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ウンココロ ~しあわせウンコ生活のススメ [健康]

ご飯を食べながら読まないでね。




ウンコ博士と呼ばれる東京医科歯科大学の藤田紘一郎氏と、ウンコ描くのが大好きイラストレータ寄藤文平氏、そしてウンコがキレでないと美人じゃないと主張する美人編集者のコラボによる、ウンコの本。

藤田氏がウンコについて解説し、寄藤氏がそれをもとにイラストをかく。
すべての排せつ物がウンコだと仮定した世界のイラストとか裏表紙になっていた。

ウンコのうんちく
食べたものは12時間でウンコになる
重さは200gくらい
日本人のウンコぜんぶより、お米の収穫量は少ない。

藤田氏によると、最近の日本人はキレイ好きすぎて、ウンコをきたないものとして排除している。
だから、アレルギーやアトピーがこれほど蔓延し、若者は自立しないのだ。
大人はみんな「ウンコたれ」でないような顔をして歩いているし、学校のトイレでウンコをすれば馬鹿にされる。
ウンコは水洗で流されウンコだけのサイクルをぐるぐるしている。
本来ウンコはそのままで資源である。川に流すのがいいといっていた。
気持ちの中にウンコを戻すことが必要。

藤田さんはおなかにサナダムシを飼っている、
だから藤田さんのウンコにはサナダムシの卵があるが、水洗トイレでは孵化しない。ミジンコとサケが必要なので、せいちょうさせるためには石狩川でウンコしないといけないんだそうな。
ウンコをきたいないというけれど、キタナイものがないと「いのち」はうまれない。外見の美しさだけでは本当の「エコ社会」は来ない。

ウンコの製造工場と、ウンコのタイプ。
タイプ別に色や分量、臭い、カタさ、水分量、製造構造の様子が図解されていた。
プレミアムタイプ・・・マキクソ(よく絵で見るありえないうんこ)
バナナタイプ
ひょろひょろタイプ
ドロドロタイプ
ビシャビシャタイプ
ガチビシャタイプ
カチカチタイプ

ウンコは食べ物、気持ち、生活リズムの三角形にはさまれている。

よいウンコをするための食べ物
乳製品ならヨーグルト、チーズ、バター
穀類なら玄米、ヒエ、アワ、大麦、ソバ
他に果実、ナッツ、豆、海藻、きのこ、野菜、イモ

戦争中の日本軍の兵士のウンコは400gあったが、今日本人のOLのウンコは80g程度といわれている。
理由は食生活、特に食物繊維。
著者の理想のウンコの解説ものっていた。
バナナ3本分で、便切れがさわやか、練り歯磨きや味噌の硬さ、黄褐色でにおいはかすかで、ゆっくり沈むだって。

腸は身体を受け持つ第2の脳。
腸には500種類100兆個以上の菌が住んでいるといわれるが、その中身は善玉菌、悪玉菌にわけられる。
このバランスが大切。悪玉菌も役割はあるので、少なければ少ない方がいいというわけではない。
健康なモデルでは、乳酸菌30、ビフィズス菌40、大腸菌20、ウェルシュ菌10と書いてあった。
いろんな食生活の人の腸内菌バランスがあって、肉ばかりの人はウェルシュ50、大腸菌30となっていた。
また腸内クレンジングがはやっているが、無菌状態にするのもよくないといっていた。

日本人の女性の48%が便秘していて、その7割は5日に1度しか排便しないでいるという。
またストレスで過敏性大腸症候群になっている男性も多い。

食べて、変えて、出すという体のきほんができていないのは問題。
腸内バランスはやわらかいので、薬をのみつづけると正常な機能が損なわれることがある。

体内を自然なサイクルにもどし、「少しキタナイくらいでいい」と思って暮らしましょう。
腸は免疫力を支えています。
もっと自分のウンコを観察しましょう。

ウンコの色がカラーチャートになっていた。
色が薄いと栄養不足、濃いと栄養過多、また便秘しても色は濃くなるそうだ。
血便はもちろん危険。



ウンココロ ~しあわせウンコ生活のススメ

ウンココロ ~しあわせウンコ生活のススメ

  • 作者: 寄藤 文平
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2005/04/16
  • メディア: 単行本



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