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空想科学読本6.5 [雑学]

ウルトラマンや仮面ライダーといった空想科学の世界を科学的に考えてみようという本。第6.5弾
第6弾は読者からの質問に答える形式になっていたが、こちらは著者自身の疑問を考察したもの。
最初の空想科学読本に近い感じになっている。

第1部 そんなコトしちゃダメでしょ!

○ウルトラの成績表
ウルトラ6兄弟の設定ができたのは「ウルトラマンA」「ウルトラマンタロウ」のとき。
そして小学3年生に「ウルトラ5兄弟 強さ比べ」とか「これがウルトラNo.1だ!!」という成績表がのったことがある。採点はウルトラの父。しかしこの成績表、著者に言わせるとかなり変。
まず、ウルトラマンはなにかというと「ゼットンに負けた」といわれ、最初から不利。どちらでも最総合評価は下位だ。
しかも採点基準があいまいで、「ゼットンと戦えばどうなるか?」なんて設問では、最初からウルトラマンは負けなのに、他の対戦したことない兄弟は架空の評価でウルトラマンより高い。
こんな調子で、「わからないから、だいたいでつけた」とか「~らしい」での評価が多い。
ゾフィーなんて変身しないのに、変身比べ満点だったり。
そして、ウルトラセブンは「ウルトラアイは落とす心配がある」で減点だったり、落としたりなくしたりするのに敏感だ。
そして弱点くらべでは「セブンは少しおっちょこちょいなので17点(20点満点)」
帰ってきたウルトラマンは「すぐ頭にきてなにがなんだかわからなくなるから18点」
本当にこの人たちはウルトラ戦士100万人の代表なのか?
そして、最後までウルトラマンは「ゼットンに負けた」といわれ「他の星で怪獣退治をしたほうがいい」とまで、ヒドイ。めげないウルトラマンこそ、本当に強い。

○おマヌケ大作戦!
悪の秘密結社の作戦はいつも失敗する。たくさんの構成員をもち、科学力もあるのになぜか?
ここでは二つの作戦を考察する。

・ショッカーが考案した「原子力研究所襲撃作戦」
東京を放射法ので汚染しようとしたショッカーが東洋原子力研究所を襲撃。
しかしバリアに阻まれる。バリア破壊ボールはあるが、重量5㎏で20mの距離から投げ込む必要があるという
コンピュータでサッカー選手が選ばれて、トカゲロンに改造される

ツッコミどころ
 しかし、砲丸投げの世界記録は23m12㎝で、砲丸の重さは7.26㎏、なんでサッカー?
 だいたいバタコさんの方が砲丸選手よりすごいぞ。推定38㎏のアンパンマンの顔を135m投げれるし。
 ボールをけると衝撃で爆発したりしないのだろうか?砲丸投げのほうが安心なのでは。

本題にもどる
なぜかトカゲロンは仮面ライダーと戦う。しかも必殺シュートで圧勝したのにとどめをささず、なぜか研究所も襲撃しないで基地に帰ったらしい??
仮面ライダーはおやっさんと特訓をして電光ライダーキックを開発。
トカゲロンが研究所を破壊しようとあらわれたとき、仮面ライダーがあらわれる。
バリア破壊ボールを止められたトカゲロンは、なぜかライダーに破壊ボールをけるが、蹴り返されて倒される。

ツッコミ
 どっこいしょ団子なみに、当初の目的を忘れている。大事なボールをなぜ研究所でなくライダーに使うのか謎である。


・シャドウによる「みかん買占め作戦」
作戦はみかんを買い占めて品薄にすることによって、子どもたちがみかんを奪い合い、友達を憎み、他人を信用せず、自分のことしか考えなくなる。そういう子供たちが大人になると争いが多い世の中になって世界が滅びる。
ハカイダーがロボット戦闘員・シャドウマンをつれて、みかんを積んだトラックの前に飛び出して停車させ、運転手を追い払ってみかんを強奪する。

