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最高の住宅をつくる方法(エクスナレッジムック) [雑学]

家を建てるとは暮らしを作ること。
暮らしをよりどころにして考えて家づくりをすると居心地よさが生まれる。

いままで著者がかかわってきた家を紹介し、間取りや暮らし方と絡めて紹介している。
写真が多く、イメージしやすい。ただし、家具はほとんどないので施工直後かも。
矮小敷地や、商店街、2世帯などいろんな例をあげてポイントを解説。

多くの施主は暮らし方から間取りまでは考えられるが高さについては想像できないということだ。
高ければいいものではなく、低いと落ち着いている感じがでるし、高さを変えると仕切りの感覚がでる。
色を変えるとおちつき、広がりが表現できる。

都会では燐家にせまったり、大きな道路に面していたり、敷地に余裕がなかったりの条件がある。
そのなかで光と風を考慮して、トップライトや階段室、壁にあけた小窓などを活用していた。
トップライトは明るすぎないように電動ブラインドで開閉できたり、
3階からいれて階段室を強化ガラスにして1階まで光をとどけたりする例。

家族の気配が感じられるようにゆるやかにつながった間取り。
階段室や吹き抜け、中庭、オープンキッチンなど。
全体にゆるくつながり、断熱などのために必要に応じて間仕切りできるというパターンが多かった。
屋外のウッドデッキなどを活用し住居の一部とすることで広さを感じさせる例。


空間をつなげたり仕切ったりするための引き戸。完全に収納できる。
家事動線を考えた回遊動線(2wayキッチンなど)の例。
階段を使った回遊動線がある家もおもしろかった。
階段は鉄筋にすると支柱一本でささえられるのでシンプルになり、
木製だと周りとくっついて安心感があるなど違いが解説されていた。


北側の庭には日光が南からあたって眺めがいいと紹介されていた。

飾り棚や、気配を感じるための小窓(通風のためでもある)の例も多かった。

ベッドルームは重心をひくくおさえ、落ち着きをだす。
夫婦で使い、書斎コーナーなどあれば、書斎の光がもれないようにするなど配慮が必要。

和室にウォークインクローゼットなど、現代の暮らしに合わせた例。

キッチンは使い勝手から造りつけ家具を推奨していた。

地下を閉塞的にしないための明かりの取り入れ方の例。


最高の住宅をつくる方法 (エクスナレッジムック)

最高の住宅をつくる方法 (エクスナレッジムック)

  • 作者: 本間 至
  • 出版社/メーカー: エクスナレッジ
  • 発売日: 2009/04/25
  • メディア: ムック



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