体温を上げると健康になる [健康]
興味をひかれたのは、筋肉を増やす方法で脳から筋肉への伝達速度を速くするのが有効といっていたのと
著者がアメリカと日本両方で医者をしたことがあり、日本が抗生物質濫用国で、薬剤性ストレスから体温低下している
人がいるといっていたところ。
健康な人の体温は36.5度から37.1度
だるさやつらさなどの病的な自覚症状がなければ37度は微熱ではなく、健康な体温。
今平熱36度以下の低体温の人が増えている。低体温は放っておくとさまざまな病気を招くとても危険な状態
アレルギーの発症、悪化の原因になる。
低体温の原因はストレス。
ストレスに対処するための機能は自律神経バランスとホルモンバランス。
これらが限界を超えて働くと、血液の流れが悪く、細胞の回復が遅くなり、また低体温になるという悪循環。
体温が一度さがると免疫は30%低くなる。
がん細胞は35度台の低体温のときもっとも活発に増殖する。
体温を一時的にあげる、恒常的にあげる(筋肉を鍛える)、この健康法を行うことで健康になれる。
体温が1度あがると免疫力は5-6倍あがる
体温アップ健康法
一日1回体温を一度上げる生活を送ること。具体的には、ウォーキング、白湯を飲む、風呂にはいる。
平熱が徐々に上がっていくような生活を送る=筋肉を鍛える
体温が上がると
血行がよくなる=血流量が増える、同じ運動量でも筋肉が増える、骨も増える、消化器には蠕動運動を活発にする
というメリットがある。脳の血流がよくなると海馬が活性化して記憶力強化、痴ほう症予防になる、酵素が活性化して細
胞が若返る。
恒常的に体温があがると自律神経の乱れが改善されて視床下部の負担が軽減され、生殖腺刺激ホルモンが整って
男性更年期障害に効果あり。
低体温のリスクが高いのは50代から
50代をすぎるとほとんどの人に加齢による動脈硬化がおこる。その硬く狭くなった血管を低体温のドロドロの血液が通る
。交感神経が過緊張の場合さらに欠陥は収縮して危険。
動脈硬化の危険要因、高血圧、喫煙、糖尿病、高コレステロール
微熱の対処法
現代では熱があがるのを怖がるより、体温が低いことを心配したほうがいい。
微熱では解熱剤をつかってはいけない。風邪かなとおもったらお風呂に入って体温をあげたほうがいいくらい。
体温が一度さがると免疫は30%低くなる。
体温が1度あがると免疫力は5-6倍あがる
理由は血流が良くなると白血球が全身にまわるのと、酵素の活性が高まる(もっとら活性化するのは37度台)から。
ちなみに酵素が壊れるのは48度。
筋肉を増やすと
基礎代謝が上がる。基礎代謝の多くは体温維持につかわれている。
筋肉が増えると食べても太りにくい。食事制限では筋肉がおちるのでリバウンドでつくのは脂肪。筋肉を増やせ。
筋肉は20歳をピークに年1%失われるが、宇宙飛行士の例でわかるが使わないと驚くほどのスピードで減る。
人間の細胞について
20億年前、原始細胞生命体とミトコンドリア生命体が受精して(一つの細胞になって)生命体がうまれた。それが我々
。
昔の地球には酸素がなかったので原始細胞生命体は嫌気性エネルギーを使い(精子)温度が低い方が活性化する、
ミトコンドリアは酸素でエネルギーを得る好気性細胞(卵子)で温度は高い方がいい。我々の体は両方のエネルギー獲
得サイクルをもっている。
有酸素運動と無酸素運動
有酸素運動は酸素を使ったエネルギー代謝。脂肪を減らす効果がある。
無酸素運動は、激しい運動をするときには使う嫌気性代謝。筋肉を鍛える効果がある。
有酸素運動で消費されるカロリーは糖と脂肪で半分づつ。また脂肪が分解されはじめるまで30分かかる。しかし成長