ツッコミ
 これは買占めでなく強奪である。だいたいみかんの出荷量は2006年で74万3200トン、放映時の1976年には301万5千トン。これではトラックなんか襲ってきてもなにも起きない。襲っていたのは2トントラックだから半分強奪するには5分に1台のペースで7年かかってしまい、その間に翌年のみかんが出荷されてしまう。
 それなのに番組では子どもがみかんをめぐって争う映像がながれ、シャドウの幹部がほくそえんでいる。

本題にもどる
ある子どもが、父親がみかんを売り惜しみしていると非難される。
それを聞いたハカイダーは強奪したみかんを子どもの家の倉庫にはこびこむ。
倉庫にいっぱいのみかんをみた友達は、疑いを確信。子どもは父親を疑う。
しかしキカイダーの助言で父親はそのみかんを安売りして、めでたく解決

ツッコミ
 せっかく買い占めたみかんを、そんなことのために使っていいのか!

本題にもどる
実はビジンダーの身体には以前から水爆がしかけられており、上着の第3ボタンをはずすと爆発すよるようになっていた。
シャドウが雇った殺し屋ロボット・ワルダーは、ビジンダーに恋してしまい。命と引き換えに水爆をはずしてしまう。

ツッコミ
 いったいみかんはどうなったのか?本筋は水爆を爆発させることではないのか?これもどっこいしょ現象で、水爆をやるべきなのに、みかんを思いついてそっちにいってしまったのだろうか?


○青春の苦悩
星飛雄馬は野球一筋に生きてきた。
しかし、大リーガー・オズマに「野球ロボット」よばわりされて反発。
契約更新でごねてみたり、ナンパにでかけて女性歌手とデートしたり、果てはクリスマスパーティーを企画。
寮の空き部屋をかりて、壁のペンキをぬりかえ、巨大ツリーに、ごちそう、プレゼントを用意。
手書きの招待状まで送った。でも招待したのは伴忠太、花形満、左門豊作、明子姉さんだけだけど。
しかし当日、伴は飛雄馬の変節?を疑って現れず、花形は阪神の選手と談笑し、左門は兄弟とケーキを食べ、明子姉さんは父親に止められて外出できず。
だれも現れないことに腹をたてた飛雄馬は会場をめちゃくちゃにするのだった。
著者は、このパーティの経費を計算。
準備段階で88万4050円、3段重ねのケーキは推定46万円である。
その後クリスマスツリーを窓に放り投げて暴れたので、備品の弁償代が30万6860円。
合計119万910円を一晩で使ったことになる。
これは当時の飛雄馬の年収の39.7%に相当すると思われる。

○怪獣を輸送する
巨大な生物を輸送するのは大変なのに、空想科学の世界のみなさんは実に簡単におこなっているなあ。
キングコングの体重は2万5千トン。これを南太平洋のファロ島からニューヨークまで輸送した。
映画では島の広場で液体をのんで眠ってしまったコングが、次はニューヨークにいるが、どうやって輸送したのか?
イカダをくんで車輪をつけて、滑車で吊り上げて乗せるなら、イカダの浮力が必要なので、高さは47mになる。そうすると、2万5千トンをその高さまで持ち上げるのに島民は56万人必要で、熱帯樹林は丸裸であろう。
海水をひいてきて浮力を利用しても、コングが重すぎる、もっと浮力のある水銀をつかうと、輸送後に海に流出した水銀で周囲は汚染されてしまうだろう。

スペクトルマンの怪獣Gメンは数か山麓から東京までマウントドラゴンをトレーラーに載せて運ぼうとした。
この怪獣は身長150m、体重250トン。運べるトレーラーはあるものの、かなりゆっくり走らないといけないとおもうが放送中ではガンガン走り回っていた。しかも護衛は麻酔銃をもったジープ一台。案の定敵の攻撃をうけ、隊員がひとりマウントドラゴンに食べられてしまった。

ウルトラマンの科学捜査隊は南太平洋のジョンスン島から大阪まで、体重2万トンのゴモラを空輸しようとした。
ビートル3台でワイヤーで吊りあげていたが、飛び立つときも、飛行中も垂直離着陸能力をつかったはず。
ハリアーⅡでは、5分もつかえば垂直離着陸エンジンが焼き付いてしまうというに、豪快だ。
しかもマッハ2.2で飛行するのである。ちょっとでも速度がづれれば落下炎上だ。
結局、予想より早く麻薬がきれて、高度2千㎞から六甲山中に投下してしまったし、マッハ2.2で飛んでいたものが自由落下なんかしたら、マグニチュード5.3の地震がおきる。
しかも運んだ理由は万国博覧会の会場に展示するつもりだったらしい。どうやって?



