SSブログ
[PR]本のベストセラー

これで子どもが25メートル泳げる! (パパ!ママ!教えて) [子育て]

フィットネスインストラクターが書いた親が子供に水泳を教えるための本。
家でやる水慣れから楽に25M泳げるようになるまでが乗っている。

レベル別に並んでいて、50項目のテクニックが乗っており、見開き1ページになっている。
そのテクニックができるとなにができるようになるかと、そのテクニックをみにつけるための3つのコツを解説。
できないときチェックと、レベルアップテクニックも。

体の使い方のきほん解説
姿勢は身体の中心を糸で引っ張られるように、最低限の力で引っ張り上げる、ねじれたり、横にゆがんだりしないようにする。
呼吸は穿いてから吸う。息は鼻から吐いて口からも吐いて、その後に口で吸う。力まないようにする。
全身のパーツの使い方が書いてあった。

PART1 家でできる準備と練習
No.1水の抵抗を受けにくい軸の作り方を覚える
 背骨を中心に、まっすぐ立つ、かkとをつけて、両腕は耳の後ろを通して頭上にまっすぐのぼし、親指以外の指を軽く閉じて手のひらを重ねる、頭の先からつま先まで、1本のヒモで引っ張るような感じ。体に余分な力が入らないように伸びるのは難しい。横からみてもまっすぐが基本。姿見にテープをはって練習するのもいい。
 この姿勢を習得するために、布団やソファーの上でやってみる。パパに飛行機ぶーんをしてもらう。親が間違った姿勢をして子供に指摘させるなどが紹介されていた。

No.2 お風呂で遊びながら呼吸を止めたり目を開けたりする。
 水慣れが大切。お風呂のお湯に口まで沈み、「パッ」と口を大きく開けて息を吐く練習をする。このとき水をできるだけ遠くに飛ばす、パパママと競争してみよう。ぶくぶくーと鼻から息をはいて沈み上げる対民で「パッ」をする。洗面器のなかに顔をつっこんでおはじきを数える。吐くことに集中すると自然に吸える。

No.3 バタ足キックの練習でクロールの基本を身につける
 基本姿勢を整え、足を開かないように内ももを引き締め、足の親指同士が振れるようにキックする。椅子やベッドにこしかけて腹筋を使ってキック、親は肩を触って肩の力を抜かせる。ベッドに上半身をのせてうつぶせになり、足をバタバタさせる。胸をつけて肩がうかないようにする。 足がおちないようにする。こどもの太腿の下にパパが手をおいて足をばたばたさせキックの時の水の抵抗を感じさせる。軸をくずさないように注意。

No.4 水をかいてから押すイメージを陸上で練習する。
 基本姿勢から腕を回転させるときに必ず太腿を手でたたくようにする。そうすると腕は身体の軸の下をとおり、実際の腕のかきを身につけることができる。前かがみでテーブルなどに手をかけて、腕のかきを練習。立った姿勢で腕を回転させる練習。腕のかきにともなったローリングの練習。

No.5柔軟性を身につけて沈まない、泳ぎやすい体を作る
 低学年のうちにストレッチするとよい。背中合わせ状態そらし、むかいあって足をひろげあい腕をひっぱりあう股関節ストレッチ、片脚をあわせ両腕をつないでストレッチ、体側を伸ばす。

No。6 効率よく泳ぐために体幹の筋力をつける
 壁プッシュで胸から腕を鍛える、スクワットで足腰と体幹のバランスを鍛える、全身の筋肉を使って板のポーズをする。2-3日に一回を目安に。


PART2 遊びながら水に慣れる
No.7 水着、ゴーグル、キャップの選び方
 パパママはラッシュガードで保温しないと、教えている間は意外と動かない。走らない、プールの前にトイレにいく、全身をシャワーで洗い流す。が水泳三原則。水分をこまめにとろう。

