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コーポレート・ファイナンス入門 [ビジネス]

企業活動における3つの要素は、人、モノ、金
人に払うコストは人件費
モノに払うコストは原材料費
お金に払うコストは?お金を調達するコスト=資本コスト
企業活動における資金の流れを考えるのが、コーポレートファイナンス。
具体的には、あるビジネスが、資本コストをまかなえるかを求める方法を一般化したもの

資本コストとは投資家からみれば期待収益である。投資家の期待収益を稼げるビジネスは資金調達ができる。
リスクとリターンの計算方法がのっていた。証券市場のリターンが基準となって、係数が計算されているらしい。

現在価値とは、将来のキャッシュフローを現在の価値に評価したもの。
リスクがない場合のキャッシュフローの現在価値はキャッシュフローを(1+金利)で割ったもの。リスクがある場合は期待キャッシュフローと期待収益率をつかって求める。期待収益率=資本コストなので、リスクがあるキャッシュフローの現在価値は 期待キャッシュフローを(1+資本コスト)で割ったものである。

上記をつかって、NPVを求める
NPV(Net Present Value)現在正味価値=キャッシュフローの現在価値-資本コスト
これが+なら投資が価値を生み出すことになるので、ビジネスを実施する価値があると判断する

リアル・オプション・・・NPVがひとつだけの答えを出すのに対して、プロジェクトの選択肢をいくつか用意しておいて、選択肢ごとに結果を計算すること。こうすることで計画の柔軟性を確保できる

要するに数字にすることで、リスクがあるビジネスの評価方法をつくっているということかな?
公式をたてることで、資本コストをあげれば利益が減るといるような、どの要素に注目すればよいかわかるとか?
この方法で、投資行動を判断したり、プロジェクトを評価するとか、資金調達方法を検討するとか書いてあった。


コーポレート・ファイナンス入門 (日経文庫)

コーポレート・ファイナンス入門 (日経文庫)

  • 作者: 砂川 伸幸
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 2004/09
  • メディア: 新書



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