第2部 あなたの生き方が心配だ!

○ヒロインの衣装
ガッチャマンの白鳥のジュンは普段パンタロンなのに、戦闘服は膝上20㎝のミニスカート。
電波人間タックルに変身する岬ユリ子は、変身すると膝上25cmのミニスカート。
ビジンダーは人間の姿になっているときは膝上20㎝のミニ。
宇宙刑事アニーは、基地では宇宙服みたいのきているのに、外では膝上20㎝の切れ込みの入ったミニ。
これでは悪人たちは性ホルモンがでておちつかないだろう。

なぜミニスカなのか、確かに動きやすいかもしれないが、きっと個々の事情があるに違いない。
宇宙刑事アニーは犯罪組織から逃げているから、目くらましのたまに地球人に紛れようとしているんだろう。
ビジンダーはキカイダーが女や子供に弱いという理由でつくられたからだろう。さらには上着の第3ボタンをはずすと水爆が爆発するというオマケつきだ。
白鳥のジュンは空気抵抗を減らすという目的で南部博士がコスチュームをデザインしたんだろう。男の子たちみたいに薄い体にぴったりした服でもいいけど、それだと身体のラインが丸見えだし、ミニの方がましだろう。
電動人間タックルは、きっと帯電しているので服がまとわりつくからだろう。頭も髪がひろがらないようにヘルメットだし。

ところでミニスカでハイキックしたらパンツはみえるのか?
白鳥のジュンで考察したところ、角度的にはみえるが、時間が短いので、記憶には残らないという結論になった。

○宇宙旅行は計画的に
宇宙戦艦ヤマトの航海計画
1太陽系を10日で突破
2銀河系を10日で突破
3中間地点のバラン星まで45日
4大マゼラン星雲のイスカンダルまで45日
5イスカンダルに30日滞在
6帰りは合計100日

しかし、実際の距離と比べると、後ろにいくほど速度が異様に早くなる。1と2では速度は190万倍になるはず。
これは最初から計画に無理があるのでは。
実際のヤマトは270日の予定が、332日かかっている。この遅れはどこから?

1年後までに地球に放射能除去装置をもって帰らないと、人類は滅亡してしまう状態だった。
当然ヤマトは急いでいたはず。
それなのに、なぜかヤマトは火星→木星→土星→冥王星と順にまわるのだ。
ガミラスの基地をたたいり、必要な鉱石を手にいれたり、理由はあるのだが、出発のときの惑星の位置を調べると、土星と冥王星は太陽を挟んで反対方向だ。これではヤマトは迷走していたといえるだろう。
だいたい火星で戦闘して修理していたヤマトが木星にたどりついたとき、冲田艦長はびっくりしていた。つまり偶然だったわけ?
銀河系をでるとオリオン座のα星にむかったが、イスカンダルとは77度も方角がちがうぞ!
これで間に合ったんだから驚きだ。
あなたも人生で迷ったらヤマトを思い出すといい。

○翼がほしい!
イカロスは腕に翼をつけて飛んだ。
鳥と人間では筋肉の付き方が全然ちがうのだから、イカロスは相当胸筋を鍛えたに違いない。
鳥は体重の25%が大胸筋なのだ。これと同じ比率なら、彼の大胸筋は20㎏くらいで、バスケットボールより大きくなる。食事も不自由だし、歩く時足元はみえなくてドブにはまるだろう。

フランダースの犬のラストに天使たちがでてくるが、彼らは腕があって背中に羽が生えている。これはイカロスよりまずい。空中ではお荷物になる腕を支えるために余計に羽の筋肉がいるのだ。かれらの背中の筋肉はイカロスより隆々としているに違いない。

