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「引き継ぎ」31の法則―お金を味方につける [資産]

著者はサラリーマン大家さんのはしりとして有名になった方、競売物件を収益不動産にするビジネスモデルで不労所得で家族が生きていくのに十分な収入をうみだすことに成功したひと

お金にすかれる、お金の性質を知る
お金というのは信用でなりたっている。世界中のお金をひとりでもっていたら、だれもそのお金をほしがらない。
みんながもっている、信用しているから価値がある
お金は人類の大発明、軽いし持ち運べるし、ずっととっておける。
ずっととっておけるので、借金もできるし、利子もつけれる。
利子(複利)というものは、麦を地面にまいて殺すともったたくさんの麦を生むように、お金を殺してお金を増やすこと。
お金を味方にするには、自己の欲望をコントロールすること。欲望は最初はかわいいものだが、やがて、あなたの未来の信用を食いつぶす。ギャンブルも同じ。お金は陽気な人、感謝の気持ちで生きている人がすきなので、一番のオススメは近所の清掃を2週間すること。これであなたの運はあがります。
戦国の武将が領地をふやすように、あなたの領地をふやしましょう。まずは収入の一部をためて種銭をつくります。さらに、自分自身の給与を上げるための努力をします。サラリーマンだって300万から3000万まで、収入の差があります。その差はどうして生まれているのか考えましょう。
種銭は価値のあるもの。利益を生むものに投資します。なにか高額の物がほしくなったら、資産評価スケールをつかって、そのものが将来も価値を生み出すか判断しましょう。
資産評価スケールは担保価値を横軸、純利利回りを横軸にとったものです。
これに書き込んでみると、新築住宅などはいかに損な買い物かわかるでしょう。
価値を生み出すものとして
収益力の高い順 ①ビジネス②知的財産③長期保有株④賃貸不動産⑤債券
リスクは上の順番が逆になります。生活を支える領地としてどれを選ぶのかよく考えましょう。
最終的にみざすのは投資家です。投資家の仕事は選択と判断。アルプスの少女ハイジにはペーターというヤギ飼いの少年がでてきますが、あの例でいくと、投資家はペーターにヤギをあずける村人です。
ペータに1度ヤギを売って、そのヤギの生み出す収入から配当をもらうのが、投資商品やファンド。
著者はおすすめしていない。なぜならペーターがヤギをもって逃げてしまえばそれまでだからだ。

著者は広島県呉市出身で小学生のころは喘息で弱くてけんかにまけてばかりいたので、強くなるため努力しているうちに立派な?不良少年になったらしい、高校3年のとき不良仲間の友人が事故で死んだのをきっかけに人生を変えようと受験を決意、3ヶ月の勉強で国立大学に合格。大学時代もいろいろな職業を経験し、中堅商社に就職、英語につまずいて、自身の強みである交渉術、行動力をうしない、うつ病になるも、3度の自殺未遂のすえ、復活。英語を使わない部署で、特許をもとにビジネスを起こす事業を立ち上げ成功。著者人はアイデアとは観察力であるといっている。
競売物件を収益不動産にするのも、もともとは会社の事業として考えたものだが、上司がうけいれなかったので自己資本ではじめた。その後会社が倒産。大家さんとしての領地を増やしながら、仕事をつづけ、現在は著作と大家さんをおこなっている。

3人のお子さんがいるらしく、この子たちへの個性的な金銭教育がのっていた。
タバコの吸殻をひろうと、1本1円とか。
ハワイにいったとき、折り紙をくばらせて、地元のひとたちと仲良くなったこととか。



「引き継ぎ」31の法則―お金を味方につける

「引き継ぎ」31の法則―お金を味方につける

  • 作者: 藤山 勇司
  • 出版社/メーカー: ビジネス社
  • 発売日: 2008/06
  • メディア: 単行本



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