No.8 練習の効率をアップ ストレッチでケガ予防
 心拍数や体温をあげてプールに入る準備をする。全身ぶるぶる、腕を左右逆にまわして肩まわりの関節をほぐす。足を振り子にして股関節の可動域を広げる。

No.9 階段を使ってゆっくりプールに入る
 子どものペースにあわせて、足から順にゆっくりはいろう。パパママが先に入ってサポート。

No.10 水に慣れる水中ストレッチ
 ウエストを左右に捻って水の抵抗を感じる。体をまっすぐにして足首と太ももの前側を伸ばす。しっかりとかかとを床につけふくらはぎを伸ばす。

No.11 水中ウォーキングで水の中を進む
 水をかくように手を使って大股で歩く、引き戸を引くように手を動かして横歩き、木登りのイメージで腕の力で歩くくも歩き。

No.12 ぶくぶくー「パッ」をプールで練習する

No.13 息を吐ききって潜ってみる
 床を蹴ってジャンプ呼吸、ジャンプ呼吸してから潜って尻もち、深く潜ってパパママの脚の間をくぐる。

No.14 もぐる時間を長くするために水中じゃんけんをする

No.15 浮力にまかせて自然に身体を浮かせる
 肩まで水に沈んで足が浮いたら膝タッチ、顎を引き背中を丸めてだるま浮き、だるま浮きから足を下ろして立ち上がる

No.16 水泳の一番ニュートラルな形のクラゲ浮きをする

No.17 水の抵抗を感じるために浦島太郎といるかになって楽しみながら上達する
 子どもが親の胸のあたりをつかんで背中にのる、親がもぐる。背浮きをパパママがサポート。背中を丸め、お尻をギュッとあげてジャンプしてイルカのように水に飛び込む。ママが腕をだしてハードルにするのもよい。

No.18 持久力をアップさせながら距離を意識して進む
ジャンプ呼吸で25m、水中で親が子供の腰につかまり引っ張ってすすむ、プールサイドのくも歩きダッシュでやる。

No.19 身体を安定させて水をかく筋力を鍛える
肩まで水につかり、足を前後にひらき、息をすいながら、手をひろげ、息を吐きながら両腕で水を挟み込む、椅子に座るように中腰になり、肘を動かさずに水を後ろに押し出す、ひよこのイメージでピヨピヨ。ヒザを引き寄せてひざ裏で手をたたく。

No.20 高度な技に挑戦
 イルカとびのように鼻から息を吐く逆立ち、でんぐり返りをパパママがサポート、仰向けにもぐって鼻をつまみ勢いよく「ぽん」と息を吐くと空気のリングができる。

  
PART3 クロールの体の使い方と呼吸
No.21 壁を使ったスタートの仕方を練習する
 スイミングスクールで最初に行う練習でもある。肩まで水に浸かって片脚を壁につけ、お辞儀をするように後頭部まで水につけ、両足で壁を蹴って背中を伸ばし、かのびで前にすすむ、息はふーんと鼻から出す。軸が乱れないように。

No.22 足全体でしなるように水を蹴る水中バタ足
 足の付け根から足全体を使ってキック。プールサイドに座って足を斜めに水にいれてバタ足。No.3をプールサイドで行う。親が足首をもってサポート。プールサイドで腕を伸ばし、頭を水につけてバタ足、腰がおちないようにサポートする。

No.23 パパママのサポートで子どもに基本姿勢を身につけさせる
 水面から手がでないように手を引く、ヘルパーを腰につけさせて、足首をもって押す、一人バタ足させて基本姿勢のチェック。子どもの頭が水面からでてしまうときは、子どもの肘を伸ばしながら後頭部を巻き込みサポート。

No.24 きれいなフォームでバタ足ができるよう最終チェック
 常に腰を意識して落とさないように。サポートするときには太腿で。 

No.25 背浮きバタ足でフォームと軸を整える
 基本姿勢を修正するためのトレーニングになる。 上向きになり力を抜いて浮く、バタ足をして頭を引っ張る。足と腰をチェックしながら進む。