デビルマンも背中の翼で飛んでいたが、筋肉で翼を動かしても、浮くのは翼だけで、身体は重力に引っ張られる。よって全体重が翼の付け根にかかるという、翼で十字懸垂している状態だ。
飛行姿勢も問題が、人間の体の重心はへそのあたりで、背中よりかなり後ろだ。だから空中では頭があがり、尻がさがってしまう。これを防ぐには尻にも翼をつけるか、ハチドリのように立ったまま飛ぶしかないが、ハチドリの飛び方は大量のエネルギーを消費するから、戦えるのか疑問だ。

妖鳥シレーヌに至っては頭に翼がはえている。ということは翼を動かす筋肉も頭。
翼を動かすたびに彼女の表情は大変恐ろしいものになっていることが想像され、美人が台無しだ。
飛行姿勢も体をたてた上に、顎をひき、頭だけ地面をみる体制になるべきだ。そして滑空すれば、羽ばたかないから美人が台無しにならないのになあ。



第3部 すごいのか、ショボいのか!?

○にせヒーロー現る!
なぜ、人々はニセヒーローにだまされるのか?

にせウルトラマンはザラブ星人が化けたもので、目がつりあがり、つま先が尖がったりしていた。
にもかかわらず、みなコロリと騙されてしまった。
ここまで17回もウルトラマンのお世話になっているのに・・・
でも、彼は3分しか活動できないから地球の人たちもあまり彼の容姿を細かく覚えていないのかも。
だいたい近づきすぎると顔は見えないし、遠くからみると細部はわからない。
なるほど。

仮面ライダーの偽物はマフラーと手袋の色が違っていた。
でも、おやっさんすら気が付かない。
南米から帰った2号ライダーが、色が違うと指摘するまで誰も気が付かないのだ。
まあ、人の服装なんて気にしていないからしょうがないのか?
なぜ、ゲルショッカーはマフラーと手袋の色をかえたのか?実は偽物は6人つくってあって、みなマフラーの色は変えてあったのだ。
なるほど、これで完璧に仮面ライダーと同じだったら、同士討ちの可能性がある。また、偽物で色をそろえると、数で偽物とわかってしまう。ライダーは2人だもね。
で、この仮面ライダーの偽物が何をしたか?
公園で(仮面ライダーだとおもって)よろこんで集まってきた子供たちを突き飛ばし、砂場の造形を壊す、水鉄砲をあびせられたら、水鉄砲を壊す。スーパーで子供にアイスを好きなだけ食べさせお腹を壊そうとする、止めにきた女子店員の口にもアイスをつっこむ。
スケールはともかく、仮面ライダーの評判を落とすには十分かとおもわれたが、本物と戦って負けてしまっておわりだ。
でも、本物の評判を落としたければ、戦いは他の改造人間にまかせて、戦わなければいいのに。
わざわざ目の前にいって「オレが本物だ!」とかいうんだもんなあ。

○機関車仮面
秘密戦隊ゴレンジャーに登場した機関車仮面はインパクトあった。
頭に機関車が乗っていて、両手を回しながら、シュシュポポ!と叫び、二本の足で走るのだ。
彼の使命はゴレンジャーの秘密基地を捜し出すこと。走ると地下を探査することができるのだ。
番組で彼は都会の道から農道まで走り回っていた、ゴレンジャーが現れても相手しないという「どっこいしょ現象」とは一線を画した怪人だったのである。
彼の番組が放送される前に北海道で蒸気機関車が引退。すべての路線からなくなった。
この無念を晴らすために彼は現れたのかもしれない。

機関車仮面の機関車は大きさからC62と比較して470㎏、身体が76㎏とすると非常にバランスが悪い。劇中ではゴレンジャーのサイドカーに体当たりしていたが、あんなことしたら、頭がとまらず運転者につっこむか、サイドカーの上に頭から落っこちる。また転んだら立ち上がるのに苦労するだろう。

速度はどうか?同じくC62との比較で求めると24馬力。おや、400ccのバイクより低いぞ。
それでもC62と同じく車輪で走れば時速112㎞。これならよかった。
彼は足で走る。重力あたりの馬力で考えるとそのスピードは時速32㎞になってしまう。
さらにあの両手を回すポーズでエネルギーを無駄にするので、時速27㎞までおちる。
こんな速度で東京中を探し回ると2か月かかるぞ。