ホルモンがでているとこの分解が早くはたらく。成長ホルモンを出すのは無酸素運動。
事前に無酸素運動を行うと有酸素運動をはじめてわずか5-10分後に脂肪燃焼の段階に入れる。
冷え症に筋肉を鍛えるがおすすめ、ただしストレッチで十分ほぐしてから
筋肉を鍛える
筋肉を鍛えるうえでもっとも大切なのは「脳から筋肉への神経の経路を鍛える」こと。つまり脳が指令をだしてから筋肉
が反応するまでの速度をあげるトレーニングをすること。
距離は短くても全力ダッシュ。これを1回でもいいか2,3回やる。それからウォーキングをすると最大のダイエット効果。
加齢による筋力低下には神経経路の速度低下も大きいことがわかっている。脳トレより筋トレ
男性機能の回復にも効果的。
筋トレは3日に1度。筋肉は一度損傷させてから修復されるときに鍛えられるから。筋肉の少ないひとは増やすまで3か
月くらい筋トレするといいが、ある程度あれば全力ダッシュだけで維持はできる。
加圧トレーニングは筋肉に流れる血液(酸素)を制限してわざと乳酸をため、成長モルモンをだしてトレーニング効果を
あげるというもの。専門家の指導がいる。
スロトレは1回のスクワットを1分で行うようなゆっくりした運動。ゆっくり行うと筋肉はそれを負荷の大きな運動だと錯覚
するので乳酸がたまったときと同じように成長ホルモンをだすから。血流を制限しないので一人でも安全に行える。目安は
1分回1回の救ワーッとなら10-15回。できなければできる回数で。運動経験の少ないひとはスロトレと有酸素から始め
る方が、マックススピードの無酸素運動より安全。
筋トレ前にバナナ(アミノ酸=バリン、ロイシン、イソロイシン)、直後にチーズ(タンパク質、牛乳やプロテインでもいい)で
筋肉は発達する。
屋外で運動すると紫外線にあたることで(ビタミンDが誘導体に代わり)カルシウムが骨になり骨粗しょう症予防になる。
子供と女性は特に大切。
屋外で気温が高いとき体温をあげると熱中症の心配がある。アイソトニック飲料は予防にいいが糖分がきになるので、
水と梅干しとバナナでもよい。岩塩もよい。
鍛えたい筋肉を意識してトレーニングするとよい。体型をきめるのは、どんな運動をするかでなく、どこに意識を集中させ
るか。日常生活の中で姿勢を意識してコアマッスルを鍛えるのが効果的。おしりの穴を引き締めるのも効果的。コアマッス
ルが鍛えられると代謝は20%アップ。
クエン酸サイクル
好気性エネルギー代謝のこと。嫌気性代謝の18倍のエネルギーを得られる。
乳酸を分解する。ナイアシン、ビタミンB2、クエン酸が必要。
朝食に、枝豆とたらこと梅干をたべるといい。ただし、そればかりではいけない。いざというときだけ。
副腎という臓器
左右の腎臓の上に位置する重さ5-6グラム程度の小さな臓器で約90%の皮質が10%の髄質を包み込んだ構造をして
いる。はたらきは脳からの指令でさまざまなホルモンを生産・分泌すること。長寿のマーカーとして注目されるDHEAとう性ホ
ルモンもここでつくられる。DHEAは100歳以上の健康な人に共通して高い。
現代では疲弊している臓器といわれている。
がん細胞
がん細胞は35度台の低体温のときもっとも活発に増殖する。それはがん細胞が嫌気性のエネルギーによって増殖する
細胞だから。
男性のメタボは怖い
男性のメタボが怖いのは内臓脂肪が「アディポイトカイン」と総称されるホルモンをだすから。これは糖尿病、動脈硬化を
ひきおこし、糖尿病や高血圧、脂質異常症を引き起こす。
メタボは運動不足と食べ過ぎのためだけでなく、男性更年期障害で起こるといっていた。男性ホルモンは30歳をピーク