No.26 背浮きスタートでなるべく長く泳げるようになる
 耳までつかって壁からスタート、あごを引いて体を伸ばす。泳げるだけバタ足をする。手はださず声をかけよう

No.27 前方で手を重ねる基礎クロールの腕の回転を疑似体験
 壁にむかい足をついて軸を整えてスタート体制をとり、頭を水につけて腕の回転練習。片方の手を水にいれたら背中心の下を中指が通るように水をかいて押し切る。

No.28 基礎クロールの練習を始める
 ヘルパーをつkて腕と足に練習目的を集中。腕の回転を意識させるため足をサポート。体の軸を通る手のサポート、軸を安定させるため軸の延長線上に手をおく。

No.29 息継ぎの前にクロールのフォームを完璧にする
 ヘルパーをはずし、腕、足別々に確認、一方をパパママがサポート。けのびから8メートルを目指して息継ぎなしでクロール。

No.30 腕の回転と息継ぎのタイミングを前かがみで練習
 腕のかきと、息継ぎのタイミングを身につける。息を吐きながら太ももタッチ。胸をひらいて「パッ」、花からぶくぶくで入水。後ろからよばれて振り返る方が効き呼吸。最終的には両呼吸になるトいい。

No.31 ヘルパーをはずしてクロールを完成させる
 吸うより吐くことを意識させる。腕をあげて「パッ」のフォームをチェック、パパママのいるところまでヘルパーをつけて泳ぐ、ヘルパーをはずして自力で泳げる限界まで泳ぐ

 
PART4 かっこいいクロールをマスターする
No.32 手を滑らせて前に進み体を伸ばしてより推進力をアップ
 いままで腕は軸をととのえるため、入水時にぱちんと合わせるだけだったが、滑らせて伸びる運動を学ぶ。前かがみ、歩きながらですりすりをしてみて、縦に延びるイメージを身につける。

No.33 腕の回転と身体の伸びのタイミングを覚える
 水の抵抗が少ないクロールを目指す。入水時に手は重ねないで水面にこすりつけるようにする。パパママは手を引いてサポート。水すりすりで前にいるパパママにタッチ。水をすりすり体をのびもびで一人で泳ぐ

No.34 浮力を利用してロケットスタートする
 息を吐きながら水に沈み壁を蹴る準備をする。お辞儀をして体を倒す。壁を蹴ってけのび。もぐりすぎると水圧で失速する。蹴ったらバタ足を入れよう。

No.35 バタ足で足幅と速さを使い分けて3つのペースを使いこなす
 大きな幅をゆっくり動かすウォーキングベース=長距離向け、小さな幅を軽快に動かすジョギングペース、大きな幅を速く動かすダッシュベース。この3つを使うことでペース配分できるようになる。

No.36 背浮きキック上級編
 身体を回転させることで続けて泳げるようにする。サポートなしの背浮きキック、サポートつきのサイドキック、サイドキックと背うき、逆方向のサイドキックを繰り返して泳ぐ。

No.37 回転キックで長い距離の泳ぎに挑戦
 回転することで泳ぎながら呼吸が続けられるようになる。基本姿勢の伏し浮きでバタ足→体を回転させて呼吸→そのまま背浮きこれで25メートル

No.38 呼吸の度合いとタイミングを実感
 鼻からぶくぶくしたら無呼吸の一瞬をつくる。水中から顔を上げる瞬間に口からどれみの「ファ」で残った息を吐く、すると自然に吸える。息を吸ったら鼻から「ふーーーーん」と吐きながら再び入水。

No.39 片手クロールで安定した呼吸フォームを身につける
 呼吸無しで顔を水につけたまま片手クロールをおこなう。パパママのサポートで呼吸のタイミングを覚える水をかいて押して推進力が増した状態で行う。サポートなしで片手クロール。

