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男の子を追いつめるお母さんの口ぐせ (静山社文庫) [子育て]

男の子をもつお母さんの不満は実は自分への不満。
それが息子をおいつめる口癖になっている。
男の子は女の子以上に繊細で傷つきやすい心をもっている。
それをベースに考えてあげてほしい。
そして自分を丸ごとそのまま好きになってあげてほしい。

口癖は知らない間に周りも自分も不愉快にする。
何度も同じことをいっているから「聞かない子」に育ってしまう。
プラスの口癖をもとう。
言葉は単に意味を伝えるのではなく、響きあうもの。
批判ばかり口にしていると、おかあさんの言葉はこどもにとって「いやなこと」になってしまう。
親が子どもの話を聞くのは難しい、アンケートをとると、親がおもっているより、子どもは話を聞いてもらっているとは思っていない。
「口癖」を直すには、まず「聴く」こと。
子どもの心の成長に必要なのは「子どもの側からはなす」ということ、子どもの目をみて、子どもが話し終えるまで口をはさまずきいてあげてほしい。


口癖幼児期編
お母さんの発する言葉は内容より響きがおおきい、こめられた感情を子どもは感じ取る。

1うるさいわね、もう少し静かにできないの!→公共のマナーを守る他は自由にさせてあげましょう。怒鳴られ慣れてしまいます。

2男の子なんだから、いつまでもベタベタしないでちょうだい→心が満たされないと離れないので、抱きしめて大好きといってあげて

3やめなさいって、何度いったらわかるの→何度も同じことをいっているから効き目がなくなる

4あなたのこと嫌いになってもいいの?→交換条件を使うなら、プラス評価につながるように「大好きだから、●●しんね」

5なにグズグズしているのはなくしなさい!→小さい時から要領よくこなす子は親としては安心だが、小さい時しかできない子どもの時間を大切にしてあげて

6反省するまで家になかにいれません→立派な暴力、引っ込みがつかなくなるから使わないで。

7そうやっていつまでも泣いていなさい→怒りが自分にもむかっている。子供には共感の言葉を。「痛かったね」「いやだったね」

8置いて行っちゃうからね→大人が想像する以上に子供を不安にさせるもの。

9好き嫌いはダメ、早く食べなさい→食事は早いより、楽しいのが一番、幼児期から小児期は食べ物の変化も激しい。

10男の子なのに人形遊びばかりしているなんておかしいんじゃない?→男の子らしく遊びなさいのほうがマイナス。成長はいびつなもの。

11ケンカしちゃダメよ、仲良くしなさい→ケンカも遊びです。トレーニングが大切。

12おチンチン触ってばかりいて、いやらしい子ね!→あたりまえ、悪いことだと思わせないで。

13そんなにママのからだをさわらないで、エッチね!→健全な性意識を育てるうえで「いやらしい」で関心を抑えるのはいけない。

14まだ、おねしょなんてママ恥ずかしいわ→言葉でおいうちをかけたほうが長引く、「次はうまくいく」と励まそう。


小学生編
可愛かったころのイメージを忘れないで。
親の思い描いた将来をおしつけると、子どもの自我や主体性の発達をそいでしまいます。

15おにいちゃんでしょ、しっかりしなさい→僕も弟や妹同じように甘えさせてよといっているのです。公平に考えて

16あなたのためを思って言っているのよ→自分で言われたら「親の勝手な思い」と思いませんか?子どもの将来は今を積み重ねてできていくもの、主体的な今がなければ将来も主体的でない。

17もう、お小遣いはありません!→心理学の原則では、プラス評価ほめることによって確実な効果が期待できる。

18我慢しなさい!→自分自身をコントロールする我慢を覚えさせて、100%拒まず、100%うけいれもしないこと。待って手に入れる喜びを味あわせよう

19言いたいことがあるならハッキリ言いなさい→「なんか文句あるの?どうせ言えっこないでしょ!」という響きになっていませんか。これでは脅しです。自分を縛るような言質をとられたくないのです。

