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こじれない人間関係のレッスン―7daysアサーティブネス [子育て]

アサーティブネス・・・自分をありのまま認め、自分の気持ちを表現する。それによって対等な人間関係をつくりだす。

くらいの意味かな?

著者はカウンセラーで、ワークショップや講演を通して心や人間関係の問題を考える活動をしている人。
この本は「こじれない人間関係のおけいこーアサーティブネスしようよ」という本のあと、より具体的にコミュニケーシ

ョンのいろんな場面で、感情を読み解く方法、批判を受け止める方法、機能不全なコミュニケーションの対処などを加筆

まとめたもの。

1日目
コミュニケーションの4つのステップ
キレるステップ(ギャオス)・・・怒る。相手より上に立とうとする。
タメるステップ(オドオド)・・・相手より下に立とうとする。相手に向き合わず、察してくれることを望む。
コモるステップ(ムッツリ)・・・理性的でスマートなポーズをとり、なんにでも白黒つけて相手の気持ちを封じ込め、

相手に罪悪感をもたせてコントロールしようとする
しなやかステップ(アサーティブ)・・・自分の気持ちに耳をすませ、それを正直に認める。私を主語にする私メッセー

ジで相手に向き合い、誠実に伝える。違いを認め、気持ちをやりとりして問題を解決し、対等な関係を作ろうとする。

自分の気持ちを知るために、自分とおしゃべりしてみる。私メッセージになっているか確認する。

2日目
自分の感情を認める。受け止める。感情を閉じ込めたり、自分をいじめたりしていると感情を感じられなくなる。
感情が感じられないなと思ったら、体に働きかけるのも有効。

3日目
気持ちを認める。ダメだと卑下したり、がんばれと叱咤したりしないで、等身大の自分と向き合う。
1日目の4つのタイプのうちキレる、タメる、コモるで自分としゃべってはいけない。
気持ちや欲求は私メッセージで書き換える。
正直な気持ちを伝えるとコミュニケーションは失敗するという思い込みを捨てる。
情緒のコール&レスポンス。まずは自分のこころと正直に向き合う。

4日目
頼む。
くれないモード。わかってくれない。聞いてくれない。認めてくれない。のどうどうめぐりではなにも変わらない。
頼むとき
①頼みたい自分の気持ちを受け止める。
②相手の名前を呼び、声をかける。
③率直にシンプルな言葉で繰り返し伝える
④気持ちを付け加える
⑤別の可能性を考える(相手が応じられない場合)
頼むことは信頼を育てるチャンス。相手の気持ちばかり考えて、頼まないのは人間関係を築くチャンスを失うこと。

5日目
Noという
Noというのは安心な距離をとるということ。NoといいたいのにYesというとい体はこわばって、呼吸は浅くなっているは

ず感じてみよう。
Noというとき
①相手の状況を確認する。相手の気持ちを受け止める。
②率直にシンプルな言葉で繰り返し伝える。うその言い訳など絶対しないこと!。
③Noということのストッパーになっている気持ちを付け加える。「せっかく誘ってくれたのに」という気持ちがあるなら

誘ってくれてありがとうと伝える。
④別の可能性を考える。
相手がどうしてもいうことをきかせようとするときは、時間を置く、立ち去る、助けを求める。
日常生活でも、いい断り方をしている人をみたら真似しよう。

6日目
気持ちを伝える
DESC法
①Discribe(描写)どんな状況だった
②ExPress(感情)どんな感じを受けた
③Suggest(欲求)自分に求めていることは何?相手に求めていることは何?
④Choose(選択)もし、それがなかったらどうしたい? それが叶わなかったらどうしたい?
自分のコミュニケーションを点検してみると、陥りやすいパターンがある。
それを認識したら、ロールプレイでDESC法を使ってみよう。練習しておけば同じパターンを抜けれる時が増えてくるはず



7日目
気持ちを受け取る
現実にはさまざまな面がある。まずはニュートラルに受け止める。
「自分だけ楽しんで悪い」という気持ちは、「楽しむことで人と喜びを分かち合える」というメッセージに換えられる。
他者から指摘を受けた時、褒められたとき、受け止めて成長の糧にできるのが情緒的大人。
相手が大人でなく、キレる、タメる、コモるといった反応をされたときも、相手に合わせてはいけない。距離をとるなど

してやり過ごそう。

自分を育てるアファメーション
・私を主語にした私へのメッセージ
・シンプルで具体的なメッセージ
・肯定的で現在形のメッセージ
これで自己否定感をデトックスして、自己信頼を育てる。 



こじれない人間関係のレッスン―7daysアサーティブネス

こじれない人間関係のレッスン―7daysアサーティブネス

  • 作者: 八巻 香織
  • 出版社/メーカー: 太郎次郎社エディタス
  • 発売日: 2006/09
  • メディア: 単行本



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