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サブプライム後の新世界経済~10年先を読む「経済予測力」の磨き方~" [資産]

著者の分析は心理学や歴史学、哲学に基づいているそうで、経済学は経済の予測にはやくにたたないといっている。経済は生き物でこくこくと、数学や経済学では説明がつかないことが多い。むしろ歴史から学び、投資家の心理を創造し、哲学的な俯瞰する視点をもつことで、予測できるようになる。そうすることで、そのときどきでどんな情報や指数が重要か判断できるようになる。

いままでの世界の経済の成長はアメリカ人が借金しても消費をしてくれて、払ったお金をうけとった国がアメリカ国債を買うとうお金の流れのなかでおきてきた。消費をささえていたのは不動産バブルと資産バブルでそれらの値上がりを元にアメリカ人は過剰な消費を続けていた。
しかし、住宅価格が下がることでこのシナリオは崩れ、危機発生直後に住宅価格を買い支えなかったことで事態は世界的金融危機にひろがった。この景気後退局面は長いはず。回復の目安はアメリカの住宅価格の下げ止まりで、参考にすべき指数は中古住宅販売件数と、中古住宅在庫件数。そして雇用統計。
ただし、株だけはもっと早く底をうつ。

これからは世界的に低成長が続く。世界的にみてもアメリカの消費が回復するかが世界全体の経済の鍵をにぎっているから。それがドル本位制の宿命。世界はアメリカを買い支え、低成長のもとで幸せになる方法を模索すべき。



サブプライム後の新世界経済~10年先を読む「経済予測力」の磨き方~

サブプライム後の新世界経済~10年先を読む「経済予測力」の磨き方~

  • 作者: 中原 圭介
  • 出版社/メーカー: フォレスト出版
  • 発売日: 2009/03/05
  • メディア: 単行本



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