SSブログ
[PR]本のベストセラー

世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく [子育て]

著者はマッキンゼー出身。マッキンゼーで身に着けた問題解決のノウハウをわかりやすく、子どもに伝えるために書いた本

問題解決能力がある子ども(人)とは
・常に具体的目標をもっている「いつまでに○○するぞ」
・姿勢が前向き「クヨクヨしたってしかたないさ、うまくいく方法を考えよう」
・問題の本質を考える「なにがいけなかったのだろう」
・具体的な解決策をかんがえて、すぐに行動にうつす「これが、いけなかったのかな?こんどはこうしてみよう」
・進み具合をチェックして、毎回なにかを学んでいく「うまくいったかな?」「いまいちだったかな?」「どうやったらもっとうまくいくだろう?」

問題解決へのツール
「分解の木」・・・原因を分析したり、アイディアを広げたりするのに便利、問題をひとつひとつ分析することで、最終的には意外なアイディアをおもいついたりする。

     クラス
   ↓     ↓
  男の子  女の子
   
実際の問題を解決する例

その1 問題の原因を見極め、打ち手を考える方法・・・具体例体育館の定期コンサートにお客さんを呼ぶ
①原因を見極める
・原因とおもわれるものを洗い出す・
なぜコンサートの観客が増えないか分解の木で分けて考える。コンサートをしらない、しっているけどこない、1度いったがいかないなど

・原因の仮説をたてる
コンサートがあることを知っている人はどれくらいいるかと思われるか(その根拠も)など

・どんな分析をするかを考え、情報をあつめる
ツール・・・はい、いいえの木(考える道筋を明確にする) 課題分析シート(何を調べる必要があるかを明確に)
実際にどのくらいの人がコンサートのことをしっていたかなどを簡単なアンケートでしらべる

・分析する
あつめた情報から、現状を分析する

②打ち手を考える
・打ち手のアイディアを幅広く洗い出す
分類の木、一見無理とおもわれることも書いてみるのがポイント、書き出してから実行可能なものをえらびだす

・最適な打ち手を選択する
出した打ち手をマトリックス(実行しやすや、効果)で分析する。実行しやすく、効果の高いものから優先的に実行する

・実行プランを作成する
具体的に、だれがいつまでに何をするかスケジュールに落とし込む

その2 目標を設定し、達成する方法を決める・・・具体例半年で60000円ためてパソコンを買う

目標を小さな目標にわけて考えるのがポイント

①目標を設定する・・・中古パソコン60000円を12月までに、自分のちからで購入

②目標と現状のギャップを明確にする・・・現在のお金と、半年後までにお小遣い、お手伝いでためられる予定のお金をだして、いくらたりないか調べる

③仮説を立てる
ア)選択肢を幅広く洗い出す・・・分解の木で、収入を増やす、節約するなどと分析して、なるべくたくさんの方法を考える
イ)選択肢を絞り込んで仮説をたてる・・・選択肢から効果が期待できないもの、時間がかかりすぎるもの、実行できそうもないもの、自分らしくないものを消していき、選択肢を絞り込む
そうして仮説の木をつくる

           半年以内に6万円ためてパソコンを買う
       ↑              ↑          ↑
CDとゲームを買うのを控える  古本を売る   より値段の高いお手伝いにかえる

④仮説が正しいかチェックする
ア)課題分析シートで、あつめるべき情報をチェックする、情報収集を実行する
イ)データを分析してチェックする
・出費はどれだけへらせるか。できるできないと、やめた場合の効果をマトリクスであらわしてチェック
・いらないものをうったらいくらになるか・・・家を調べた結果と、リサイクル店の聞き込み
・お手伝い賃はあげられるか・・・友達のお手伝いをチェック

分析の結果、実行すべきことがきまったら、実行あるのみ!
実行してうまくいかなかったら、また問題解決をしてみよう

意思決定のためのツール
「良い点」「悪い点」リスト
「評価軸×評価」リスト


世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく

世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく

  • 作者: 渡辺 健介
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2007/06/29
  • メディア: 単行本



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

[PR]Kindle ストア ベストセラー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。