20あんたなんか生むんじゃなかった→口にしてしまいそうなら、胸の奥に閉じ込めて、赤ちゃんのころを思い出して。

21お母さんはもう知らないから勝手にしなさい!→本当に勝手にしたらお母さんはもっと怒る。本当にお母さんが無視するようになったら子どもは情けない。見守ってもらって元気がでる。勝手にしなさいの前に黙って見守る時間をもとう。

22子供のくせに親にむかって口答えするんじゃありません→「お母さんだって」を使ってきても、とりあえず聞いてみて。最初に決めつけると子どもは聴かなくなります。

23宿題が終わるまでテレビゲームはだめ→万が一にもテレビをみながらいってはならない。お母さんの宿題は夕飯の準備。

24虫なんか家の中に持ってきて気持ちが悪いわね→たくさんのことを学習する機会です。受け入れてあげて、虫が嫌いでさわれないのも受け入れてあげて

25もういいわ、お母さんがあってあげるから→自分でやりさないと一度いったら、上手にできなくてもまかせてしまいしょう。

26子どもが口をだすことじゃないの!→話してもいいことならなるべく話してあげましょう。口止めが必要ならそういえばいいです。

27もう、あんなこと遊ぶんじゃないわよ→子どものためにはなりません。距離をとってよく見つめておくことはいじめ防止には大切です。

28もう少し、まわりを見なさいKYって言われるわよ→男の子はストレートで一直線。よい方向に伸ばしていきましょう。

29どうせできっこないわ、あなたっていつもそうなんだから→言い出した時のまじめさと意欲を買って、小さいハードルを与えることくらいはやってあげて


中学生編
良い結果も悪い結果も表面化する時期。突然おきるのではなく、伏線がある。
優等生にトラブルがおきる時期でもある。
自分とはなにか?自分がないと気が付く、そのせめぎ合いが心のトラブルを生む。
これまで以上に言葉は慎重に。

30色気づいちゃって、いやらしいわ。不潔ね!→大人の男性になるための階段。精通もそっと見守って。性を明るくとらえて

31あなた、あんないやらしい本を読んでいるの。やめなさい→見ないふりをしてあげてください。健全なことです。夢精や毛がはえたなどふれられたくないことも。お父さんにまかせたほうがいいことも。

32いつからそんな不良になったの?お母さんがっかりだわ。→普通にそだつというのはこちらの思い込み。中学生は社会に対する反抗が増える。反抗には理由がある。

33本当に親に苦労ばかりかける子ね、あなたって!→あなたの苦労の中身はなんですか?それぞれ一番ふさわしい素敵な子育てをまかされているのです。自分自身の輝きを知るお母さんは苦労とは感じない。

34あなたって何をやってもダメなのね!→落ち込んでいる子どもに追い打ちをかければ、すごい勢いで反発してくるかも。反発ならまだよくて「何もできない」と思い込んで自信がなくなったら、大変です。一度子どもや家庭から目を放したほうがいいかも。

35あなただけがお母さんの生きがいなのよ→男の子は母親の影響を受けやすい。成長するにしたがって「お母さんのため」から「自分のため」に変わっていくのが普通だが、強い呪縛はそれを押しとどめてしまう。

36また言い訳?あなたっていつもそうね→言い訳と感じても、ともかく言おうとしていることを聞いてみよう。最初から決めつけない。

37何を夢みたいなこと言っているの、あんたにできるわけないでしょ!→男の子はロマンティスト、可能性の芽を摘むことだけは避けたい。

38その変なかっこう、いますぐやめなさい→「みんながやっているから」という未熟なおしゃれであることが多い。本当におしゃれな子はそういった格好はしないもの。「お母さんは好きじゃない」にとどめて。

39偉そうに、まだ何もわかっていないのに→「生意気な!」と感じたら成長の証し。こういうとき母親に優しくなったりします。

40いつまで子どもだと思っているの?→中学生には大人として対応すべきだが、大人だと思うのは間違い。親からおとなとして認められた子どもは自信をもって、無意味なツッパリはしなくなります。

41あなたって、ロクな友達いないのね→友達を悪くいわれると、自分を悪くいわれたと受け取る。かばおうとするのが正常な反応で、自立的につきあっている証拠。かばわない場合は無理やりつきあわされている可能性があるので注意。

