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人を動かす質問力 [ビジネス]

著者は現役の弁護士で、人との交渉、裁判での質問、議論などを通して、質問力を磨いてきたという。

質問は、相手に考えさせて答えをもらうもので、質問することで相手に考えてももうことが一番のよいところ
人は押しつけられるとやりたくなくなるが、自分で考えて思いついたことは納得してやってくれるもの。
議論で論破しても感情的に反発したままでは、相手との長期的よい関係はきずくことはできない。

質問にはオープンドクエスチョンとクローズドクエチョンがある。
オープンは自由に考えてもらう質問で「この本どうだった?」など
クローズは答えを限定する質問で「この本は好き?きらい?」など
完全に選択にしないで、部分的に選択する「この本は、なんの目的で読むの?」や「この本を読んで、仕事にどんなふうに役立てたい?」などとなる。
ある程度、答えを誘導したいときにも使える。
「この商品が評判がよいのを知っていますか?」(評判がよいのが前提になっている)

質問する方は主導権を握れる。ソクラテスもその方法で議論に勝っていた。
ただ、嵐のように質問を浴びせたり、自分が喋りたいために質問して相手の返事を聞いていないのは論外。質問して相手の話をよく聞こう。また好意をもつ相手からの質問には返答してくれるもの。まずは相手との類似項などを探したり、頻繁に会うなどして打ち解けよう。

質問は相手に考えさせるので、人を育てるとき、説得するときにも使える。どんな質問を、どんな風にしたらどんなことを考えてもらえるか?を考えよう。相手の自尊心を傷つけたり、否定したりするのはやめよう。

自分に質問することで、自分も変えることができる。コツはネガティブな質問にせず、ポジティブな質問にすること
ネガティブ「なんて運がわるいんだ。どうしてこんなことになったんだ?だれのせいだ?」
ポジティブ「この状況でよいことはなんだろう? この状況から抜け出すためにできることはなんだろう? 助けてもらえる人はいないだろうか?」
自分によい質問をすれば、人生も良い方向に変えていける。



人を動かす質問力 (角川oneテーマ21 C 171)

人を動かす質問力 (角川oneテーマ21 C 171)

  • 作者: 谷原 誠
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2009/07/10
  • メディア: 新書



タグ:質問力
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