No.40 呼吸クロールでパパママのサポートをうける
 水を押し出すタイミングで腕と肩をサポート。泳ぐ速さの違いを再認識するため足をもってスピードコントロール。クロールの泳ぎを見ながら腰やフォームをチェック。子供のタイミングにあわせてサポートする。

No.41 定期的に泳ぎつないでできるだけ長く泳ぐ
 まずは半分まで泳いでみる、背浮きをいれながら途中で立たずに25メートル泳が、なるべく背浮きを減らして持久力をつける。


PART5 クロールで25メートル泳ぐ
No.42 シンプルターンで長い距離にチャレンジ
 壁が近づいたら壁を体に引き寄せる、蚊でを腕でつきはなして体側から水に入る、横向きになって壁をけり逆方向に泳ぐ、ターンを褒めてあげると、泳ぐ距離がのびて持久力がつく

No.43 水をとらえ水の層にのる。柔らかな腕づかいをする
 スカーリングの練習

No.44 水をかき集め、巣カーリングの動きを役立てる
 S字を書くような水のかきでより多くの水をかき集め後方に送る

No.45 楽に25メートル泳ぐ
 クロールのポイント、水にのる、水を押す、水を滑るを体感。

No.46 50メートル泳げる力をつけて25メートルを余裕で泳ぐ
 呼吸無しクロールで心肺能力アップ、潜水バタ足で筋力アップ。潜水キックは基本姿勢ができていないとできない

No.47 水中クールダウン
 水に浮かずに全身ぶるぶる、プールサイドにつかまって腰ユラユラ、プールサイドに背中をむけて立ち両手をおいてヒザをまげて肩のストレッチ。No.2をあわせて行うと効果的。ただし体が冷えないように水をふきとってから。

No.48 プールから上がったら洗い流してタオルでふく
 シャワーをあびて、目洗いとうがい、目をあらったらタオルで拭こう、手は汚れている。タオルで水分を拭いて体をひやさないようにする。

No.49 プール前に子供の体調に気をつける
 睡眠をとらせ、具合が悪そうなら中止を、前日後練習後は肌の保湿ケアを忘れずに。

No.50 上達を促すのはパパママの楽しむ姿
 親も笑顔で一緒に楽しもう。欠点をしてきしないでポジティブトーク、ポールに練習にいくとき小さな目標をたてる。

プラスアルファのストレッチが写真いりでのっていた。

巻末に50の項目と、その項目ごとのコツの一覧がまとめられていて、プールにもっていって、確認できるようになっていた。
うまくいかなかったら、前の項目にもどってみるといいって。

コラム
子どもとのコミュニケーションは笑顔が一番
 親目線で上から教えても子供は上達しない。親子でふれあうのが大切。
 笑顔を心がけ、楽しい雰囲気を作る、ほめて、上達を喜んであげて、親も一緒に動く。

学ぶときの特徴「なんで?」「どうして?」
 子どもは理屈で覚えるので、なぜそれをするのか子どもに示そう、子どもはすぐ飽きるので、課題はどんどん変える。途中で遊びをいれる、必ず見本を示す、言葉数はすくなく、一度にいろんなことを言わない。考え方には一貫性をもたせよう。

小さい時から水泳をする利点
 心配持久力がつく
 忍耐力、集中力がつく
 体が柔軟になる
 自分にじしんがつく
 水泳は小さいうちに習得すると、身体が覚えて一生泳げる、生涯スポーツ

パパママがプールできをつけること
 身体が冷える
 床がすべりやすい
 水泳中の衝突
 意外と衛生的ではない
 コースロープは危険
 パパママに泳ぎの自信がなければ、子どもの背のつかないところにはつれていかない。


これで子どもが25メートル泳げる! (パパ!ママ!教えて)

これで子どもが25メートル泳げる! (パパ!ママ!教えて)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: メイツ出版
  • 発売日: 2007/06
  • メディア: 単行本



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

[PR]Kindle ストア ベストセラー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。