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[カラー版] Windows 7 Bible [プログラミング]

windows7の機能と使い方について解説したオールカラーの分厚い本。
著者は実際に実験してわかったことを交えながら、なぜこの機能があってどんな風につかうのかを基準に書いているようだった。

第1章 基本運用編
 ログオン/ログオフなどの操作…起動できない時には接続できないものをはずしてみようね。スリープや急死は過去に復帰時にハングしたことがあるので使わないそうだ

 デスクトップ操作…画面のすべてのウィンドウが片付いて、デスクトップがでてくるのは便利(タスクバーの右端にカーソルをあわせる) 画面の下にあるのがタスクバー今起動しているプログラムと常駐プログラムが表示される。、ウィンドウズマークを押すとでてくるのがスタート、スタータメニュは増すぎてしまうので、「隠しファイル」を設定したものは表示されなくなる、もっとも著者はデスクトップのショートカットとツールバーしか使ってないそうな。
 ショートカット作成方法とデータファイルへのショートカットと実行ファイルへのショートカット説明
 独自のバーを作成する方法
 ツールバーを入れたり外したりする方法。
 WindowsAeroは画面のデザインを透明ガラスにする設定。重いのでXPではONにならない機種もある。
 ガジェットは目新しい、気の利いた道具という意味
 ライブラリを作成すると勝手にコンピュータの中から該当する画像や音声データを拾ってきて表示する。

 エクスプローラ…フォルダ、ファイルの説明、ウィンドウ要素の説明。著者はうっかりテキストファイルにだと思ってダブルクリックしたらウィルスが走り出したことがあるそうな。起動もできるから操作は慎重に。各ファイルを右クリックしたときの内容説明。
任意の場所で右クリックして「新しいウィンドウを開く」を選択すれば、そこを起点にエクスプローラーを立ち上げられる。ファイルの管理情報も書き込める、圧縮もできる。ショートカットも作れる。なんと復元もできる。でもなくすと困るようなデータフォルダは複数の場所に保存しておこう。
 
 プログラムの互換ウィザード…以前のWindows対応アプリケーションの使い方、走らないのはほとんどドライバのせいであることが多い。TVチューナーなど怪しい。こういうとき使うけど、著者はあまり真剣にやらないほうがいいと書いてあった。

 アプリケーションの追加と削除…一般的インストール方法解説。圧縮ファイルの解凍先フォルダーの設定方法解説。ユーザ設定プログラムやウィンドウズ更新プログラムの削除方法解説。

 マウス キーボード スクリーンサウンドを扱う…設定はコントロールパネルから。変更できる機能を解説していた。

 地域や言語に関する設定…日付と時刻はタスクトレイから変えられる。時計関係のガジェットも使える。地域と言語はコントロールパネルから変更できる。キーボードの設定も変えられる。

 検索…エクスプローラからかスタートの検索から利用できる。再検索は検索結果が表示されるペインをスクロールするとあらわれる。タグなどの付帯情報を画像につけておくと検索しやすい。自然言語検索もあるが、おまけ程度なのでディフォルトはOFFになっている。

 SendToフォルダの検索と利用…ここにあると、エクスプローラで右クリックしたときの「送る」にいれられる。

第2章 身近な周辺機器を扱う
 デバイスとプリンター…このウィンドウから認識される周辺機器の解説。FAXやマウスiPodなども表示される。ここに△!がでているとその周辺機器で異常がおきている。プリンタを選んでダブルクリックすると、デバイスステージという画面がひらいて設定できる。

 プリンターの組込みから管理…組み込むとはコンピュータにプリンタをつなげること。プリンターメーカのセットアッププログラムなどを使うが、うまくいかない時にはウィンドウズに検出機能を使っていれる。プリンタメニューの解説。ネットワークプリンタ、プリンタ共有解説。ちなみにUSBポートに接続したプリンタはUSB仮想ポートになる。

 デジタルカメラ…カメラメーカのソフトを使っている人は多いが、Windows7で使えなかった場合は、Windows7についている機能で取り込みを行う。ただし、データのやり取りが終わったらUSB接続は終了して外しておく。(シャットダウンの妨げになることがある)

 FAXモデムとスキャナー…いまだにノートにはモデムがついていることが多いが、FAX機能を兼用していることが多く、FAXモデムとよばれる。これを使うにはコントロールパネルから電話とモデムを選び設定する。FAXは自動で組み込まれるが、手動でやる場合の解説。

