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こころのウイルス [健康]

現代人の命を奪っているのは、心臓病やガンではない。こころのウイルス(殺人ウイルス)である。
こころを同調=コヒーレンスさせることで、ウイルスを撃退することができて、より充実した幸福感のある人生をおくることができる。

ウイルスの種類と治療
ウイルスにはわれわれの役にたつ働きもある。

1引き金ウイルス・・・特定の失敗やつらい経験がある事柄や状況に固定されてしまうこと、無意識で働く
NPLによる治療。引き金ウイルスの発動している状態を思い浮かべ観察する、たとえば見え方や聞こえ方。そして、今度は発動していない状態でとても幸せな状態を想いうかべ、両者を近づけるなど、引き金の意味づけを変える。または身体の一部に引き金に対抗するパワーアンカーを設定する。

2思い込みウイルス・・・人間はみな自分の価値観やルールで生きている。相手とは価値観ルールが違ってあたりまえなのに、自分のルールに従わなかったと相手を非難する。相手が自分を侮辱したと思い込むのだが、実際は相手の価値観のルールがちがうだけ。なにか買ってあげるのが愛情表現であるという解釈もあれば、いっしょにいることのほうに価値を置く解釈もある。また自分の価値観について我々は点検していないのが普通で、一度つきつめてみると、自分がどんなことに価値をおいていて、相手がどんなことに価値をおいているかわかったりする。ちなみに非定形で、「なになにになりたくない」というとそっちにいってしまうことが多いらしい、「なになにしたい、なりたい」の方がいいらしい

3葛藤ウイルス・・・運動したい。でも家で休んでいたい。このような反する願望をもつことは多い。そして決断が先送りされる。あまりに進むと多重人格を生むこともある。
NPLによる治療。葛藤の両方の言い分にはそれなりにプラスの動機があるもの。両者を分離してそれぞれがなぜそうするのか会話させ。プラスの動機になっているものを残しつつ合意できる案をさがす

4殺人ウイルス
1-3の複合ウイルス
嗜癖ウイルス・・・1-3のウイルスが混じってわたしたちの精神・肉体を蝕むもの
アルコール・タバコ・麻薬・ギャンブル・暴力などさまざまなものがある
治療・・まず生理的に改善すること。なるべくよい状態でこころを治療したほうがよい。
動機づけプログラム・・・自分がやる気になった時の状態を追体験する。1-3の治療を複合的に使う。
失敗してもあきらめず再トライすること


著者は物理学の博士でもあるので、同調の例として、月面に届いた光をあげていた。かつてアポロが月面に人間を送ったとき、地球から15Wの光を月面におくり、それを反射させて、月までの正確な距離を測ったことがあった。この光よりもっと明るい光は地球上にたくさんあるのに、それは月面まで届かない。その理由は波長の同調にある。光源が明るくても、波長が打ち消しあえば、光は遠くまで届くことはできない。反対に暗い光でも波長を合わせれば遠くまで届けることができる。

こころのウイルスを治療
1-3の方法でよくある状況を解決する
ウツ・・・治療薬による方法もあるが、再発率はセラピーの方が低い
アレルギー・・・完全にはいかないが症状を改善できることがある
ガン・・・消えた人もいる、消えない人はガンにかかるなんらかのプラスの動機があってそれが克服できないのかも

仕事の先送り
プラスの動機を探り合意する

愛情
自分の価値観を相手に押し付けていると知る

思い通りの人生を生きるために
こころのウイルスを超えて、こころを同調させることで、思い通りの人生をいきる。
こころを同調させた人が増えることで世界が変えられる。同調した人が一定数集まると、周りをまきこむ


こころのウイルス

こころのウイルス

  • 作者: ドナルド ロフランド
  • 出版社/メーカー: 英治出版
  • 発売日: 2001/12/01
  • メディア: 単行本



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