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ETF投資入門 上場投信・徹底活用ガイド [資産]

著者は銀行・証券会社でディーラーをしていた人で現在も投信会社に勤務しているらしい。

ETFは上場されている投資信託だと思えばいいらしい。
何かにベンチマークしていて、そのベンチマークに連動して上がったり下がったりする。投資信託と違うのは株のように売買可能だということ。当然売りからも入れる。手数料が投資信託に比べ小さいのも特徴

著書の時点(2008年2月)では日本のETFは18本だそうだが、世界でみると同じ時点ではアメリカ565本、欧州300本以上ある。
ベンチマークするものも、株、金や原油などの商品、債券、不動産などさまざまである。
売りから入れるから、金が下がると思えば金のETFを売ればよいことになる。
同じ株でも、先進国からエマージング市場まで、さまざまな市場に連動するETFがある。
また特定の業種の株価に連動するものもある。

ETFをはじめる上での注意は流動性
そのETFの規模が小さいと売買が成立しないことがある。株の様に板があるからそれをみてみれば、売り買いの乖離状態がわかる。なるべく資産規模の大きいものにしておくことが、売買で儲けようとおもったときのコツ

ETFの商品を売っている世界の資産運用会社の紹介がのっている。
最大の会社はイギリスのバークレイズ・グローバル・インベスターズ(BGI)

トレーディングでキャピタルゲインを狙うこともできるし、手数料の安い投資信託と考えて、ドルコスト平均法でコツコツ積み上げる戦略もある。著者はヒラメ戦略で下がったところを買うのと、ドルコスト平均法の併用だそうである。

豊富な種類のETFがあるので国際分散投資のポートフォリオを組むことも可能
ハイリスク・ハイリターンなら、エマージング諸国や商品を狙う
オルタナティブで分散投資をするなら、不動産や商品を組み入れる
分配金重視なら債権
ディフェンシング重視なら債権と商品

マクロ経済動向の見方
注目すべき指標
GDP、失業率、消費者物価指数、小売売上高
注目すべき商品
金、原油
各国の政策金利も押さえておくこと
また、成長する投資対象地域をみつけるために、著者がポイントにしているのは、人口、政治の安定性、天然資源、技術の蓄積(自動車が組み立てられる程度)

メンタル・コントロール
どんな投資でも感情のコントロールが大切。
投資家はちょっとあがると、永遠に価格は下がらないと思い込みやすい。思惑どおりにあがったら必ず利食う
また思惑と違って下がれば損きりが大切。数値を決めて理性的に対処しよう。
あるいは、長期保有に絞ってしまって、買いストレスから自分を解放してしまうのも有効
他が儲かりそうだからといろいろな投資商品に目移りしていると「もたざるリスク」を抱えてしまう。しっかりした投資スタンスをもってはじめよう。

投資家タイプ診断がのっていた。

ETFは倒産しない。







ETF投資入門 上場投信・徹底活用ガイド

ETF投資入門 上場投信・徹底活用ガイド

  • 作者: 太田 創
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2008/03/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



タグ:ETF
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