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つよい子を育てるこころのワクチン―メゲない、キレない、ウツにならないABC思考法 [子育て]

著者が開発した「うつ病の予防を目的とした子供向けプログラム」を解説したもの。

楽観志向の本質は、出来事に対する「原因」をどう考えるかにある。
そのときの重要な要素は
時間的広がり・・・一時的かずっとか
 悲観的な人は、
 うまくいかない原因は自分が頭が悪いからなどと、変えることができないものにする。
 うまくいったときは一時てきな原因、運が良かったなどと考える

影響が及ぶ範囲・・・限定的か全面的か
 悲観的な人は
 悪いできごとについて、自分のやることはすべてそうだと考える
 うれしいできごとについては、限定的に考える

自分化
 悲観的な人は、自分のすべてが悪いと考える。
 楽観的な人は、自分の行動を反省する。
 ポイントは子どもが現実的な責任をとることができるようにすること。
 その上で行動だけを反省する。

うつ病になりやすい子どもの考え方は悲観的。

子どもをしかるとき、強い調子で叱ると、子どもは変わらなくてはと思う以上に、罪や端の意識をもってしまう。
子どものすべてを否定するような悲観的パターンで叱らない。変えることができる特定の原因について叱る。
子どもが間違っていることに気が付いたら、できるだけ具体的で一時的な原因を叱る。人格や能力は非難しない。

悲観的になる子どもは、遺伝的要素もあるが、親が悲観的であるかも大きい。
自分にも心のワクチンを使おう。


心のワクチン実践編

楽観志向の基本の4つの方法
1 自分の考え(人はいつも何かを自分につぶやいているもの)を記録する→思考のキャッチ
2 それを評価する。必ずしも正確ではないはず。
3 より正確な説明をつくりだして、自分の中に反射的に浮かんだ悲観的な考えに反論する。
4 悲劇的な結末を考えるのをやめる。起こることがほとんどない破局ことを考えるのは有害である。

「できごと」と「感情」のつながりは意外に弱い。
ABC思考法
A Adversity うまくいかない状況
B belief Aについての考えや思い
C Consequence 結果

CをもたらすのはB。正解はないが、Bを変えることで結果が変わるか自問してみる。


A 配偶者が最近よそよそしく、気もそぞろな様子
B こどもなんだからなどと、相手のせいにする
C 彼に対してイライラしてケンカをふっかける

A 配偶者が最近よそよそしく、気もそぞろな様子
B 自分への関心がうすれている
C 悲しい気持ちになる

これを使って、自分の考えや思いをキャッチする練習をする。
昼間メモして夜ノートにまとめるのを3日間。

必要以上に感情的に反応しているなら、何か論理的でない強い思い込みや考えがあるにちがいないからです。

自分があのように感じたのは、このように考えたからだ、行動したのはこう思ったからだとわかったら練習は卒業。

子どもに教えるときには、話やすい雰囲気をつくってから、
みな「自分につぶやいている」ことを説明する。
例をみせる。
子どもに「うまくいかなかった状況」を思い出させる。思い出さないときは例をだす。
考えや思いと感情が対応していることをわからせる。マンガで線引き→言葉
子どもの実生活でのABCモデルをやってみる。

つながりがわかってきたら、考え方の分析の仕方と説明と練習をする。

まず、あなた自身の悲観志向をくいとめられるようにならないと、
子どもは悲観志向を学んでしまう。

まず大人向けの方法
でっきごとについて
永続性・・原因が永久的か、一時的その場だけで変えられるか
影響の範囲・・全面的か限定的か
自分化・・自分のせいか、他人や状況のせいか
を考えてみる、時間をかけてやる。
やっているなかで、悲観的な考えを、もう少し楽観的な考を作り出せないか考える。

子どもに教えるときには、楽観志向、悲観志向について教える。
物語で教える例がのっていた。

「正確さ」について考える。
責任回避や、意味のないポジティブな言葉を繰り返すのではなく、自分に関係ある部分は自分で責任をとることを教える、
うつに陥りやすいこともは、最悪のシナリオを描きがちなので、自分で変えることのできる部分にエネルギーを注ぐことを教える。

自分の考え方を振り返ることを教え、
「ずっとつづく」と考えない
すべて自分のせいにする考え方を変えさせる

これらをマンガや、物語で伝える方法がのっていた。
そして実生活でABCモデルをやらせる。
最初のうちは、子どもがいろいろな可能性を考えられるように手助けする。

自分自身が何を呟くかで感じ方や行動が変わることを理解させる。


人は自分自身の非難には上手に反論できない。
しかし、自分の考えは一つの課せtであって、本当かどうかを確認して正確でないとわかったら変えることがdきると考えられるようになる。

大人の練習
ADCモデルにDとEを追加
D Disqutation 自分の思いや考えに対する反論
E energization 元気づけ、自分の反論の結果としての感情や行動。
BとDはかっこで、その考えが正しいとどのくらい確信しているかつける。
CとEのかっこは、感情の強度を書く。

効果的な反論を支える4つの柱
1 証拠集め なるべく具体的に、明確に、もらさず
2 違う考え方を探すこと 自分の解釈が唯一正しいと思い込まない。他の人だったらと考える
3 破局化しない。もし~だったらはきりがない。まくいかない事態が何を意味しているのか正確に評価する。さけるには、最悪の事態を想定し、それが起こる確率と、最善の出来事とその確率を考える。そして実際に起こりうる確率が高い事態を考える。
4 3つ具体的に考えて、それらに対する計画をたてる。
最も起こりうる結末に対する計画作りにエネルギーを注ぐ。
最善の結果にするために自分にできることを考える。
おこってしまった被害を最小限にする方法を考える。