に毎年1%死ぬまで徐々に低下するが、更年期の人は急激な低下をしてしまう。朝立ちがない場合男性更年期障害を
疑った方がいい。
体温をあげると代謝がよくなり内臓脂肪の解消に絶大な効果あり。
ストレスと低体温
ストレスを最初に感じるのは脳の視床下部。
私たちの体は精神的、肉低的ストレスに対処すべく日々ベストをつくしている。
その主役は「自律神経(心臓など意識的にコントロールできない動きをコントロールする)」と「ホルモン」
自律神経バランス
交感神経と副交感神経のバランス
交感神経優位・・・血管が収縮して血圧が上昇し、起動が拡張して心拍がはやくなり、消化器の動きは抑制される。
仕事などに適した状態
副交感神経優位・・・血管が拡張し、血圧が降下、起動が収縮して心拍が穏やかにな、消化器系の働きが活発に
なる。休息に適した状態。
日内リズムで、この二つの優位がくりかえされているのだが、これに反するとストレスになる。
早寝早起きがよい。
個人によって差があり、生まれつきのタイプがある、交感神経系はアクティブ、副交感神経系はおっとり。自分のタイプで
なりやすい病気、なりにくい病気を知ろう。
白血球の種類
顆粒球60%=細菌に対処、リンパ球30%=ウィルスやカビに対処、単球。
交感神経過剰型低体温・・・ハードな仕事や仕事や人間関係のプレッシャーで精神的ストレスを抱えている人。
白血球も自律神経の配下にあり、交感神経が過剰に緊張すると顆粒球が増える。
顆粒球が死滅するとき発生する活性酸素によって体のさまざまな部分の組織が壊される。
活性酸素で血液が酸化してドロドロになる。
粘膜や組織が破壊されるので、胃潰瘍や、潰瘍性大腸炎、間質性肺炎、メニエール病、歯周病などを引き起こす。
原因は働きすぎと「薬剤性ストレス」
薬剤性ストレス・・・日本は世界一の抗生物質濫用国。さらに食品にも使われているので知らずにとっている。抗生物
質は交感神経を緊張させる。降圧剤とシップも交感神経を緊張させる。
薬剤性ストレスにならないために使用しない方がいい薬は「鎮痛解熱剤」「ステロイド剤」「抗がん剤」
副交感神経過剰型低体温・・・だらけた生活や運動不足
最初は血行がよくなるが、長期間にわたると川幅が拡がったところを水量が同じだと流れがゆるやかになる元気で血液の
流れが滞る。
リンパ球が必要以上に増加すると免疫の過剰反応によって発症する病気になりやすくなる。喘息、アトピー、花粉症
原因は運動不足と不規則な生活、食べ過ぎ、炭酸飲料ののみすぎ、車の排ガスや環境ホルモン。
アレルギーの幼少化は母親のストレスとふぁいふスタイル変化、環境問題。
ただしアレルギーは交感神経過剰型でも環境的要因でなることがある。
ホルモンバランス
視床下部→下垂体→副腎でストレスに対応するホルモン=コルチゾールがだされる。
この流れをHPAアクセスといい、これは反対の流れもある。
副腎はストレスでコルチゾールをだすが、この状態が長く続くと疲れるので、脳は副腎をやすませて、ストレスがあってもコ
ルチゾールがでないという状態になる。
コルチゾールの働きは披露した細胞を元気にするというもの。
ストレスでダメージをうけるとは細胞がダメージをうけること。
細胞の60%水分だが、その水分を保っているのはマイナス75ミリボルトという細胞の内側と外側の電位差。
ストレスがかかるとこの水分が失われ細胞の活動が低下してしまう。
これを回復させるのが「糖(グルコース)」コルチゾールは糖が細胞にいきわたりやすくなるように血糖値をコントロールす
るホルモン。ついでにインシュリンも糖が細胞にはいるために必要。だからインシュリンを出す膵臓も副腎と一緒で浸かれて