ところで彼は新幹線と勝負して勝っている、なーんだできるじゃん!
この速度でやれば6日で探索は終わるのに。
あとバリケードを飛ばすときは車輪ですすんでいる。なーんだできるじゃん!
最初からやろうよ。

彼の最後はかわいそうだ。機関車は坂道に弱いと、呼び出され、ゴレンジャーハリケーンで煙突をふさがれて爆死したのである。


○怪獣の出身地
筆者が怪獣図鑑でしらべたところ、怪獣の出身地のBEST5は、
東京、宇宙、地底、異次元、海底となった。
なるほど、東京に怪獣が出現するわけだ。
あと、日本生まれの怪獣は地名がぐたいてきに書かれていることが多い。ザンボラーの出身地は鎌倉市。
そして伊豆・箱根の出身地もおおいぞ。
ミニトータスは出身地「日本」バカボンのパパみたい。
サウンドキラーは「騒音のあるところ」で、これは地名じゃないぞ!

ショッカーの改造人間たちは世界中の地名がはいっている。
でも「アフリカのアラブ」とか分類できないんですけど。
あと、出身地が二つあるのは、人間と生物の合体だからに違いない。
仮面ライダーなら、出身は東京とどっかの草むら(バッタだから)なんだろう。
ところで、彼らの出身地で多いのはオセアニアである。きっとオセアニアでは征服がうまくいって、人員が余っているに違いない。あと中国がいないから、抵抗が激しいんだろうな。


○すごい秘密基地
秘密基地が絶海の孤島だったり、東京湾の海底だったり、サンゴ礁の下だったりすのは、所在をしられないためだ。
しかし、そうした思想がまったくない場合がある。

ウルトラマンタロウのZAT極東日本支部は千代田区霞が関1丁目一番地にある。地図で調べると、そこは法務省などがあつまった場所である。
そこのビル群の上空に、円柱型の構造物が銀色の市中に支えられ、堂々と立っている。目立つことこのうえない。
この柱、間にまったく横棒や筋交いがなく、危なっかしいこと甚だしい。上には重火器満載の基地があるというのに。
しかも、この基地はロケットエンジンがついていて移動できるのだ。あんなところでロケットエンジンを使ったら司法関係者は蒸し焼きだ。だいたい人々を見捨ててじぶんだけ離脱していいものか?
普段だって、戦闘機や攻撃機が出動するわけで、騒音はものすごくて、人々は仕事どころではないだろう。それどころか失神するレベルまできているかもしれない。このレベルだと窓ガラス全部ふきとぶし、なんて迷惑なんだろう。

大戦隊ゴーグルファイブでは、未来科学研究所は後楽園球場の地下にあり、球場をせりあげて出動するのだ。
しかも、操作は10歳前後のコンピュータボーイズ&ガールズなんだから、もっとすごい。
劇中では野球の試合中にも「リフトアプ!」と命令して持ち上げていた。
資料がないので推測だが後楽園球場がおよそ10万トン、そして球場を持ち上げる資材を10万トンとすると、これだけの重量を180mまで持ち上げるには、すごいパワーがいる。しかもそれを14秒とか9秒でやっている。電力にしておよそ2500万kwで、日本の発電量の21%。関東地方が停電してしまうが、そうならなかったのだから、未来科学研究所は自前で原発25カ所分の電力をもっていることになる。それを扉の開閉だけにつかっているのか・・・
もっと問題なのは球場に加速・減速がかかること。持ち上げるときには自由落下の90%の勢いで加速が必要で、これは重力がいきなり1.9倍になったようなもので、フライはいきなり1.9倍の速度で落ちてくる。130mのホームランは68mのセンターフライになってしまい実に残念だ。
減速では重力は10分の1になり、立ち上がった観客は宙をまい、飛距離18mのピッチャーフライは場外ホームラン。

やはり秘密基地は人のいないところに作ろうね。


空想科学読本6.5

空想科学読本6.5

  • 作者: 柳田 理科雄
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2008/07/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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