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新・片づけ術「断捨離」 [思考]

断捨離・・・モノの片づけを通して自分を知り、心の混沌を整理して人生を快適にする行動技術
または
家のガラクタを片付けることで、心のガラクタをも整理して、人生をご機嫌へと入れ替える方法

モノに向かい合うことは時分に向かい合うこと。部屋を整えていくことは、自分を整えていくこと。
ココロが行動を変えるのではなく、行動がココロに変化をもたらす。=動禅

第1章 仕組みがわかればやる気はおきるー断捨離のメカニズム
断捨離をすると片付ける必要がない。「今の私にふさわしい」モノを選び他は断しているし、ふさわしくないものは離しているので、部屋には片付けなきゃいけないモノがないから。
断捨離の目的は部屋をきれいにするのが目的ではない。
モノの絞り込みを行うことで今の自分が浮かび上がり、いろいろな変化がでる。過去の自分を手放して、より生かす方向にもっていくことで人生が好転する。自分が好きになる。著者はこれをご機嫌と表現している。
断捨離はモノに与えてしまった空間とエネルギーを取り戻すこと。コンビニのスプーンをとっておくのは自分がそれにふさわしいということになる。モノでセルフイメージを落とす必要はない。
自分が自分をどう扱っているか最初に現れるのがモノの次元。自分のセルフイメージがわかる。
箪笥の中を断捨離すると、そこにあるのは執着であることが見えてきた。
モノの絞り込みは、最終的に自分と人との関係をも変容させる力がある。
意識変容プロセス
断捨離前=気のレベルは腐敗。ゴミ置き場状態。モノが主役。モノの両・質に無自覚。
初級段階=気のレベル停滞。物置状態。モノの量・質に意識が向く。要・不要を判断する。「捨」の作業でモノをコントロールできる量に減らす。これで物置から住まいに代わる。モノが主役だったのが自分が主役に代わる。
中級段階=気のレベル新陳代謝。住まい状態。モノの量は適量。モノの要不要の判断が早い、もったいないをいいわけにしない潔さと思い切り
マスター=気のレベルは上昇。自在空間。厳選して取り込み、モノを使いこなす、使い切る。捨てるものが最小限になり、満足とすがすがしさを味わう。
家のゴミを捨てるのは内在知を磨くこと。ここがきちんとセンサーとして働いていると、自分にとって良い悪いの判断が即座にできるようになる。

モノは使ってこそ、
モノは、今、この時に、必要とされるところへ
モノは、あるべきところにあって、美しい


第2章 なぜ私たちは片付けられないか 捨てられない理由
現代はモノが勝手にやってくる社会なのですべてがあなたの責任ではない。
入ってくる水門を断しておかないとヘドロ状態になって、身動きするとヘドロが舞い上がることになる。

捨てられない人3分類・・・8年分の断捨離セミナーから
現実逃避型・・・忙しくて家にいる時間がないために片づけに向き合えないタイプ。家庭に不満があるなど、実は家にいたくないから忙しくしているという場合も多い。また家が散らかっているから余計家にいたくないという悪循環に陥りやすい。
過去執着型・・・今はもう使っていない過去の遺物を取っておくタイプ。アルバムやトロフィーを後生大事に保管。かつての幸せな時代へのこがわりが隠されていることが多い。現実に目をむけたくないという意味では現実逃避型と絡んでいる場合も。
未来不安型・・・いつか起こるであろう未来への不安要素に投資するタイプ。特徴としてはティッシュペーパーなどの日用品を過剰にストックするなど、ないと困る、なくなると不安にフォーカスを充てる。3タイプのうち一番多いタイプ。

人によって今の感覚は違う
今使っているのと質問して、何年以内なら今にはいるかというのは人による。でも適切な長さがあるはず。
「捨てられない」=「捨てたくない」→自分自身の問題。「不要・不適・不快」なものを取っておくのは執着。
モノがでていかなのは便秘状態。それになれきっているのは便秘で感覚麻痺を起しているのと同じこと。
ガラクタやホコリは冷蔵庫の中の腐ったハムといっしょ。停滞運、腐敗運をまねくので取り除こう。

ガラクタ3タイプ
使っていないモノ・・・漫然と保管、放置されているもの。あるいは、あることさえも忘れているモノ。捨てることを先送りしている後ろめたさを伴ったモノ=呪縛のヘドロ
使っているモノ・・・一応使ってはいるものの、気に入っているわけではないので使い方も乱雑。雑然としたなかでぞんざいに扱われているモノ=混乱というヘドロ
想念の強いモノ・・・思いが込められているためなかなか捨てづらい、エネルギーの強いモノ。強い気を発している。
これらがあったら何重にもネガティブエネルギーが絡まっている空間になる。