42あなた、人の話をきいているの→ホルモンの影響で本当に耳がきこえなかったり、頭がぼーっとすることがある。

43あなたはわが家の金食い虫なんだから→せっかくお金を出すのなら、自由にのびのびと子供の可能性を引き出すように努めたい

44うちは貧乏なんだから、そんなお金ないわよ→お金がないなら他に方法がないか子どもと考えるくらいはできる。我慢する心は我慢では育たない。無理な要求や間違った要求はきちんと断るのは大切だが、本当はやってあげたいという親の気持ちが伝わるのは大切。

45そんなことじゃ、お父さんみたいになっちゃうわよ!→父親をバカにして否定していることは、自分の中の半分を拒否していることで、心理的抑圧。お母さんも結婚相手を否定することは、自分を否定すること。


高校生編
性の問題に直面
親子のコミュニケーションが希薄になる時期。
距離をおきながら、きちんと子どもをみつめていることが大切

46何が気に入らないの?はっきりいいなさいよ→無理難題や非行は、自分に目をむけてほしいというサインかも。

47あきらめなさい、私たちも期待していないし→あきらめるかは本人の意思。お母さんが信じてくれないことであきらめるならこんな悲しいことはない。

48下着くらい、自分で洗ったら?→マスターベーションを問い詰めることになることも。

49あんた、ちょっとくさいわ→思春期の子どもは相当傷つきます。

50マスターベーションなんかしていたら、頭がバカになるよ→マスターベーションは異常なことではありません。子供は恥ずかしいと思っているのに追いうちはいけません。中学生以上はノックしてから部屋に入ろう。

51いまは大事な時期なのに、セックスのことしか頭にないの?→親のセックスに対する意識が大切、セックスの結果子どもがうまれたのだから否定することは、子どもを否定すること。この時期性意識がさかんなのは正常なこと。

52なによ、そのかっこう、ニューハーフにでもなるつもり?→ニューハーフとして活躍しているタレントも思春期には悩んだ。性同一性障害もある。苦しんでいる子どもを傷つけないように。いろいろな人を受け入れる気持ちで。

53あんたなんか信用できるわけないでしょ?→使い道を明かさない小遣い請求どうしますか?信用してあげましょうよ。信頼に理由はいりません。

54人に知られたら恥ずかしいわ、お母さんが笑われるのよ→自分よりお母さんは自分の面子が大事というメッセージになる。

55そんな甘い考えじゃ生きていけないよ!人生はきびしい戦いなのよ→厳しさを見つけるのは自分の経験。そうでないときは気楽に生きましょう。

56そんなことじゃ受験に失敗するわよ、落ちこぼれね→親が口出ししなくても十分プレッシャーにさらされています。失敗しても落ちこぼれになんてなりません。「がんばれば、受験に失敗しても、きっとよかったと思う日がくるよ」といってあげて。


口癖をなくす3つのポイント
・他人と比較しない
・あるがままの息子を抱きしめる
・お母さん自信を大切にする。
どれも難しい。お母さん自信を大切にするところから始めるのがいい。

幸せで豊かな自分を引き出すアファメーション
「私は自分が大好きだ、息子が大好きだ」
「私は、素敵ないい母親」
「息子は素敵ないい子」やりやすい方法で。

親子で元気になれる魔法の口癖をつくる
「だから言ったのに、ダメね」→「あーあ、やっちゃったね!、ま、いっか!」
「男の子でしょ、べたべたしない」→「いっぱい甘えていいのよ」
「苦労させられるわ」→「生まれてきてくれてありがとう」

お母さん自身を変えるためのスワイショー紹介。
深呼吸紹介。

息子のマイナスの裏にきっといいところがみつかる。
乱暴→積極的・行動的
内気→思慮深い・やさしい
愚図→観察・思考力豊
甘えん坊→愛情豊か
集中力がない→好奇心旺盛

すべてのものに感謝して、自分自身もだきしめてあげましょう。


男の子を追いつめるお母さんの口ぐせ (静山社文庫)

男の子を追いつめるお母さんの口ぐせ (静山社文庫)

  • 作者: 金盛 浦子
  • 出版社/メーカー: 静山社
  • 発売日: 2009/11/05
  • メディア: 文庫



タグ:金盛 浦子
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