 スキャナー…入り口は「デバイスとプリンタ」これもプリンタメーカのものが多いが、Windows7で使えない場合はWindows7 の機能を使う。その解説。アプリからスキャンする方法もある。


Windows7の道具
 デバイスマネージャー…以前よりハードウェア仕様の統一が進んで、出番があまりなくなった。デバイスマネージャの画面解説。デバイスマネージャの操作解説。でもしくじるよりはなにもしない方がいいと書いてあった。たとえば正常でないという表示がでていても、何か動作しないものがないとかなら掘っておいたほうがよい。IRQやメモリの範囲は「リソースの割り当て」になるがこれらを手動で操作するようなことはWindows7 ではまずない。スロットでうまくいかない時は他のスロットで試してみる。ただし短期は起こさないこと、著者は10分後に起動したことがあったそうである。タイミングによって動作しないハードウェアがあったら、「ハードウェア変更のスキャン」を実行してみるのも手。

 ハードウェアの追加…ハードウェアのマニュアルに従うだけだが、インストールプログラムがない場合は「デバイスの追加」ウィザードを使う。

 電源の管理…液晶ディスプレイの明るさはFnキー+↑で明るくなるものが多いがPCによるらしい。電源管理はコントロールパネルのハードウェアとサウンドの電源管理で孵られる。バッテリ設定や省電力設定など設定方法解説。

 ディスクを管理するツール…対象は論理ドライブになる。エラーとはHDの細かく仕切られた部屋のどれかが使えなくなっている状態。修復とはそこは使わなくするという意味で、そこが直るわけではない。Windows7 があるドライブは、使っているファイルがあるのでエラーチェックできない。ハードディスク(論理ドライブ)の最適化とは、部屋が連続になっていない状況を連続にし直すこと。

 システムを管理するツール…「コントロールパネル」「システムとセキュリティ」「システム」でできる機能の解説。タスクマネージャ解説。Shift+Ctrl+Escでも立ち上がる。

 リモートデスクトップ接続…離れているコンピュータを操作する方法。操作されるPCと操作するPCそれぞれの設定を解説。操作されている方のPCはログイン画面に戻る。この接続情報は「ドキュメント」フォルダのrdpファイルに残る。VPNを使えば世界中のPCとつながれることになる。

 windows7に付属するアプリ…すべてのプログラムの中から抜粋して解説。膨大だし他で解説したものもあるので。Windows Media Centerのライブラリなど紹介。Windows Media Playerでライブラリに切り替えるボタンは右上。また、リモートメディアストリーミング機能で「インターネット経由ホームメディアアクセス」を無効にしておかないと、知らない人がPCの画像・音楽データにアクセスできてしまう。

 ファイルと設定の転送…windows転送ツールで古いパソコンから必要な設定やファイルをコピーする機能があるが、あまりうまくいかないらしい。時間もすごくかかる。暗号化されたファイルは転送できない。古いパソコンと論理ドライブ構成が違う場合は一度キャンセルするよう書いてあった。

 PowerShell 省略してあった

ネットワーク
 ネットワークの基礎知識 Windows7だけではなく、他の機器もなければネットワークにならない。というわけで基礎的な解説からしていた。
注意すべきは、ドメイン環境にすると、ネットワーク管理者の操作がなければ元の環境にもどれないこと。
ワークグループにするときはすべてのコンピュータで同じユーザが同じパスワードを使う方が簡単。

 すべてのネットワークにかかわるIPアドレスの存在…IPv6とIPv4の解説。IPアドレスはネットワークをつなぐために必要

 インターネットへ接続する…ISP(インターネットサービスプロバイダ)からのデータで設定する。ブロードバンドルータの設定方法。これでインターネットとブロードバンドルータがつながる。

 LAN側のIPアドレスを設定する…次に内側のIPを設定するが、自動取得でたいていはOK。手動設定も一応解説。

 ワイヤレスネットワーク設定…設定項目解説。暗号化の種類を合わせること。基地局設定解説。パソコン側設定解説。ワイヤレスLANの設定をしていないときには、画面に接続先リストで無線がでても意味はない。
普通はワイヤレスLANアダプターの設定ソフトを使うが、Windows7を使ったPC側設定方法を解説。

