたり食事を消化・吸収するのに適した状態。
自律神経が切り替わることによって、活動するときと、休むとき、それぞれに適した状態に体を変化させている。自律神経の働きを司っているのも視床下部。
自律神経には「日内リズム」があり、昼間は交感神経、夜は副交感神経が優位になるのがふつう。しかし自律神経は刺激や行動で切りかえることができるので、眠いときに体を動かすと眼がさめたりする。しかし、あまりに日内リズムに反した生活をするとストレスになり、バランスが崩れる。低体温はバランスが崩れている証。

白血球には顆粒球、リンパ球、単球の三種類があり、免疫をになっているのが顆粒球とリンパ球。顆粒球は60%近くを占め、外から侵入した細菌に対して働く、リンパ球は30%を占め、ウィルスやカビに対して働く。

残業続きで睡眠不足の人、ハードが仕事が続いている人、仕事のプレッシャーや人間関係で精神的ストレスを抱えて悩んでいる人は、交感神経が過剰に緊張している。
このとき、白血球のなかの「顆粒球」が増加する。必要以上に顆粒球が増加すると、死滅するとき活性酸素が発生して、血液が酸化、ドロドロになってしまい、血の巡りがわるっく低体温になる。

だらけた生活や運動不足が続くと、体は副交感神経が過剰に緊張し、リンパ球が増加する。血管が拡張するので最初は血行がよくなるが、川幅が広いと流れがゆるやかになるように血液の流れが滞ることになり、血流障害がおきて低体温になる。

交感神経の過緊張による血流障害と低体温の場合、粘膜や組織が破壊される。
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、間質性肺炎、メニエール病、歯周病などにかかりやすくなる。
交感神経過緊張の最大の原因は働き過ぎ。日本人には過緊張までいかなくても、かなり優位になっている人が多い。そのほかに「薬剤性ストレス」がある。薬は体にとってはストレス。日本は世界一の抗生物質濫用国。抗生物質・降圧剤・湿布は交感神経を緊張させる。
薬を飲まないのが一番よいが、そうはいかないので、特に気をつけるべき薬は、鎮痛解熱剤、ステロイド剤、抗がん剤であるので、使用は最小限度にすることをすすめる。

副交感神経が過緊張になりリンパ球が増加すると、免疫の過剰反応によって発症する病気になりやすい。ぜんそく・アトピー・花粉症。
アレルギーは特定のアレルゲンをリンパ球が抗原と誤認することで起きる免疫過剰による病気。この誤認の原因がリンパ球の増えすぎ。

副交感神経を過剰にするのは、だらしない不規則な生活、運動不足、食事・間食のとりすぎ、炭酸飲料の飲み過ぎ、車の排ガスや環境ホルモン。
アレルギーの幼少化の原因は母親のストレスではないか?
アレルギーは一度発症すると自律神経を整えても簡単にはよくならないやっかいな病気。

自律神経のタイプによって病気になりやすい、なりにくいがある。
アレルギーは副交感神経の過緊張によって発症するのが普通だが、交感神経の過緊張でも起きることがある。
顆粒球には「好中球」「好酸球」「好塩基球」の三種類がある。もともと交感神経優位の人は、交感神経が過緊張になると増えるのは好中球だけだが、副交感神経優位の人が交感神経過緊張になると好中球だけでなく好酸球も増える。好酸球はアレルギーの抗体と抗原をくっつける働きがあるので、交感神経過緊張でも、アレルギーは発症・悪化してしまうことがある。
アレルギーだからといって副交感神経の過緊張が原因とはいいきれない。

視床下部でストレスが認知されると視床下部はストレスによって体がうけたダメージを回復させるため、同じく脳の「下垂体」に指令をだす。下垂体は「副腎」にストレスに役立つホルモン「コルチゾール」というホルモンを出すように指令をだす。この一連の流れをHPAアクセスという。そして副腎からは状況報告のフィードバックが行われる。

ストレスが長いとコルチゾールを出しっぱなしになっていることが脳につたわり、脳から休むように指令がくる。するとストレスがあるのにコルチゾールが出ない状態になる。これが副腎の疲労状態=アドリーナル・ファティーグ。

細胞が60%の水分を抱えているためには、細胞の内側と外側に電位差が必要。ストレスはこの電位差に乱れを生じさせて細胞から水分が失われる。このとき細胞が活動するとき必要な養分などが失われ細胞が活力を失う。
こうした細胞レベルのダメージを回復させるのが「糖(グルコース)」で、コルチゾールは糖が細胞にいきわたりやすくなるように血糖値をコントロールする働きをもったホルモン。単純化するとコルチゾールが増えると血糖値が上がり、減少する(正常化する)と血糖値は低くなるということになる、
インシュリンは細胞が血液中の糖分を取り込むために必要で、コルチゾールとインシュリンは協力し合って細胞に養分を送り込んでいる。いっしょに働くのでストレス状態で副腎が披露しているとき、インシュリンを出す膵臓も疲れている。ストレスが多いと糖尿病リスクが高まる。