いるのが普通。
副腎疲労なひとは100%低体温。
電位差が乱れると血液のペーハーが酸性に傾く(実際は酸性にはならないが)。電位差が5.9ミリボルト低下するとペ
ーハーは0.1%下がってしまう。こうなると細胞の機能は大きく低下する。
ストレスが低体温をつくり低体温が細胞のすとれすとなる悪循環におちいる。
抜け出すには体温をあげること。体温が低いと血液成分に関係なく血液はドロドロになってしまうから。
電位差が小さいと細胞の反発も弱くなり、くっついてしまって余計ドロドロに。
老化防止
老化とは体の酸化。だから非常に酸化力の強い酸素である活性酸素は最大の敵。
活性酸素には殺菌力もあるが増えすぎると細胞を壊すなどの弊害がある。
増えすぎた顆粒球が大量の活性酸素を作る他に、低体温による酵素の不活性も活性酸素を増やす原因。
活性酸素を解毒するSODやカタラーゼがきちんと働けなくなるのだ。
体温アップ健康法の理想の一日がのっていた
5時におきてストレッチと筋トレ、戸外のウォーキングまたはジョギング30分
6時に朝食
8時仕事開始
0時食事して15-20分の昼寝
1-5時仕事
6時 食事
9時 筋トレと入浴
10時 就寝
著者もこれは無理といっていたけどね。
ポイントは
二度寝はしない
電球はつけたまま寝ない・・・脳をやすませる
睡眠薬を使わない
寝る前に体を温める
夜10時にねて5時におきるのがベスト
飲み物は白湯がベスト
天気によらず外を30分歩く・・・肛門を意識、よい姿勢で
りんごと生人参のジュースを飲む・・・酵素
夕食後4時間あける・・・成長ホルモンがでる
成長期の子どもにはトマトを・・・ギャバでストレス緩和
メタボでも肉をやめてはいけない
お風呂の温度は41度
人間の最適体温37度
著者がアメリカと日本両方で医者をしたことがあり、日本が抗生物質濫用国で、薬剤性ストレスから体温低下している
人がいるといっていたところ。
健康な人の体温は36.5度から37.1度
だるさやつらさなどの病的な自覚症状がなければ37度は微熱ではなく、健康な体温。
今平熱36度以下の低体温の人が増えている。低体温は放っておくとさまざまな病気を招くとても危険な状態
アレルギーの発症、悪化の原因になる。
低体温の原因はストレス。
ストレスに対処するための機能は自律神経バランスとホルモンバランス。
これらが限界を超えて働くと、血液の流れが悪く、細胞の回復が遅くなり、また低体温になるという悪循環。
体温が一度さがると免疫は30%低くなる。
がん細胞は35度台の低体温のときもっとも活発に増殖する。
体温を一時的にあげる、恒常的にあげる(筋肉を鍛える)、この健康法を行うことで健康になれる。
体温が1度あがると免疫力は5-6倍あがる
体温アップ健康法
一日1回体温を一度上げる生活を送ること。具体的には、ウォーキング、白湯を飲む、風呂にはいる。
平熱が徐々に上がっていくような生活を送る=筋肉を鍛える
体温が上がると
血行がよくなる=血流量が増える、同じ運動量でも筋肉が増える、骨も増える、消化器には蠕動運動を活発にする
というメリットがある。脳の血流がよくなると海馬が活性化して記憶力強化、痴ほう症予防になる、酵素が活性化して細
胞が若返る。
恒常的に体温があがると自律神経の乱れが改善されて視床下部の負担が軽減され、生殖腺刺激ホルモンが整って
男性更年期障害に効果あり。
低体温のリスクが高いのは50代から
50代をすぎるとほとんどの人に加齢による動脈硬化がおこる。その硬く狭くなった血管を低体温のドロドロの血液が通る