実例で反論を練習する。
パートナーと反論の練習をする。
少なくとも5とおりの例でやってみる。

子どもに教えるときに、最も大切なポイントは正確さ。事実に基づいて反論すること。漠然とした反論や、きっとうまくいくなどのポジティブ思考は役に立たない。具体的な反論ができるように手助けする。

物語でやってみて、実例でやってみる。

最悪の事態を考えるのをやめさせる。
人間は問題がおこると、理由だけでなく、次に何がおこるか考える。
物語の例で、さいあくの事態になるとあきらめてしまうことが多いと説明。
そんなときは、最悪、最善、最もおこる可能性が高いことを考える。最悪のことが起きる可能性を減らし、最善のことが起きる可能性を増やすためになにができるか、また可能性の高い結果に対処するためにできることを考えさせる。

子どもにワークシートでABCDEモデルを練習させる。
しっかり反論できるようになったら、実生活で挫絶や問題に直面したときに浮かんでくる悲観的な考えを、効果的に退けられるようになったら「頭のなかの声」ゲームをやらせる。
うまくいかない状況を想定、または思い出し、あなたが頭のなかの悲観的な声を担当、子どもに反論させる。
例が5個のっていた。

このプログラムをうけた子どもは、うつになりにくい傾向が続くことが確認されているそうです。




うつになりやすい子どもとの接し方。
女の子は引きこもりやすく悲しくなることが多い
男の子はけんかを引き起こすことが多い。
「みんなが自分をいじめようとしている」という見方は、うつ病の人によく見られる。

問題解決と対人関係の力をつけるとめに
1問題を解決してやるのではなくヒントを与える
2子どもの試みをあまり批判しない。最初はうまくいかない
3親自身がお手本になること

子どもの問題解決と対人関係の力を見極めるテストがついていた。

効果的に問題を解決するために5つのステップを順番にすすめる
1スローダウンする。衝動的に行動しない。最初の考えに固執しないでいろんな可能性を考えるのがクールな考え。
2相手の立場に立ってみる。
3目標を設定する。どういう状態になってほしいのかを考え、自分にできることをリストアップする。
4進む道を選ぶ
5うまくできたかチェック

ステップを使って問題解決をする練習用の例がのっていた。


コミュニケーション力をつける
うつのリスクのある子どもは、なかなか自分の望んでいることを明確にきっぱりいえない。

きちんと主張するための4つのステップ
1 自分の「感情」を動揺させている「状況」を説明する。(わめいたり、どなったりしない)
2 自分はどう感じているか話す。相手を非難しない。
3 何を変えてほしいか具体的に話す
4 そのように変えてくれれば、自分はどのように感じるか伝える。

最初から上手にできないので、何週間か練習する。


交渉する力をつけさせる
道理のとおる範囲で自分が何を望んでいるのかはっきりさせることで、それがすべててにいれられるわけではないから、希望しているものが自分の手の届く範囲なのかを理解することだが一歩。
相手が何を望んでいるか聞くこと。そうだと思えることがあったら、それを相手に伝える。
お互いが求めているものを説明したら「妥協する」ことができる。妥協するためには自分自身に「解決策にたどり着き、自分でも「よかった」と思えるもおを手に入れるために、自分は何を提供sることができるだおるかと確かめる必要がある。
相手の妥協案を伝える。「もしあなたが~するなら、私は~をしてもいいです」というと妥協案をだしていることがわかりやすい。
すぐに合意できなければ、別の提案をすればいい。また妥協案がみつからない可能性もある。でも、相手の話をきいて、一生懸命話あおうとしたことはわかってもらえるはず。

交渉の練習の例。


親向けのアドバイス
大人同士の争いが子供にあたえる悪影響を軽減するために気をつけること
・子どもの前で体を使った攻撃にならない、ドアをぴしゃっと閉めるなど
・子どもの前で配偶者に対して永続的で全面的な批判をしない
・配偶者を無視しない
・あなたはどちらの味方なの?と質問しない
・できるだけ言葉で感情を表明する
・怒りをコントロールし、もの事をスローダウンして、頭を冷やす時間をとる
・こどもの前でぶつかりあいを解決し、仲直りする
・相手を批判するなら、人格でなく、具体的な行動で
・深刻な大人どうしの話は子どもに聞かせないと、配偶者と決める

正確でない楽観志向はうつろですぐに崩れさってしまう。
自己を非難することへの反論も最悪の事態を考えない方法も、現実に照らし合わせることで初めて力を発揮する。
楽観的な考えを身に付けても万能薬ではない。手段にすぎない。しかし、強力で、しっかりした価値観と大志があれば、本人の達成したいことを実現してくれる手段であり、自分のもてる力をのびのびと発揮できる子どもの強さを育んでくれる。



つよい子を育てるこころのワクチン―メゲない、キレない、ウツにならないABC思考法

つよい子を育てるこころのワクチン―メゲない、キレない、ウツにならないABC思考法

  • 作者: マーティン セリグマン
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2003/09
  • メディア: 単行本



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