視床下部で認識されたストレス情報は、自律神経とホルモン両方に同時に伝達されていく。そうして副腎が疲れ、自律神経のバランスも崩れ低体温になる。
ストレスで細胞の電位差が乱れると血液のペーハーが低下して、体が酸性に傾く。
健康な人の血液のペーハーは、7.35~7.45、中性はペーハー7。正常の幅はとても狭い。
電位差のわずかな乱れでもペーハーが下がり細胞そのものの機能が大きく低下。アドリーナル・ファーティングの人は寝ても疲れがとれない。
低体温は細胞レベルで体を悪くしていく。電位差を回復させるために細胞に糖をおくらなかればならないが、血液がドロドロになるので血流障害で細胞に十分な糖とインシュリンを運べない。ストレスが低体温を作り低体温がストレスになる府のスパイラル。

ドロドロ血液の改善策は水分とコレステロールを控えることといわれるが、体温が低いと血液成分に関係なく血液はドロドロになってしまう。電位差が下がっているので細胞の間で反発する力が弱くくっついてドロドロになってしまうためである。体温を上げることが血液をサラサラにする確実でよい方法。

アンチエイジングの世界で老化を進める最大級の悪者は活性酸素。
活性酸素は殺菌に使うので、ある程度の量は必要だが、増えすぎると遺伝子を壊しがんをつくる。
活性酸素は交感神経の過緊張による低体温でできるほかに、低体温による酵素の不活性でも増える。増えすぎた活性酸素を除去するスーパーオキシドデェイスムターゼ(SOD)やカタラーゼといった活性酸素がはたらかなくなるから。

体温アップ健康法理想の一日
午前5時起床、ストレッチ、筋トレのあとウォーキングかジョギングを30分。
午前6時 朝食
午前8時 仕事開始
午後0時 昼食 昼食後15~20分程度の昼寝。
午後1時 仕事再開
午後5時 終業・退社
午後6時 夕食
午後9時 筋トレと入浴
午後10時 就寝。

理想的な睡眠時間は、90分サイクルを考慮して、7~8時間の間で目覚ましなしで自然に目覚めること。二度寝は体に良くない。電球をつけたまま寝ると網膜が光を感知してメラトニンがでないので熟睡できない。横になって眠らないと体が重力から解放されず、ストレスになる。

睡眠障害のなかで、交感神経過緊張の人は「中途覚醒」「早朝覚醒」が現れやすい。こういう人が睡眠薬を使うと逆効果になる。薬剤ストレスがかかるので。
副交感神経の過緊張の人は「入眠障害」になりやすい。薬を使うと交感神経が刺激されて他の睡眠障害がでるかもしれないので、日中にしっかり体を動かし、昼寝を我慢すると改善される。
交感神経優位の人は寝る前に呼吸法やストレッチ、ヨガで副交感神経を刺激したり、寝る前にお風呂に入ったりさ湯を飲んだりして体温をあげるとよい。アメリカではメラトニンのサプリがあり、著者もときどき使っているそうだ。

時差ボケ解消法。
人間は14時間食事をしないでいると、眠りたいより食べたいが勝つ。そこで食事をすると体内時計がリセットされて時差ボケにならない。

交感神経と副交感神経がいれかわるのが、夜10時と朝5時。守れないときには起床時間を固定するのがよい。

体は良質な水を必要としている。一日最低でも1.5リットルから2リットルは水をとる。
水をとるときは冷たい水は飲まないこと。さ湯が一番いい。
カフェインのある飲料は利尿作用があるので水分補給にならない。

朝は毎日30分ウォーキングをする。最も体温の低い時間帯だが30分ウォーキングすうると体温は0.7~1.0度上昇する。交感神経が高まり体調がよくなる。ダイエットしたい人はウォーキングの前に3~5分筋トレを3日に1度行うと効果的。
歩くときは肛門を引き締める意識をもつ。括約筋のよいトレーニングになって尿失禁などの改善になる。
姿勢を正すと健康だけでなく精神面でも前向きになれてよい。
朝食には、新鮮なフルーツと野菜がよい。著者のおすすめはりんごと人参をいれた生ジュース。これには高いデトックス効果があるといわれている。冷凍野菜でもいいので毎日続けたほうがいい。著者は朝食はジュースを飲むだけにしてエネルギーの過剰摂取を避けているという。食事をとるならよく噛んで。最低一口30回かむ。

夕食後4時間あけて寝ないと成長ホルモンがでない。寝ている間に成長ホルモンを出すには空腹が大事。脂肪が分解される。成長ホルモンがでないとエネルギーは中性脂肪として体内に蓄積されてしまう。

トマトにはギャバというストレスを緩和させる成分がとても多く含まれているので、成長期の子どもにはトマトをたくさん食べさせよう。イライラしている人にも。

メタボの人は肉を絶つと男性ホルモンが減ってしまうので却ってよくない。100gくらいはとったほうがいい。

お風呂の温度は41度設定。この温度が副交感神経優位になる最適な温度。
お風呂の前に5分間筋トレをすると成長ホルモンが最大限に引き出される。

体がストレスに耐えきれなくて悲鳴をあげているのが低体温。人間の体温は本来37度が自然。
最低でも1日1回体温を37度にあげる習慣をつける。筋肉を鍛えて体温がすこしずつアップしていくような生活をする。それをやっていきましょう。


「体温を上げると健康になる」

「体温を上げると健康になる」

  • 作者: 齋藤 真嗣
  • 出版社/メーカー: サンマーク出版(2009・3・25)
  • 発売日: 2009/03/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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