 ホームグループに参加…ホームグループならコンピュータに共通のパスワードでライブラリやプリンタの共有が簡単。Window7から導入された技術なので、他のWindowsにはない。
PCでホームグループに参加していればそのPCのユーザーはすべてホームグループに参加できる。パブリックはコンピュータ単位の共有フォルダ。ホームグループならライブラリは自動で共有になる。もちろん追加もできる。
ホームグループのユーザはファイルの共有ウィンドウなどで「Everyone」と表示される。

 LAN内のドメインへ参加する…LAN内にドメインが設置されているネットワーク環境ではインターネットで使われいる技術が使われる。ドメインに参加すると再びワークグループ環境に戻るには管理者の操作がいる。

 その他のネットワーク接続ウィザード…ネットワークを自動検出してセットアップする機能、しかし普通はインターネットエクスプローラーなどで直接行うことがあるのであまり使わない。
PPP=Point to Point接続、電話回線などを使ってコンピュータと1対1で接続するプロトコル。PPPoE=Point to Point over Ethernet ブロードバンドを使ってPPPを実現するプロトコル。
職場に接続するときも用意されている。インターネット経由でVPNを使うがふつうだが、必要なものはWindowsが用意してくれるのでただまかせればよい。

 ネットワークプリンタ…設定するコンピュータとプリンタ両方がネットワークにつながっていればできる。「プリンタとデバイス」の「プリンターの追加」から行う。
Windows7でないPCとプリンタを共有するときは追加ドライバーが必要。


インターネットを利用する
 インターネットエクスプローラ…アドオンギャラリーから追加の検索プロバイダをインストールできる。検索プロバイダーの使い分けもできる。
Webスライスとは更新されたコンテンツだけを利用したいという要望に応えたもの。利用可能ならボタンが反応する。ここで頻繁に更新されるコンテンツはRSSフィードとよばれる。
Webページ閲覧時のフィルターなども指定できるが安全対策としては心もとない。アドオンはときどき悪意のあるものがのっていることがあるので、チェックしておく。
お気に入りの移動方法解説。インターネット一時ファイルを放置すると膨大になるので注意。閲覧履歴の消し方。コンテンツアドバイザーを有効にすると有害と思われるWebサイトの閲覧をブロックできる。
フィッシング詐欺サイトに注意、特にメールについてきたURLはクリックしないこと。セキュリティの項目はあまり高くすれば不便なので、実質やれることは限られている。ActiveXコントロールは無効にするとインターネットエクスプローラの機能が使えない。
Cookie(クッキー)はWebサイトがPCに設定するふぁいる。Webサイトどとに切り替えたほうがいいが、銀行などでも使っていて、すべて切るのは不便。

 インターネットメール…標準で搭載されていないので、WindowsLiveで解説。


ユーザーとグループの管理
 ユーザーアカウントの種類…ユーザごとに管理するのは、デスクトップ、ファイルやフォルダー、ユーザーの環境を保持する各種の値、電子メール。アカウントが作られるとこれらの資源が割り当てられる。すべてのユーザーが同じアカウントを使うと、個人情報の流出や違法ソフトの問題などがある。ユーザアカウントの種類解説、Guestは通常OFFにすること。パスワードを忘れたときのために、パスワードリセットディスクが作成できる。環境変数はユーザアカウントからアクセスできるが、通常は変更の必要はない。暗号機のバックアップもできる。保護者による制限(ログオン時間帯など)を設定できる。

 グループの概要…サーバーでもないのに、グループっていらない気がする。いちおう解説する。だって。グループごとにセキュリティが背亭できる。

 ユーザーとグループを扱う…グループ自体があまり必要ないと思うが、一応アカウントにはグループが割り当てられる。また複数のグループに参加できる。

 共有リソースをグループで管理する…共有リソース=ネットワークで共有するファイルやプリンタ。グループでかんりするのがよいというのが、Windows7の主張だが、ユーザごとでもいいんじゃない?