。交感神経が過緊張の場合さらに欠陥は収縮して危険。
動脈硬化の危険要因、高血圧、喫煙、糖尿病、高コレステロール
微熱の対処法
現代では熱があがるのを怖がるより、体温が低いことを心配したほうがいい。
微熱では解熱剤をつかってはいけない。風邪かなとおもったらお風呂に入って体温をあげたほうがいいくらい。
体温が一度さがると免疫は30%低くなる。
体温が1度あがると免疫力は5-6倍あがる
理由は血流が良くなると白血球が全身にまわるのと、酵素の活性が高まる(もっとら活性化するのは37度台)から。
ちなみに酵素が壊れるのは48度。
筋肉を増やすと
基礎代謝が上がる。基礎代謝の多くは体温維持につかわれている。
筋肉が増えると食べても太りにくい。食事制限では筋肉がおちるのでリバウンドでつくのは脂肪。筋肉を増やせ。
筋肉は20歳をピークに年1%失われるが、宇宙飛行士の例でわかるが使わないと驚くほどのスピードで減る。
人間の細胞について
20億年前、原始細胞生命体とミトコンドリア生命体が受精して(一つの細胞になって)生命体がうまれた。それが我々
。
昔の地球には酸素がなかったので原始細胞生命体は嫌気性エネルギーを使い(精子)温度が低い方が活性化する、
ミトコンドリアは酸素でエネルギーを得る好気性細胞(卵子)で温度は高い方がいい。我々の体は両方のエネルギー獲
得サイクルをもっている。
有酸素運動と無酸素運動
有酸素運動は酸素を使ったエネルギー代謝。脂肪を減らす効果がある。
無酸素運動は、激しい運動をするときには使う嫌気性代謝。筋肉を鍛える効果がある。
有酸素運動で消費されるカロリーは糖と脂肪で半分づつ。また脂肪が分解されはじめるまで30分かかる。しかし成長
ホルモンがでているとこの分解が早くはたらく。成長ホルモンを出すのは無酸素運動。
事前に無酸素運動を行うと有酸素運動をはじめてわずか5-10分後に脂肪燃焼の段階に入れる。
冷え症に筋肉を鍛えるがおすすめ、ただしストレッチで十分ほぐしてから
筋肉を鍛える
筋肉を鍛えるうえでもっとも大切なのは「脳から筋肉への神経の経路を鍛える」こと。つまり脳が指令をだしてから筋肉
が反応するまでの速度をあげるトレーニングをすること。
距離は短くても全力ダッシュ。これを1回でもいいか2,3回やる。それからウォーキングをすると最大のダイエット効果。
加齢による筋力低下には神経経路の速度低下も大きいことがわかっている。脳トレより筋トレ
男性機能の回復にも効果的。
筋トレは3日に1度。筋肉は一度損傷させてから修復されるときに鍛えられるから。筋肉の少ないひとは増やすまで3か
月くらい筋トレするといいが、ある程度あれば全力ダッシュだけで維持はできる。
加圧トレーニングは筋肉に流れる血液(酸素)を制限してわざと乳酸をため、成長モルモンをだしてトレーニング効果を
あげるというもの。専門家の指導がいる。
スロトレは1回のスクワットを1分で行うようなゆっくりした運動。ゆっくり行うと筋肉はそれを負荷の大きな運動だと錯覚
するので乳酸がたまったときと同じように成長ホルモンをだすから。血流を制限しないので一人でも安全に行える。目安は
1分回1回の救ワーッとなら10-15回。できなければできる回数で。運動経験の少ないひとはスロトレと有酸素から始め
る方が、マックススピードの無酸素運動より安全。
筋トレ前にバナナ(アミノ酸=バリン、ロイシン、イソロイシン)、直後にチーズ(タンパク質、牛乳やプロテインでもいい)で
筋肉は発達する。
屋外で運動すると紫外線にあたることで(ビタミンDが誘導体に代わり)カルシウムが骨になり骨粗しょう症予防になる。
子供と女性は特に大切。
