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あなたを脅かす電磁波―ガンから身を守るために [健康]

著者は京都大学の助手(1996年当時)で、原子物理学、原子核工学、放射線計測学が専門だそうだ。
海外で電磁波の害がいわれているのに、日本国内では報道管制しているがごとく話題にならず、電力会社のやりたい放題なのに危機感をもって本を書いたりしているそうだ。

先進国の中で送電線の真下に家が建っているのは日本だけ。なぜかというと、電磁波が健康に影響を及ぼし、がん(とくに小児がん)の発生率を高めるという認識がないから。
家電製品とくに電気毛布、電気カーペットからの影響が大きい。寝ているとき枕元に携帯電話を置いたり、差し込みコンセントの時計を置いたりするのもよくない。
電磁波を浴びるということは被爆するということ。

電磁波・・・電気のあるところには常に存在している太陽の光の仲間
太陽光よりもエネルギーの高い電磁波のことを「放射線」という。エネルギーが高いので細胞や遺伝子を構成している分子をばらばらにしてしまう電離効果をもつ。
電波は太陽光よりエネルギーが低い。電離効果を持たない。

電磁波周波数
携帯電話 9億サイクル(ヘルツ)
テレビ。ラジオ この間
電磁調理器 数万サイクル
電化製品 60または50サイクル

電磁波では磁場と電場があるが問題になるのは磁場。磁場はコンクリートも突き抜ける。
身近な電化製品の磁場が問題。
今の交流電流の40以上のサイクルは、単に電力を送るのに都合がいいから決められただけで、健康への影響は考慮されていない。
しかし、特定の電磁波で金魚が仮死状態になるとか、電磁波の一種レーダーで人を殺す殺人光線をつくるとか、電磁波が人体に影響を与えるのは間違いないと思われる。

アメリカ、スウェーデン、デンマークなどでは、電磁波とがんに関する疫学研究があり、相関ありとしているものが多い。法律で送電線のそばに学校を立ててはいけなくなっていたりする。

自衛のために
①電磁波漏電の少ない製品を選ぶ、使わない電気製品のコンセントを抜く。乾電池なら電磁波あまりでない。
②発生源から離れる。だいたい距離の2倍で送電線は1/2から1/4、電気製品は1/5から1/8に減る。
③被爆時間を短くする。寝るところは電磁波の少ない場所を選ぶなど。

電力施設からの被爆を少なくするために
①社会的に電磁波低減計画を考える。地下化など
②アウタルキー思想(自給自足)で考える。消費地の近くで発電すれば送電線はいらない。

電磁波を防ぐ
①送電線・配電線
鉄材は少しは電磁波を防ぐ効果がある。窓は少なく鉄筋コンクリートで建てるのが理想。
②家庭内配線
より線にする。鉄パイプを通す、ブレーカボックスを鉄製にする。ミューメタル(電磁波を通さないが高価)ならなおよい。人がなるべくいないところに線を通す。
③電気製品
DCアダプターは特に危険。なるべくコンセントを抜く。大型より小型の方が被爆が少ない。液晶のほうが被爆が少ない。
④アース線
日本ではあまり気にしなくてよい。
⑤シールド材
防ぐ周波数が問題。あまり発生しない周波数の電磁波を遮断しても意味がない。

電磁波健康グッズが日本では人気だが、長期的にみると危険かもしれない。

電磁波の測定方法
小型ラジオでAM放送を受信、周波数を最低50万ヘルツにしてノイズ音をだす。これを電気製品に近づけると電磁波を拾ってノイズが大きくなる。これは50万ヘルツの電磁波を測定していることになる。

市販の測定器を買うときは
磁場をみるのか電場をみるのか
拾える周波数
感度、一軸か3軸か、一方向だと正確にでないので、3軸が望ましい。
精密機械なので、中の磁石が帯電すると正確に測れなくなる。最初に電子レンジ1M 前などで基準値をみておくとよい。

住民運動グループ「電磁波問題を考える会」でも貸し出している。

世界の電磁波被爆の基準紹介




あなたを脅かす電磁波―ガンから身を守るために (Space E books (2))

あなたを脅かす電磁波―ガンから身を守るために (Space E books (2))

  • 作者: 荻野 晃也
  • 出版社/メーカー: 法政出版
  • 発売日: 1995/12
  • メディア: 単行本



タグ:電磁波
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