プチ哲学 [思考]
NHKピタゴラスイッチの佐藤雅彦さんの本
見開きのマンガとその解説1ページでなっているので、あっというまに読み終わります。
基本的には日常の出来事をよく観察して、ちょっと深く考えたりすると哲学になるよということで、
あとは具体的たとえ話のトピックです。でも、かわいらしいカエルやカップやポット、リスなんかで解説されると抵抗なくよめるから不思議。
トピックからおもしろかったものいくつか
時間厳守名?なネズミ「時間にまけない」
時計の前に2匹のネズミがいます。時計が3時をさすと、1匹のネズミのお腹が「グー」となります。
「なっ、正確だろう?」と自慢するネズミ
もうひとつマンガがあって、時計がじりじりなっているのにさっぱり起きないネズミ。しかししばらくすると「よく寝た」といいておきて、時計をとめにきます。
時計は世間一般の時間。一方ネズミ君がまもっているのは自分の時間。彼は自分の時間厳守なのです。
日常では、まわりからきめられた時間で生きていることが多いですが、人生は「自分の時間」で生きるものではないでしょうか。
魔法の杖「結果と過程」
魔法使いのところへカエルがやってきて「あこがれのケロ子ちゃんと一生を添い遂げたいんです」とお願いします
魔法使いは「よし、かなえてやろう」と杖をひとふりします。
すると、そこにはよぼよぼになった、カエルとケロ子ちゃんが。
カエルは「そうじゃなくて」とつぶやきます。
こんどはサルがやってきて
「バナナをお腹いっぱいたべたい」といいます。
魔法使いはこんども魔法の杖をふって願いをかなえてくれますが、そこにあらわれたのは、お腹の膨れたサル(たぶんバナナがはいっているんでしょう)サルも「そうじゃなくて」とつぶやきます。
つまり、ほしかったのは、ケロ子ちゃんと過ごす時間だったり、バナナを食べている状態だったりするわけで、過程だったわけですが、結果だけが手に入ってしまったわけです。この場合結果だけでは意味をなさないわけで、こういうことは日常によくあります。
見開きのマンガとその解説1ページでなっているので、あっというまに読み終わります。
基本的には日常の出来事をよく観察して、ちょっと深く考えたりすると哲学になるよということで、
あとは具体的たとえ話のトピックです。でも、かわいらしいカエルやカップやポット、リスなんかで解説されると抵抗なくよめるから不思議。
トピックからおもしろかったものいくつか
時間厳守名?なネズミ「時間にまけない」
時計の前に2匹のネズミがいます。時計が3時をさすと、1匹のネズミのお腹が「グー」となります。
「なっ、正確だろう?」と自慢するネズミ
もうひとつマンガがあって、時計がじりじりなっているのにさっぱり起きないネズミ。しかししばらくすると「よく寝た」といいておきて、時計をとめにきます。
時計は世間一般の時間。一方ネズミ君がまもっているのは自分の時間。彼は自分の時間厳守なのです。
日常では、まわりからきめられた時間で生きていることが多いですが、人生は「自分の時間」で生きるものではないでしょうか。
魔法の杖「結果と過程」
魔法使いのところへカエルがやってきて「あこがれのケロ子ちゃんと一生を添い遂げたいんです」とお願いします
魔法使いは「よし、かなえてやろう」と杖をひとふりします。
すると、そこにはよぼよぼになった、カエルとケロ子ちゃんが。
カエルは「そうじゃなくて」とつぶやきます。
こんどはサルがやってきて
「バナナをお腹いっぱいたべたい」といいます。
魔法使いはこんども魔法の杖をふって願いをかなえてくれますが、そこにあらわれたのは、お腹の膨れたサル(たぶんバナナがはいっているんでしょう)サルも「そうじゃなくて」とつぶやきます。
つまり、ほしかったのは、ケロ子ちゃんと過ごす時間だったり、バナナを食べている状態だったりするわけで、過程だったわけですが、結果だけが手に入ってしまったわけです。この場合結果だけでは意味をなさないわけで、こういうことは日常によくあります。
タグ:佐藤雅彦
2009-02-04 06:34
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