屋外で気温が高いとき体温をあげると熱中症の心配がある。アイソトニック飲料は予防にいいが糖分がきになるので、
水と梅干しとバナナでもよい。岩塩もよい。
鍛えたい筋肉を意識してトレーニングするとよい。体型をきめるのは、どんな運動をするかでなく、どこに意識を集中させ
るか。日常生活の中で姿勢を意識してコアマッスルを鍛えるのが効果的。おしりの穴を引き締めるのも効果的。コアマッス
ルが鍛えられると代謝は20%アップ。
クエン酸サイクル
好気性エネルギー代謝のこと。嫌気性代謝の18倍のエネルギーを得られる。
乳酸を分解する。ナイアシン、ビタミンB2、クエン酸が必要。
朝食に、枝豆とたらこと梅干をたべるといい。ただし、そればかりではいけない。いざというときだけ。
副腎という臓器
左右の腎臓の上に位置する重さ5-6グラム程度の小さな臓器で約90%の皮質が10%の髄質を包み込んだ構造をして
いる。はたらきは脳からの指令でさまざまなホルモンを生産・分泌すること。長寿のマーカーとして注目されるDHEAとう性ホ
ルモンもここでつくられる。DHEAは100歳以上の健康な人に共通して高い。
現代では疲弊している臓器といわれている。
がん細胞
がん細胞は35度台の低体温のときもっとも活発に増殖する。それはがん細胞が嫌気性のエネルギーによって増殖する
細胞だから。
男性のメタボは怖い
男性のメタボが怖いのは内臓脂肪が「アディポイトカイン」と総称されるホルモンをだすから。これは糖尿病、動脈硬化を
ひきおこし、糖尿病や高血圧、脂質異常症を引き起こす。
メタボは運動不足と食べ過ぎのためだけでなく、男性更年期障害で起こるといっていた。男性ホルモンは30歳をピーク
に毎年1%死ぬまで徐々に低下するが、更年期の人は急激な低下をしてしまう。朝立ちがない場合男性更年期障害を
疑った方がいい。
体温をあげると代謝がよくなり内臓脂肪の解消に絶大な効果あり。
ストレスと低体温
ストレスを最初に感じるのは脳の視床下部。
私たちの体は精神的、肉低的ストレスに対処すべく日々ベストをつくしている。
その主役は「自律神経(心臓など意識的にコントロールできない動きをコントロールする)」と「ホルモン」
自律神経バランス
交感神経と副交感神経のバランス
交感神経優位・・・血管が収縮して血圧が上昇し、起動が拡張して心拍がはやくなり、消化器の動きは抑制される。
仕事などに適した状態
副交感神経優位・・・血管が拡張し、血圧が降下、起動が収縮して心拍が穏やかにな、消化器系の働きが活発に
なる。休息に適した状態。
日内リズムで、この二つの優位がくりかえされているのだが、これに反するとストレスになる。
早寝早起きがよい。
個人によって差があり、生まれつきのタイプがある、交感神経系はアクティブ、副交感神経系はおっとり。自分のタイプで
なりやすい病気、なりにくい病気を知ろう。
白血球の種類
顆粒球60%=細菌に対処、リンパ球30%=ウィルスやカビに対処、単球。
交感神経過剰型低体温・・・ハードな仕事や仕事や人間関係のプレッシャーで精神的ストレスを抱えている人。
白血球も自律神経の配下にあり、交感神経が過剰に緊張すると顆粒球が増える。
顆粒球が死滅するとき発生する活性酸素によって体のさまざまな部分の組織が壊される。
活性酸素で血液が酸化してドロドロになる。
粘膜や組織が破壊されるので、胃潰瘍や、潰瘍性大腸炎、間質性肺炎、メニエール病、歯周病などを引き起こす。
原因は働きすぎと「薬剤性ストレス」
薬剤性ストレス・・・日本は世界一の抗生物質濫用国。さらに食品にも使われているので知らずにとっている。抗生物