セキュリティ
 セキュリティ設定…個別の機能で解説ずみも多い。ログオンはセキュリティゲート。ファイアーウォール、パケットフィルタリング(ブロードバンドルーターで設定)、HP閲覧にも罠がある時代になった、スパイウェア、メールの添付ファイル、インターネット検索でも注意が必要。パワーオンパスワードはBIOSでかけられるので、ノートパソコンにはかけておいたほうが安心。
セキュリティ設定状況はアクションセンターから見れる。Microsoft SpyNetなどのサービスもあるが、完全ではない。Windowsファイアーウォールの設定方法。ブロックがおきたときのアクション設定方法。

 共有リソースのセキュリティ設定

 ローカルセキュリティポリシー…サーバ管理技術の名残。ユーザがいじるものはめったにないはず、わからないのは絶対いじらないこと。本格的なセキュリティにはサーバーが不可欠。サーバーがあれば、これをいじることはないはず。AppLocker解説。


バックアップとシステムの復元
 バックアップと復元…バックアップの対象はNTFSフォーマットなので、USBのHDなどは対象外であることが多い。バックアップ対象のデータとその方法。どんなものがバックアップされるか解説。自動選択でなく自分で選択したほうが、どんなファイルをバックアップする必要があるか考えられる。復元ポイント解説。高度な回復方法の解説。

 システム回復ツール…システム回復ツールには順番がある。手間を省くため。windowsメモリ診断でエラーならコンピュータ修理が必要。

 詳細ブートオプション…修復ではなく、起動システムの一部。とりあえず立ち上げて障害となっているものを取り除くためのモード

 どうしてもWIndows7が起動できない…CDがあればインストールしなおし、なければメーカーの用意したリカバリを使う。


ドライブの管理
 ドライブ文字の扱い方…ハードディスクに設けられているドライブ名は変更してはいけない。ソフトが動かなくなる。ここの解説はCDやDVDのためのもの。

 ドライブやフォルダー圧縮…よっぽどでない限り使わない方がいい。一応ドライブやフォルダ単位で圧縮できる。

 各種一時ファイルの扱い方…インターネットエクスプローラ一時ファイル削除方法。Tempフォルダーの削除や移動方法。仮想記憶のサイズ変更方法。

 オフラインファイルの扱い方…ネットワークの先にある共有フォルダーを自分のコンピュータにコピーして使うのがオフラインファイル。同期の取り方などを解説。

 クォータ(記憶領域の制限)…ユーザごとに記憶領域制限が行えるようになったので、その解説。

 パーティション操作…Windows7が走るコンピュータのハードディスクではS-ATAという規格が使われていて、それであればつなぐだけ。認識しないときのためにBIOS設定からパーティションを作る方法を解説。パーティションサイズは普通200GBあれば十分と書いてあった。パーティションの作り方解説。

 ディスクとボリュームの管理…従来の記憶域の管理方法である、ベーシックディスクが使われているが、ダイナミックディスクという、あとからサイズ拡張できる管理方式があって、設定できる。2TBを超えるハードディスクを扱うときには注意が必要。EFI形式のBIOSコンピュータでないといけない。そしてここからはWindowsはブートできない。メモリカードからWindowsを起動する方法解説。

 フォルダーとドライブを結ぶ…マウントされたドライブを使う方法解説

 BitLocker To Go…暗号化技術

 VHD(仮想ハードディスク)…仮想ハードディスク。これをつかってシステムバックアップをつくる方法を解説。


WindowsXPモード
 WindowsXPモードの準備…メーカーによっては標準搭載している。そうでない場合のインストール方法解説。

 WindowsXPモードを使う…インストールと起動方法解説。ただし、デバイスの絡まないプログラムはWindows7でほとんど問題なく動作するので、必要になるかは疑問。


Windows7のインストール
 インストール前の大切な知識…ベテランユーザーでもほとんどやったことがない。ちょっとしたミスで、台無しになってしまうので、操作は慎重に、十分な知識と時間をもってやるべし。インストールするときは余計なハードウェアは外すのが鉄則。
アップグレード版をつかうと、元のWindowsにはもどれないので注意。

 新規(カスタム)インストール…ハードディスクどのようなWindowsも存在しない状態のコンピュータにインストールする方法。領域の割り当てなど解説。領域をきって、ディアルブートシステムを作る方法も解説。

 アップグレードインストール…元のWindowsにもどれないので注意がいる。

 Windowsライセンス認証…Windowsインストール済みパソコンは、ふつうはライセンス認証不要。

 USBメモリをWindows7のDVDの代用にする…DVDドライブのないコンピュータにWindowsをインストールしたいときのために、Windows7インストール可能なUSBメモリを作る方法を解説。


[カラー版] Windows 7 Bible

[カラー版] Windows 7 Bible

  • 作者: 宍倉 幸則
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2010/01/29
  • メディア: 大型本



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