ガラクタ=うしろめたさ・不安の集積。自分からエネルギーを奪っている。
時間軸が過去や未来にブレてエネルギーを取られると今に集中できない。
断捨離は非日常に重きをおかないのでお客様用はおかない。自分が普段から使っているものが素敵なら客用はいらないはず。
「いつか使うかも」「捨てなきゃいけないのに実行していない」は自分自身への不信感を生んでセルフイメージを下げる。
実行して信頼できる自分になろう。
部屋を汚くするのは自己否定・自己卑下
環境がうけるエネルギーの大きさ「量×場所×期間」
住まいは自分自身が投影されるもの、大切にしよう。
住空間は自分で変えられる環境。自分で自分をもてなす空間にしよう。


第3章 まずはアタマの整理から 断捨離的・思考の鉄則
極意は徹底した自分軸(自分に必要か)と時間軸(今使うか)
使えるからとっておくのではない自分が使うからとっておく。
モノとの関係も人間関係と同じように変化していくもの、今使うかをモノとの関係にとりいれよう。
掃除と整頓や片付けは違う。断捨離したらコントロールできる量のものになるのでここで初めて収納術がいきてきて、整頓ができる。ガラクタを整頓できないし意味はない。掃除は整頓ができていたほうがはかどる。
モノを持つほど管理が大変になる。もったいない気持ちがわいてきたら捨てない損を思い出そう。
家族や同居人がいるときは、まず自分の断捨離から。人のモノほどゴミにみえるけど、断捨離セミナー参加者によると自分がやると周囲の人も断捨離スパイラルに入ることが多いという。
人間の意識は4-15%が健在意識。この見える世界を断捨離で変えると見えない世界も変わる。無意識とコミュニケーションしやすくなり、いいものが流れ込みやすくなる。
知行合一。断捨離は考えだけでなく行動もできるので効果的。自己啓発でいいことが書いてある本があっても行動方法は書いてないことが多い。使えないのは余計な情報。
もったいないを捨てる後ろめたさの免罪符にしない。本来はモノを愛おしむ気持ちなのだから、入り口段階で発揮しよう。
生きることは選択の連続だから「選ぶ力」を鍛えよう。そのために大量のものを自分に与えないこと。
いつか、そのうちではなく、今行動しよう。


第4章 そしてカラダが動き出す
モノを減らすと片付けが楽で整理・収納すらいらない。
時間と場所を意識して、一点完璧主義でモチベーションを上げる。引出一個、財布の中身だけでもOK

目的別場所選びのポイント
健康と安全・・・生存のきほんとなる場所。トイレ、台所、寝室、風呂場、洗面所
深層心理・・・見えない場所、見られたくない場所
運気・・・家運は玄関、自分は寝室
どこから捨てるか決まったら何からすてるか考えてどう見てもゴミからとりかかる。
気持ちの整理をつけるために「ごめんなさい、ありがとう」と思いを口にしましょう。
人に譲る時は、「あげる」ではなく「もらってもらう」

整理収納3つの仕分けの法則

大分類=食器
中分類=皿、器、飲み物の器
小分類=大皿・小皿・その他
これでモノの整理における混乱はさけられる。

総量規制の法則
見えない収納は7割
見える収納は5割
飾るものは一割
この空間を守る。
総量を規制することでお気に入りを厳選し、新しいお気に入りが自動的にランクアップする自分になる。

ワンタッチ&自立・自由・自在の法則
モノを出し入れするときはせいぜい2アクション(扉をあける・とりだす)程度にすること
モノは何でも自立させて自由に選べるようにする
立てられないものは丸めて自立させる
こういう潜在意識に訴えかけるような気持ちよさが結果的に自分自身の自立・自由・自在を促す。

その時必要なものをその時に取り入れる主義でいく。
不足をうけいれたくないと思えば物は増えていく一方、足るを知ることが求められている。


第5章 爽快感と解放感、そしてご機嫌! 見えない世界の加速度的変化
オートランの法則・・・断捨離モノが厳選され自動的に片付くメカニズムが働き出す。
信頼できる、片付けられる自分になれる。
モノを選びものに自分を高めてもらう
残ったもので自分が見えてくる
セルフイメージ以上のものをあえて使うことで潜在意識にはたらきかえて自分のセルフイメージを上げる
断捨離セミナーに来る人は変化の時を迎えている。断捨離で見えない世界に働きかけると自力の世界から他力の世界へ加速度的に変化する。
断捨離が顕在意識と潜在意識の間の通りをよくして、直感がはたらくようになり、宇宙からの応援が得やすくなる。
運が上がる。
モノはすべて地球からの借り物。モノを手放して感謝と畏敬の念で生きることで幸せになれる。


新・片づけ術「断捨離」

新・片づけ術「断捨離」

  • 作者: やました ひでこ
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2009/12/17
  • メディア: 単行本



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