質は交感神経を緊張させる。降圧剤とシップも交感神経を緊張させる。
薬剤性ストレスにならないために使用しない方がいい薬は「鎮痛解熱剤」「ステロイド剤」「抗がん剤」
副交感神経過剰型低体温・・・だらけた生活や運動不足
最初は血行がよくなるが、長期間にわたると川幅が拡がったところを水量が同じだと流れがゆるやかになる元気で血液の
流れが滞る。
リンパ球が必要以上に増加すると免疫の過剰反応によって発症する病気になりやすくなる。喘息、アトピー、花粉症
原因は運動不足と不規則な生活、食べ過ぎ、炭酸飲料ののみすぎ、車の排ガスや環境ホルモン。
アレルギーの幼少化は母親のストレスとふぁいふスタイル変化、環境問題。
ただしアレルギーは交感神経過剰型でも環境的要因でなることがある。
ホルモンバランス
視床下部→下垂体→副腎でストレスに対応するホルモン=コルチゾールがだされる。
この流れをHPAアクセスといい、これは反対の流れもある。
副腎はストレスでコルチゾールをだすが、この状態が長く続くと疲れるので、脳は副腎をやすませて、ストレスがあってもコ
ルチゾールがでないという状態になる。
コルチゾールの働きは披露した細胞を元気にするというもの。
ストレスでダメージをうけるとは細胞がダメージをうけること。
細胞の60%水分だが、その水分を保っているのはマイナス75ミリボルトという細胞の内側と外側の電位差。
ストレスがかかるとこの水分が失われ細胞の活動が低下してしまう。
これを回復させるのが「糖(グルコース)」コルチゾールは糖が細胞にいきわたりやすくなるように血糖値をコントロールす
るホルモン。ついでにインシュリンも糖が細胞にはいるために必要。だからインシュリンを出す膵臓も副腎と一緒で浸かれて
いるのが普通。
副腎疲労なひとは100%低体温。
電位差が乱れると血液のペーハーが酸性に傾く(実際は酸性にはならないが)。電位差が5.9ミリボルト低下するとペ
ーハーは0.1%下がってしまう。こうなると細胞の機能は大きく低下する。
ストレスが低体温をつくり低体温が細胞のすとれすとなる悪循環におちいる。
抜け出すには体温をあげること。体温が低いと血液成分に関係なく血液はドロドロになってしまうから。
電位差が小さいと細胞の反発も弱くなり、くっついてしまって余計ドロドロに。
老化防止
老化とは体の酸化。だから非常に酸化力の強い酸素である活性酸素は最大の敵。
活性酸素には殺菌力もあるが増えすぎると細胞を壊すなどの弊害がある。
増えすぎた顆粒球が大量の活性酸素を作る他に、低体温による酵素の不活性も活性酸素を増やす原因。
活性酸素を解毒するSODやカタラーゼがきちんと働けなくなるのだ。
体温アップ健康法の理想の一日がのっていた
5時におきてストレッチと筋トレ、戸外のウォーキングまたはジョギング30分
6時に朝食
8時仕事開始
0時食事して15-20分の昼寝
1-5時仕事
6時 食事
9時 筋トレと入浴
10時 就寝
著者もこれは無理といっていたけどね。
ポイントは
二度寝はしない
電球はつけたまま寝ない・・・脳をやすませる
睡眠薬を使わない
寝る前に体を温める
夜10時にねて5時におきるのがベスト
飲み物は白湯がベスト
天気によらず外を30分歩く・・・肛門を意識、よい姿勢で
りんごと生人参のジュースを飲む・・・酵素
夕食後4時間あける・・・成長ホルモンがでる
成長期の子どもにはトマトを・・・ギャバでストレス緩和
メタボでも肉をやめてはいけない
お風呂の温度は41度
人間の最適体温37度
タグ:齋藤 真嗣
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